ごあいさつ
[画像:会長:藤洋作の写真]

現在、エネルギーを巡る国際情勢については、2022年のロシアによるウクライナ侵攻以降の需給不安定化の中で、「エネルギー安全保障」が益々重要な課題となる一方、各地で発生する異常気象により地球温暖化への懸念が一層高まっていることから、2050年の「カーボンニュートラル」実現に向けた対応が「待ったなし」となっています。

また、電力をはじめとするエネルギー需要は、DX・AIなどの急速な進展により、今後とも増加すると見込まれています。

これらを踏まえ、輸入化石燃料に大きく依存している我が国においては、エネルギー安全保障、経済安全保障の観点からも、産業構造・社会構造を非化石エネルギー中心の自立的な構造に転換することが求められています。

そのため、政府の「グリーントランスフォーメーション(GX)」の考え方に沿って、再エネ・原子力発電など非化石エネルギーを最大限活用していくと同時に、需要面においては、省エネを「第一の燃料」と位置付け、「徹底した省エネ」、「非化石エネルギーへの転換」、「電力需要の最適化(DR)」などを進めていく必要があります。

半世紀近くに亘り内外の省エネ推進に携わってきた当センターといたしましては、以上のニーズを「省エネを中心とするエネルギー利用の最適化」と広くとらえ、「政策への協力」、「情報発信」、「人材育成」、「企業・地域の活動支援」、「国際協力」などを通じて、より複合的・包括的な視点から省エネを進化させる取り組みにチャレンジしてまいります。

つきましては、引き続き皆さまのご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

一般財団法人省エネルギーセンター
会長 海 輪 誠

沿革

くろまる近畿熱管理協会設置(1947年)
くろまる中央熱管理協議会設立(1948年)
くろまる社団法人日本熱エネルギー技術協会設立(1972年)
くろまる省エネルギー優秀事例全国発表会を開始(1975年)
くろまる「省エネルギー展」を開始(1977年)1990年から「ENEX展」
くろまる財団法人省エネルギーセンター設立(1978年)
くろまる「省エネ大賞」を開始(1998年)
くろまる世界省エネルギー等ビジネス協議会への支援を開始(2008年)
くろまる一般財団法人省エネルギーセンターに移行(2012年)
くろまる本部 東京都港区へ移転(2014年)

事業概要

1 所在地 東京都港区芝浦二丁目11番5号(本部)及び地方8支部
2 設立 1978年(昭和53年)10月16日
3 基本財産等 基本財産:475百万円
運営資金:1,789百万円
4 事業規模 2,102百万円(2023年度)
5 常勤役職員数 76名(2024年9月現在)
6 賛助会員 約2,000事業所
[画像:省エネのシンボルです。SMART CLOVER]

省エネルギーセンターでは、2005年より、幸福を呼ぶといわれる四つ葉のクローバーを、省エネを心がける人のシンボルマーク「スマートクローバー」として広めています。


[画像:本部 ISO14001のロゴ]

本部 ISO14001 取得

[画像:えるぼし認定企業のロゴ]

えるぼし認定企業




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