アジア・太平洋地域における防災協力

アジア防災センターを通じての協力

アジア防災センターは、我が国の災害教訓をアジア地域と共有するため、アジア各国の合意により、平成10年(1998年)7月に、兵庫県神戸市に設立されました。同センターは、現在、アジアを中心とする31か国のメンバー国と5か国のアドバイザー国とのネットワークを有するとともに、国連ISDRをはじめとする様々な国連機関、国際機関等と積極的に連携して活動しています。
  • アジア防災会議(主催:内閣府、アジア防災センター、ホスト国)
    (開催実績)
    第18回アジア防災会議(令和5年3月、日本(仙台))概要
    第17回アジア防災会議(令和3年12月、オンライン)概要
    第16回アジア防災会議(令和2年10月、オンライン)概要
    第15回アジア防災会議(令和元年11月、トルコ(アンカラ))概要
    第14回アジア防災会議(平成30年10月、日本(兵庫・淡路))概要
    第13回アジア防災会議(平成29年10月、アゼルバイジャン(バクー))概要
    第12回アジア防災会議(平成28年2月、タイ(プーケット)概要
    第11回アジア防災会議(平成27年3月、日本(宮城・仙台))概要
    第10回アジア防災会議(平成26年3月、日本(東京))概要

アジア太平洋防災閣僚級会議

アジア太平洋地域における「兵庫行動枠組2005-2015」の推進を図るため、2005年より各国が持ち回りで開催しています(第8回まではアジア防災閣僚級会議として開催)。今後も新たな防災枠組である「仙台防災枠組2015-2030」の推進を図るため開催予定であり、直近では2022年9月にオーストラリア(ブリスベン)にて第9回アジア太平洋防災閣僚級会議が開催されました。

APECにおける防災協力

APECはアジア太平洋地域の21の国と地域が参加する経済協力の枠組ですが、近年、防災分野が重要な分野の一つに位置づけられており、防災に関し、以下の会合が開催されています。
  • APEC防災担当高級実務者会合(SDMOF: Senior Disaster Management Officials Forum)
    目的:APEC域内での災害事例や防災対策に関する情報共有・意見交換
    (開催実績)
    第15回APEC防災担当高級実務者会合(令和4年8月、タイ)
    第14回APEC防災担当高級実務者会合(令和3年5月、オンライン)
    第13回APEC防災担当高級実務者会合(令和元年8月、チリ)
    第12回APEC防災担当高級実務者会合(平成30年9月、パプアニューギニア)
    第11回APEC防災担当高級実務者会合(平成29年9月、ベトナム)
    第10回APEC防災担当高級実務者会合(平成28年10月、ペルー)
    第9回APEC防災担当高級実務者会合(平成27年9月、フィリピン)
    成果文書:APEC DRR Framework(APEC災害リスク削減に関するフレームワーク)
    第8回APEC防災担当高級実務者会合(平成26年8月、中国)
  • 緊急事態準備作業部会(EPWG)
    目的:APEC域内の防災能力の向上と域内連携の推進
    開催:年1〜2回程度

所在地 〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1 電話番号 03-5253-2111(大代表)
内閣府政策統括官(防災担当)

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