奈良の松伯美術館では、開館30周年記念特別展「文化勲章 三代の系譜 上村松園・松篁・淳之展」を、2024年5月18日(土)から7月15日(月・祝)まで開催する。
特別展「文化勲章 三代の系譜 上村松園・松篁・淳之展」は、日本画の分野で3代にわたって文化勲章を受賞した日本画家、上村松園(うえむら しょうえん)、上村松篁(うえむら しょうこう)、上村淳之(うえむら あつし)の作品を紹介する展覧会だ。
松園は、格調高い美人画を数多く手がけたことで知られる。また、松園の息子である松篁は、花鳥画で新たな日本画表現を切り拓いている。さらに、松篁の長男・淳之は、花鳥画を通して、余白を重視する空間表現を追求した。
本展では、松園、松篁、淳之の3人による日本画の名品約60点を紹介。松伯美術館では初公開となる《月蝕の宵》をはじめ、《静》や《青眉》といった松園作品に加えて、松篁の《杜若》や淳之の《月の水辺》などを目にすることができる。
松伯美術館開館30周年記念特別展「文化勲章 三代の系譜 上村松園・松篁・淳之展」
会期:2024年5月18日(土)〜7月15日(月・祝)
会場:松伯美術館
住所:奈良県奈良市登美ヶ丘2-1-4
開館時間:10:00〜17:00(入館は16:00まで)
休館日:月曜日(7月15日(月・祝)は開館)
入館料:大人 1,400円、小・中学生 700円
※(注記)20名以上は入館料1割引
※(注記)障がい者手帳の提示者本人および同伴者1名までは入館料2割引
【問い合わせ先】
松伯美術館
TEL:0742-41-6666
