スコットランド発祥で、イギリスにわたり、アメリカなどにもその人気が派生したという重めのパン、スコーン。
小腹が空いたときに軽くいただくのも良いですし、おかずと合わせていただくのにも向いています。
イギリス、アメリカのスコーンはチョコチップ、ナッツ、レーズンなどを加えて焼かれることも多いようですが、コンビニ各社で販売されているものは、いずれも(今のところ)チョコチップが加えられています。
しかし、その造形・大きさはコンビニ各社ごとにまるで異なり、各商品の個性、味などが気になります。
そこで、ここではセブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンのスコーンを、それぞれ食べ比べてレビューします。
各社ごとに、どんな個性が隠されているか迫りたいと思います。
【セブン-イレブン】「7Pしっとりチョコスコーン4個入り」148円(税別)
コストパフォーマンスの良さと大きめのチョコチップと生地との融合が素晴らしい!
まずはセブン-イレブンの、「7Pしっとりチョコスコーン4個入り」から食べていきます。
税別148円にして4個入りということは、1個あたりザックリ37円ほど。
小ぶりではありますが、このコストパフォーマンスの良さに、まず心を奪われます。
いただく前にまずはスペックを見ていきましょう。
<1包装あたり>
エネルギー:137kacl
たんぱく質:2.0g
脂質:7.3g
炭水化物:16.1g
糖質:15.5g
食物繊維:0.6g
食塩相当量:0.24g
1包装で137kcalなので、1個あたり34kcalという計算になります。
まさに小腹が空いたときには、罪悪感なくいただける商品のように思いました。
さっそくいただきましたが、一口噛んだ印象は見た目よりも生地が甘くなく、その代わり大きめのチョコチップと一緒にいただくことで、程よい甘さを感じることができます。
生地全体の、程よい弾力と質感も素晴らしく、食感も楽しい商品のように思いました。
また、4個全部食べられなくても保存しておけるよう、「袋止めシール」が付録されている点も気が利いており、嬉しく思いました。
製造しているのはフジパン。パン、粉モノ、スイーツなどに定評がある、同社によるスコーン。
同社ならではの、美味しさが詰まった一品のように思いました。