Wikipedia:秀逸な記事の選考/フリッツ・ハーバー 20121223
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賛成/条件付賛成/保留/反対 4/0/0/0 この項目は選考基準の賛成のみ3票以上を満たしています。2013年4月28日 (日) 16:49 (UTC)(2013年4月29日 (月) 01:49 (JST))までに異論がなければ、この項目は秀逸な記事となります。
(ノート) 《推薦理由》Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/フリッツ・ハーバー 20121006にて良質な記事へ選出されました。当該選考における指摘事項は修正されており、秀逸な記事の選考へ提出しても問題ないものと判断しましたので推薦いたします。 ayasesaya(会話) 2012年12月23日 (日) 06:46 (UTC) [返信 ]
- (コメント)ひと通り読んでみました。幾つか修正が必要です。
- 概要節中「ユダヤ人から改宗したプロテスタントである」とありますが、ユダヤ人が宗教であるとは寡聞にして知りませんでした。求職節中に「ユダヤ教徒からキリスト教徒へと改宗した」とありますので、概要節または求職節のどちらかを修正しなければなりません。
- 求職節中「ヴィルヘルム・オストヴァルトのもとでの研究を望んだ。(中略)職に就くことができなかった。」とありますが、研究を望むことと職に就くことのつながりが見えません。当時の状況も知識として持っていないからかもしれませんが、補足の説明が必要と考えます。
- 求職節中、第2段落後半において接続語の「そのため」が連続しています。個人的な考えなので対応することは求めませんが、同じ接続語を連続して使用することは控えたほうがより綺麗な日本語になると考えます。もし修正するならば、ワタシならば2つ目の「そのため」を「その後」に変更します。
- カールスルーエ大学時代節中、第2段落最終文で「長男を出産した」とありますが、出産したのは「クララ」なので「長男を授かった」等適切な文言に変更するべきです。
- 同じくカールスルーエ大学時代節中、第3段落最終分の助詞が変です。
- 資金の調達節中、最終段落の第1文のみが体言止めとなっており、変に目を引きます。「〜滞在した。」と変更してはどうでしょうか。
以上指摘します。--Kodai99(会話) 2013年1月11日 (金) 16:00 (UTC) [返信 ]
- コメントありがとうございます。ご指摘の点(1-6)を修正してみました。その他修正点として呼称がまばらだったので、全体的にフリッツに統一しています。--ayasesaya(会話) 2013年1月12日 (土) 01:57 (UTC) [返信 ]
(削除) 条件付賛成 (削除ここまで) 賛成 「秀逸な記事の目安」はいずれも満たしていると思います。
- 構成について。「影響」節は、題だけ見ると「ハーバーという人物が世間に与えた影響」であるべきように思われますが、実際にはハーバー・ボッシュ法による影響なので、ずれがあるように感じます。節題か内容のいずれかを直したほうがよいのではないでしょうか。「業績」節との関係も気になるところで、そちらの副節としたほうがよいかもしれません。
- 情報量について。「業績」「影響」節ですが、ハーバーの業績をより理解しやすくするため、よく言われる警句のようなものがあれば、記述してもよいと思います。たとえば参考文献の『大気を変える錬金術』では「固定窒素は"賢者の石"であり、「それを探そうとする者はそれぞれ強迫的な思いにとりつかれ、それぞれの悲劇を味わった」」というようなことが書いてあるようです。もっと単純に「水と石炭と空気とからパンを作る方法」のようなのがあれば。
- 同じく「業績」節、ハーバー・ボッシュ法についてしか解説がありません。関連項目に挙げられているツィクロンBには「1917年から青酸化合物を利用した殺虫剤の研究を始めた」とありますのでこれについて、またボルン・ハーバーサイクルについても少し説明があってよいように思います。
- また「影響」節、ハーバー・ボッシュ法は窒素の供給過剰をもたらし、環境に影響を与えているという主張があったかと思いますので、これについて記述があったほうがよいのではないでしょうか。
- ハーバーの弟子で著名な科学者がいれば、関連項目に追加するのがよいと思います。
以上の点がある程度以上改善されれば、「賛成」に変更いたします。--Calvero(会話) 2013年1月26日 (土) 13:13 (UTC) [返信 ]
- コメントありがとうございます。ひとまず指摘1-3について加筆修正してみました。ハーバー・ボッシュ法として独立した節を設け、経緯と影響について記述する構成にしてみました。それ以外の業績については「その他業績」としてまとめ、ご指摘の点の他、ガラス電極の開発に関して業績として記述しています。指摘4,5については探してみます。日本人では脚注に使用した田丸節郎はとりあげて良さそうです。--ayasesaya(会話) 2013年1月27日 (日) 06:34 (UTC) [返信 ]
