企画展「美術家たちの沿線物語 小田急線篇」が、東京の世田谷美術館にて、2024年2月17日(土)から4月7日(日)まで開催される。
世田谷美術館では2020年度より、世田谷を走る私鉄と沿線ゆかりの美術家に着目して、世田谷の美術を紹介する「美術家たちの沿線物語」シリーズを企画してきた。小田急小田原線に光をあてる企画展「美術家たちの沿線物語 小田急線篇」は、同時期に開催される「京王線・井の頭線篇」とともに、シリーズ完結編となる展覧会だ。
小田急小田原線は、昭和2年(1927年)、新宿─小田急間で開通。世田谷の中央部を東西に横切るその沿線は、演劇の街である下北沢や、小田急線開業に先立って開発された成城など、表情豊かな街を擁している。また、数多くの美術家がこの地域に住み、独特の文化を育んできた。
本展では、画家の髙山辰雄や横尾忠則、写真家の荒木経惟、陶芸家の富本憲吉などによる作品を紹介。また、経堂─豪徳寺界隈の「白と黒の会」や、成城界隈の「砧人会」など、分野を超えた美術家の集いにも光をあてる。
企画展「美術家たちの沿線物語 小田急線篇」
会期:2024年2月17日(土)〜4月7日(日)
会場:世田谷美術館 1階展示室
住所:東京都世田谷区砧公園1-2
開館時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)
休館日:月曜日(2月12日(月・振)は開館)、2月13日(火)
観覧料:一般 500円(400円)、65歳以上 400円(300円)、高校・大学生 400円(300円)、小・中学生 300円(200円)
※(注記)障害者は300円(200円)。ただし、小学・中学・高校・大学・専門学校生の障害者は無料。介助者(当該障害者1名につき1名)は無料(予約不要)
※(注記)( )内は20名以上の団体料金(事前に電話にて問い合わせのこと)
※(注記)未就学児は無料(予約不要)
■しかく同時期開催
・コレクション展「ミュージアム コレクションIII 美術家たちの沿線物語 京王線・井の頭線篇」
会期:2023年12月2日(土)〜2024年4月7日(日)
【問い合わせ先】
TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)