自分の地域は大丈夫だろうという変な思い込みがありました。
家に帰って171の伝言ダイヤルを教えます。
意外と消防署や交番が少ないので驚きました。
これからは、防災笛やライトを持参しようと思います。
パートしている職場でも、今回のように地図に書き入れながら考えてみたいです。
実践に移せない人が多くいると思うので地域での具体化が必要ですね。
過去の開催レポート!
『ぼうさいカフェinせんだい』がいよいよオープンします。
今回のカフェは、内閣府と日本生活協同組合連合会(生協連)との共催で開催しました。参加される方は、仙台市に住む主婦の方々です。
受付では準備万端で、みなさんの到着をまちます。
京都に引き続き、この仙台でも進行をしてくださる水島重光さんです。
水島さんは、阪神・淡路大震災の時に兵庫県西宮市内の生協で副店長をされていました。
水島さんの実体験を交えたお話しに、参加者の方々が聞き入ります。
グループで協力して、自分の家、周辺の避難所、病院、薬局、スーパー、公衆電話などをマークします。
シールやマーカーを使い書き込みをするので、地図がどんどんカラフルになっていきます。
「緊急時には、動物病院や歯医者さんでも止血してもらえるわ、ここもマークしときましょ!」
さあ、こんどはラジオのニュースを聞いて、どう行動するかを決めます。
水島さんがラジオのアナウンサー役になってニュースを読み上げます。
"地震の後に、○しろまる○しろまる通りで大きな火災があり、通行止めとなっています"
「まあ、それならここからは避難所に行けないわ!」
予想外の出来事があった場合、安全に行動するには? と実体験さながらに考えます。
やっと無事に避難所にたどり着きました!
避難所に届いた食料をつかって、みんなの食事をつくります。
お米、そうめん、にんじん、みそ、きゅうり、うなぎ、トマト等の限られた食料をムダなく、誰でも食べられるようにしなくてはいけません。
「野菜の皮はむかないで使いましょう!」
「食中毒がこわいから、煮込みが良いわ」
といったように、みんなからどんどんアイデアがでてきます。
それぞれのグループが、どんなレシピを作ったのか発表します。
「赤ちゃんや高齢者の方でも食べられる流動食を考えました。
「ゆで汁も捨てないで、利用する事を考えました」
なるほど!と思うアイデアが次々と発表されます。
コーヒー・ジュースなどを飲んでほっと一息。
びっしりと書き込まれた地図を前に、今日のぼうさいカフェを、振り返ります。
今日からはじめたい事、明日からも続けたいことなど、感じた事を書いて頂きました。
普段なにげなくすごしている私達の街。知っているようで知らないことがたくさんあったことに気がつきました。
今日のように、地域についてみんなで話し合う機会がもっとあると良いな、と皆さん感じていたようですね。
ぜひ、ご近所の方同士で、ぼうさいカフェを開いてみてください。
河北新報
「ぼうさいカフェ in せんだい」の様子が朝刊に掲載されました!(11月7日)