- 指摘5について追記しました。関連項目節では脚注による出典明記が出来ないため、人物節に加筆しています。--ayasesaya(会話) 2013年1月31日 (木) 14:04 (UTC) [返信 ]
- 4について加筆いたしました。--アリオト(会話) 2013年2月2日 (土) 01:17 (UTC) [返信 ]
- 改善がなされましたので、票を賛成に変更しました。ご対応ありがとうございました。--Calvero(会話) 2013年2月2日 (土) 02:22 (UTC) [返信 ]
- 4について加筆いたしました。--アリオト(会話) 2013年2月2日 (土) 01:17 (UTC) [返信 ]
(削除) 条件付賛成 (削除ここまで)大変読みやすく、ハーバーの生涯がよくわかる記事になっていると思います。いくつか指摘事項があります。- 「第一次大戦」の節、イープルの毒ガス作戦やクララの死去の日が月日だけ書いてありますが、年が分かりません。文脈上は第一次世界大戦中ですが、複数の年がありえるので、ここで年を省略するのはまずいと思います。
- 同じく「第一次大戦」の節、「1912年2月にはフリッツ自身も、この戦争で勝てる見込みはないと述べた」とありますが、1912年は第一次世界大戦勃発前なので明らかに誤りだと思われます。
- 「ノーベル賞受賞」の節、1918年11月に第一次世界大戦が終結して、スイスに逃亡して、戻ってきたら1918年のノーベル賞受賞というのはスケジュール的にきつくないか、と思って調べたのですが、ノーベル賞のウェブサイトで説明されており、1918年の化学賞は一旦該当者なしとなり、1919年になってから遡ってハーバーが1918年の分を受賞したとあります。この点は補っておく方がよいかと思います。
- 同じく「ノーベル賞受賞」の節、「毒ガス作戦の指導者を務めながらも、1912年にノーベル化学賞を受賞したフランスの化学者ヴィクトル・グリニャールの先例があった」というのは竹内氏の見解なのかもしれないですが、1912年の受賞時点では第一次世界大戦は勃発していないわけで、毒ガス作戦の指導をする以前の受賞なのではないでしょうか。受賞者でも後に毒ガス作戦にかかわった人がいることを考慮して、毒ガス作戦にかかわっていたハーバーへの授賞を決めた、という感じではないかと思います。もし改善できれば文章を改訂してほしいですが、独自研究になってしまうようならこの点はそのままでも構わないです。
- 「資金の調達」の節、叔父ルートヴィヒの遭難50周年追悼行事に函館で参加したそうですが、かなり唐突に出てくるので、脚注にでも函館遭難の経緯などを軽く説明できないでしょうか。ハーバー遭難記念碑の情報を軽く書く程度でいいと思います。
- やはりノーベル賞のウェブサイトで、かなり詳しくハーバーの生涯の説明があったので、読み比べてみました。
- シャルロッテンブルク工科大学卒業後、チューリッヒ工科大学 (Institute of Technology at Zurich) のゲオルク・ルンゲ教授 (Georg Lunge) の下で学んでいた時期もあるようです。
- イェーナ大学では、ルートヴィヒ・クノール (Ludwig Knorr) とともにジアセトコハク酸エステル (diacetosuccinic ester) に関する論文を出したとあります。
- カールスルーエ大学時代には、カール・エングラー (Carl Engler) と協力して石油に関する研究をしたとあります。
- ケンブリッジ大学へ招いたのはウィリアム・ポープ (William Pope) とあります。
- 蒸気機関や内燃機関のエネルギーロスを減らす方法を研究したが、一酸化炭素と水素の燃焼に関する結果を得ただけだとあります。
- ブンゼン炎の研究をして、内部では水とガスの平衡が成立していること、外部で水とガスの燃焼が起きていることを明らかにして、炎の温度を化学的な方法で決定する方法を作ったとあります。
- 第一次世界大戦後、鉱夫用の可燃ガス警報装置を作ったとあります。
- 低圧ガス用の圧力計を作り、吸着力が固形物の不飽和原子価力? に依存することを明らかにし、後の吸着に関する研究の基礎を築いたとあります。
- ノーベル賞のウェブサイトはそのまま出典に使えるでしょうから、業績をかなり補えると思いますし、それ以外の指摘事項もそれほど難しくないのではないかと思います。改訂されれば賛成としたいと思います。--Tam0031(会話) 2013年2月8日 (金) 16:27 (UTC) [返信 ]
- ご指摘の点に関して、加筆・修正いたしました。まだ不十分な点があるかもしれませんので、ご確認をお願いいたします。--アリオト(会話) 2013年3月4日 (月) 11:52 (UTC) [返信 ]
- 賛成 指摘事項がおおむね反映されたことを確認しました。対処ありがとうございました。--Tam0031(会話) 2013年3月4日 (月) 14:10 (UTC) [返信 ]
- ご指摘の点に関して、加筆・修正いたしました。まだ不十分な点があるかもしれませんので、ご確認をお願いいたします。--アリオト(会話) 2013年3月4日 (月) 11:52 (UTC) [返信 ]
- 賛成
