政府間合意に基づき、アジア地域を中心とした新興国、資源国等を対象に、専門家の派遣と研修生(政府関係者、技術者等)の受け入れを通じて、当該国における省エネ関連政策・制度の整備、関連技術の普及等をカーボンニュートラルに向け支援しています。
【2023年度までの実績】
【主な成果事例】
これら活動の結果、次の事例のような成果があがっています。
○しろまる省エネに関する法令整備
−エネルギー多消費事業所に係る基準
−エネルギー使用状況の把握方法
−事業所に求められるエネルギー管理体制
−エネルギー管理・省エネ対策の実施方針
−エネルギー消費機器の性能基準の設定
○しろまる省エネに関する制度の整備
○しろまるエネルギー管理指導者の育成
○しろまるエネルギー管理研修施設の設立支援
省エネ・再エネ利用等に係る我が国の機器・技術や優秀事例を、海外に向けてWEBサイト等で発信しています。
AEEC WEBサイト:https://www.asiaeec-col.eccj.or.jp
世界省エネルギー等ビジネス推進協議会(JASE-W)への支援
我が国の優れた省エネ・再エネ技術等をビジネスベースで国際的に普及するため官民一体で設立された「JASE-W」※(注記)の運営を支援し、以下のような活動を実施しています。 ※(注記)会員数42社(2024年7月時点)
JASE-W WEBサイト:https://www.jase-w.org
【主な成果事例】
○しろまるビジネス交流による支援
−アジア、中東等において国際展示会に参加し、ビジネスセミナーを開催
−メキシコ食品工場へ我が国企業の排熱利用吸着式冷凍機を導入
−インドネシアにおいて空調機コンプレッサの制御に我が国企業の小型機器を適用
−ZEBのISOにおける国際規格化を実現し、その普及を通じ、我が国の関連技術・製品のビジネス展開を支援
海外進出企業等の省エネ支援
個別の企業ニーズに合わせ、各国の制度や技術レベルに関する情報提供、進出先工場における人材育成等の支援を行います。
ISO50001はエネルギー管理分野の国際規格(2011年6月発行) であり、世界標準となっています。当センターは審査員評価登録機関(CEMSAR:セムサール)として、次の活動を行っています。
CEMSAR WEB サイト:https://www.eccj.or.jp/cemsar