開発・導入支援ツールのご紹介
スキャナーユーティリティーソフト「Document Capture Pro」では、スキャン・保存・転送の一連の動作設定をジョブとして登録することができます。
ユーザーアプリケーションからDocument Capture Proに対してコマンドラインを指定することで、作成したジョブ設定に従ってUIを表示させずにスキャンすることが可能です。
インストールするとWindowsのメニューに[Epson Scan 2ner Development Tools] [Documents]フォルダーを作成します。フォルダー内のDCP_CommandLineSpecification_JPN.pdfを参照ください。
実際にインストールするフォルダーは以下です。
%Program Files%\EPSON\Scanner Development Tools\Document Capture Pro Command Line Guide
Document Capture Pro対応機種に準じます。
ツール・資料のご提供は、法人のお客様に限定させていただいております。
使用許諾契約書をお読みいただき、使用許諾書に同意いただく必要があります。
Document Capture Proのジョブの転送で[アプリケーション]が選択できます。スキャン動作終了後に独自開発したアプリケーションに動作を渡すことで、保存したファイルが持っている情報をアプリケーションに取込んで利用(ファイルの検索、分類など)することができます。
本ページではVBScriptを使ったサンプルコードと設定方法の資料を提供します。
3つのバーコードを読み取った文字からファイル名を作成してFTPサーバーに転送する。
ZIPファイル内には以下のファイルが保存されています。
| ファイル名 | 説明 |
|---|---|
| readme.pdf | サンプルコードの説明とDocument Capture Proの設定方法を説明 |
| sample.vbs | Document Capture Proから読み出されるVBScriptのファイル |
| P1.pdf P2.pdf P3.pdf |
スキャン用紙サンプルファイル |
DCP_Transfer_VBS_sample_20221201.zip
初版
ツール・資料のご提供は、法人のお客様に限定させていただいております。
本コンテンツでご紹介しましたサンプルファイルなどは、zip ファイルでご提供いたします。
なお、サンプルファイルなどはDocument Capture Proに機能を追加するためのものですので、Document Capture Proのソフトウェア使用許諾契約書に同意いただいたうえで、当該契約書の条件に基づき、お客様の責任のもとご利用いただく必要があります。
Document Capture Pro Ver.3.1はバーコード、OCRの読み取り範囲をそれぞれ最大10か所指定し、認識結果をcsvファイルなどに保存することができます。Document Capture Proでは、このファイルをインデックスと呼称しています。インデックスを使うことで保存したファイルが持っている情報をアプリケーション取込んで利用(ファイルの検索、分類など)することができます。
多くのアプリケーションはホットフォルダーという仕組みを使ってデータの受け渡しを行います。
Document Capture Proからアプリケーションにファイルを引き渡すために使うフォルダーです。ホットフォルダーにスキャンした画像ファイルとインデックスを保存します。アプリケーションはホットフォルダーを定期的に監視して処理します。アプリケーションはホットフォルダーのファイルだけを監視すればよいため、SDKをつかった開発に比較すると容易にアプリケーションを開発することができます。
下図はホットフォルダーを使ったアプリケーション連携の例です。
見積書、発注書、納品書の3つ帳票を処理するためにDocument Capture Proのジョブが3つあり、各ジョブはホットフォルダーにスキャン画像ファイル(PDF)、インデックスファイル(csv)を保存するように設定にします。アプリケーションはインデックスファイルの情報をデータベースに格納し、インデックスファイルの情報をもとに画像ファイルを業務アプリケーションが管理しているフォルダーに転送します。
インデックスファイルの情報を格納するデータベースはアプリケーション側で準備ください。
Document Capture Proでインデックスを使うための設定は新規ウインドウで開きますPDFマニュアルの「ユーザーインデックスを作成する(対応機種のみ)」のセクションを参照してださい。
お客様が運営するクラウドサービス、FTPサーバーなどにスキャンした画像を送付するためのアイコンをDocument Capture Pro上に追加することができます。他のアプリケーションを起動することなく画像が転送できますのでユーザーの利便性を向上することができます。本仕様書は、Document Capture Proとお客様のサービスを接続するコネクターの開発方法を解説しています。
以下は本APIを使って開発した事例です。
Document Capture Pro OneNote Connector
Document Capture Proからマイクロソフト社のクラウドサービス「OneNoteサービス」にもスキャンデータが転送可能となり、「OneNoteサービス」に保存したスキャンデータはさまざまなデバイスの「Microsoft OneNote」でシームレスに同期することができます。
(注)対象のDocument Capture Proバージョン
インストールが終了するとWindowsのメニューに[Epson Scanner Development Tools]フォルダーを作成し、[Connecter SDK]フォルダーが[Epson Scanner Development Tools]フォルダーの中に作成されます。
インストールされるフォルダーは以下です。
%Program Files%\epson\Scanner Development Tools\Document Capture Pro Connector SDK\ConnectorSDK_JPN
Document Capture Pro対応機種に準じます。
ツール・資料のご提供は、法人のお客様に限定させていただいております。
本コンテンツでご紹介しました仕様書などは、Windowsのインストーラー形式(msi)にてご提供いたします。zipファイル内にあるmsiの拡張子のファイルを起動しセットアップすることで、Windowsのスタートアップにフォルダーを作成し、その中にファイルを展開する形でご提供します。なお、ご利用の際には、セットアップウィザード内に掲示されます使用許諾契約書をお読みいただき、使用許諾書に同意いただく必要があります。
法人のお客様や開発ベンダー様がご利用・開発されているシステムやアプリケーションにおいて、エプソン製品との連携や組み込みに関するお問い合わせ、ご相談をお受けいたします。
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