(削除) 条件付賛成(条件:ハーバー・ワイス反応についての言及) (削除ここまで)読みやすく良くまとまった記事ですね。おおむね問題ないと思います。1点だけ、少し加筆をお願いします。インフォボックスにあるハーバー・ワイス反応が本文で触れられていませんし、日本語版記事もないのですぐには分かりません。簡潔なもので構いませんので説明をお願いします。あと、これは出来たらで構いません(条件とはしません)が、子供が何人いたのかなどがよく分かりません。長男が生まれたことと、息子がパリに住んでいたこと、息子の一人がヘルマンという名前であることは書かれていますが、それらが同一人物なのか(息子が一人だけなのか複数いたのか)がはっきりしません。出来たら、その点が明確になるようにお願いします。--氷鷺(会話) 2013年4月12日 (金) 19:02 (UTC) [返信 ]
- ハーバー・ワイス反応について、調べていたらちょうどいいタイミングで日本語版の記事が立項されていて、ありがたい限りでした。詳しく書かれている文献を見つけることができなかったので少しだけの記述になってしまいますが、とりあえず加筆してみました。--アリオト(会話) 2013年4月21日 (日) 15:25 (UTC) [返信 ]
- コメント 対応いただき、ありがとうございました。(あ、息子のほかにも娘がいたんですね) 賛成票に変更しました。--氷鷺(会話) 2013年4月21日 (日) 16:49 (UTC) [返信 ]
- ハーバー・ワイス反応について、調べていたらちょうどいいタイミングで日本語版の記事が立項されていて、ありがたい限りでした。詳しく書かれている文献を見つけることができなかったので少しだけの記述になってしまいますが、とりあえず加筆してみました。--アリオト(会話) 2013年4月21日 (日) 15:25 (UTC) [返信 ]
- 賛成 但し、注釈1の「父子の反りが合わなかったのは、妻のパウラを失った原因がフリッツにあるからだという事実が、父のジークフリートの心理に影響を与えていたからだと考えられている」云々の個所は、たとえ参考文献にその記述があるとしても、蓋然性の示唆に過ぎず、化学者の伝記に不要な注釈だと思います。Tizizano(会話) 2013年4月19日 (金) 20:40 (UTC) [返信 ]
- 該当部分削除いたしました。--アリオト(会話) 2013年4月21日 (日) 15:25 (UTC) [返信 ]
- これはどうなんでしょうね。FA選考の争点にするほどではありませんが、個人的にはあっても良い/あったほうが良いと思います。少なくとも「化学者の伝記だから不要」という意見は不適切でしょう。--氷鷺(会話) 2013年4月21日 (日) 16:49 (UTC) [返信 ]
- アリオトさん、ご対処ありがとうございます。氷鷺さん、訂正します。「化学者であろうがあるまいが」、およそ心理的な想像など、GA、FA に限らずあらゆる記事の瑕疵となるだけで除去すべきということですね。「そうであるかもしれないし、そうでないかもしれない」ことは、辞書項目として相応しくないということです。伝記作家が書くのは自由ですが。Tizizano(会話) 2013年4月21日 (日) 20:38 (UTC) [返信 ]
- 驚きました。私はそんなことは一言も言っていませんし、あなたのその解釈や意見にはまったく賛成できません。--氷鷺(会話) 2013年4月22日 (月) 14:41 (UTC) [返信 ]
- あなたの意見に言及したのではなく、「訂正します」と述べているだけです。また、管見の「解釈や意見にはまったく賛成でき」るか否かは、主執筆者たるアリオトさんがお考えになるべきことです。以上です。Tizizano(会話) 2013年4月22日 (月) 20:46 (UTC) [返信 ]
- 驚きました。私はそんなことは一言も言っていませんし、あなたのその解釈や意見にはまったく賛成できません。--氷鷺(会話) 2013年4月22日 (月) 14:41 (UTC) [返信 ]
- アリオトさん、ご対処ありがとうございます。氷鷺さん、訂正します。「化学者であろうがあるまいが」、およそ心理的な想像など、GA、FA に限らずあらゆる記事の瑕疵となるだけで除去すべきということですね。「そうであるかもしれないし、そうでないかもしれない」ことは、辞書項目として相応しくないということです。伝記作家が書くのは自由ですが。Tizizano(会話) 2013年4月21日 (日) 20:38 (UTC) [返信 ]
- これはどうなんでしょうね。FA選考の争点にするほどではありませんが、個人的にはあっても良い/あったほうが良いと思います。少なくとも「化学者の伝記だから不要」という意見は不適切でしょう。--氷鷺(会話) 2013年4月21日 (日) 16:49 (UTC) [返信 ]
- 該当部分削除いたしました。--アリオト(会話) 2013年4月21日 (日) 15:25 (UTC) [返信 ]
(秀逸)賛成のみ3票以上より一週間、特に異論がありませんでしたので、この項目は秀逸な記事となりました。--totti(会話) 2013年4月28日 (日) 19:19 (UTC) [返信 ]