企画展「夢二の旅路 画家の夢・旅人のまなざし」が、東京の竹久夢二美術館にて、2024年1月5日(金)から3月31日(日)まで開催される。
センチメンタルな画風の「夢二式美人画」を描くなど、大正ロマンの代表的な画家、詩人として知られる竹久夢二(たけひさ ゆめじ)。夢二は、旅多き生涯を送っており、東北から九州にいたる各地を訪れるばかりでなく、晩年には2年4か月にわたって欧米を回っている。
旅を重ねるなかで夢二は、旅人の新鮮な視点から日常を見つめ、そうして得られた驚きや発見を自身の作品に反映している。また、晩年の外遊実現までに手がけられた異国情緒あふれる作品には、夢二の想像力が豊かに映しだされているといえる。
企画展「夢二の旅路 画家の夢・旅人のまなざし」では、旅に着目しつつ、夢二の作品約200点を、その生き方と制作の背景を交えつつ紹介。大衆への旅行文化の浸透が感じられる《初旅》、《榛名早春》や《水竹居》など、夢二が国内20か所、国外6か国を訪れて描いた作品を、写真資料や夢二の言葉とともに紹介するほか、夢二が旅先から送った書簡に光をあてるコーナーも展開する。
企画展「夢二の旅路 画家の夢・旅人のまなざし」
会期:2024年1月5日(金)〜3月31日(日)
会場:竹久夢二美術館
住所:東京都文京区弥生2-4-2
休館日:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(1月8日(月・祝)、2月12日(月・祝)は開館)、1月9日(火)、2月13日(火)
入館料:一般 1,000円、高校・大学生 900円、小・中学生 500円
※(注記)弥生美術館と2館あわせて観覧可
【問い合わせ先】
竹久夢二美術館
TEL:03-5689-0462