2004年12月のインド洋津波災害、2011年3月の東日本大震災をはじめ、世界で大災害が頻発しており、世界の持続可能な開発を進める上で、災害被害の軽減は国際社会の重要な課題です。
2015年3月には、仙台市で第3回国連防災世界会議が開催され、同会議で採択された、世界各国の防災の取組指針である「仙台防災枠組2015-2030」を推進していくことが、国際社会にとって、そして防災分野で世界をリードしてきた我が国にとっての責務であります。
我が国としては、世界の災害被害の軽減がはかられるよう、関係省庁や民間企業と連携しつつ、国連など国際機関を通じた多国間協力、アジア・太平洋地域における防災協力、二国間等の防災協力を通じて、国際防災協力を積極的に推進しています。
防災技術の海外展開に向けた官民連絡会(JIPAD)
JIPADは、「インフラシステム輸出戦略」等を踏まえ、官民一体となった我が国の防災技術の海外展開を促進し、世界各国の防災能力向上を主導するため、令和元年8月23日(金)に設立されました。
防災技術の海外展開に関心のある企業・団体が構成会員です。令和5年3月現在、製造、建設・エンジニアリング、調査・設計、商社、通信、保険等の分野から200を超える企業等が会員となっております。
内閣府(防災担当)が事務局を勤め、内閣官房、内閣府(科学技術・イノベーション担当)、総務省、消防庁、外務省、経産省、国交省、気象庁、環境省、防衛省、JICA、JETRO、(一社)日本防災プラットフォーム(JBP)、アジア防災センターが運営協力省庁・団体となっております。
世界の自然災害と我が国の国際防災協力の状況
- 世界の主な自然災害
- 国際協力に関する事業一覧
防災協力に活用できる資料集
- 防災白書
- 令和5年版防災白書 (本文 (PDF形式))(本文 (HTML形式))
- White Paper on Disaster Management in Japan ( 本文 (PDF形式:31.0MB)別ウインドウで開きます)
- 防災カタログ(日本の防災技術・ノウハウ等の一覧)
国連など国際機関を通じた多国間協力
- 国連防災世界会議
- 第3回国連防災世界会議(2015年、仙台市開催)
- 第2回国連防災世界会議(2005年、兵庫県開催)
- UNDRR(国連防災機関)との連携
- IRP(国際復興支援プラットフォーム)への支援
アジア・太平洋地域における防災協力
- アジア防災センターを通じての協力
- アジア防災閣僚級会議
- APECにおける防災協力
二国間等の防災協力
- FEMAとの防災協力
- インドとの防災協力
- 日中韓防災協力