コンテンツにスキップ
Wikipedia

第2世代移動通信システム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
(2Gから転送)
この記事は検証可能参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方)
出典検索?"第2世代移動通信システム" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL
(2012年9月)

第2世代移動通信システム(だい2せだいいどうつうしんシステム、英語: 2nd Generation Mobile Communication System, 「2G )とは、1993年に、第1世代移動通信システム (1G) の次に登場したデジタル方式の移動通信システムのこと。一般的に英語の"2nd Generation"から、「2G」(ツージー)などとも略される。デジタル方式の採用により、本システムを採用した携帯電話(PHS含む)は、電子メールウェブ対応など高機能化した(cf. 携帯機器)。

主な方式

[編集 ]

開発の経緯から、PHSを含める場合もある。

日本の状況

[編集 ]

第2世代移動通信システムの基地局以外の設備については、航空機電話・新内航船舶電話とも共用していた[1] [2]

日本の周波数割り当て

[編集 ]

NTTドコモグループ (当時) と日本移動通信DDIセルラーグループへ割り当てられた、第1世代移動通信システム向け周波数帯(800MHz帯)を第2世代向けに転用し、その後の追加割当や、第2世代当時に新規参入したデジタルホンツーカーデジタルツーカーの各グループ向けへ新規に割当およびドコモグループの逼迫対策バンドならびにシティフォンシティオ向けに追加で1.5GHz帯がそれぞれ割当られている。このうち、KDDI/沖縄セルラー電話 (OCT) については、第3世代移動通信システムCDMA2000(Band Class3、のちにEV-DOを含むCDMA2000 1xに移行)向けに転用し、同サービスが終了した2012年 7月22日まで利用していた。

なお、前述のKDDI/OCTがCDMA2000・CDMA2000 1x・EV-DO向けに利用している帯域を含めた800MHz帯2012年 7月24日までに、1.5GHz帯2010年 3月31日までに全免許が失効となった。前者については、一部帯域を収束させた上で、既に一部帯域が再編後を見通した運用(ただし、完全運用は、再編前の割当が完全失効された後となる)がなされているが、後者は一旦すべて失効させた上で、2010年 4月1日付で再度割当がなされている。再編後の割当については、第3世代移動通信システムを参照。

携帯無線通信用周波数表
番号 上り(MHz) 下り(MHz) 帯域幅(MHz) エリア 用途 キャリア 停波日(免許期限切れ日)
1 893 - 898 838 - 843 ×ばつ5 = 10 首都圏 (テレターミナル→)FDD:PDC 日本シティメディア→NTTドコモ (現在は使用を終了)
925 - 940 870 - 885 ×ばつ15 = 30 日本全国 (NTT大容量方式→)FDD:PDC NTTドコモグループ (925 - 930・870 - 875は現在は使用を終了)
2012年3月31日停波(同年7月24日失効)
940 - 948 810 - 818 ×ばつ8 = 16 日本全国 FDD:PDC NTTドコモグループ 2012年3月31日停波(同年7月24日失効)
956 - 957 826 - 827 ×ばつ1 = 2 日本全国 FDD:PDC NTTドコモグループ (現在は使用を終了)
2 887 - 889 832 - 834 ×ばつ2 = 4 日本全国 (マリネットホン→)FDD:PDC→cdmaOne(→CDMA2000→CDMA2000 1x/EV-DO) IDODDIセルラーグループ(現・au) (現在は使用を終了)
898 - 901 843 - 846 ×ばつ3 = 6 日本全国 (JTACS→)FDD:PDC→cdmaOne(→CDMA2000→CDMA2000 1x/EV-DO) IDO・DDIセルラーグループ(現・au) 2012年7月22日停波(同年7月24日失効)
915 - 925 860 - 870 ×ばつ10 = 20 日本全国 (HICAP/JTACS→)FDD:PDC→cdmaOne(→CDMA2000→CDMA2000 1x/EV-DO) IDO・DDIセルラーグループ(現・au) 2012年7月22日停波(同年7月24日失効)
3 1429 - 1439 1477 - 1487 ×ばつ10 = 20 東名阪 FDD:PDC ツーカーグループ 2008年3月31日停波・失効
1429 - 1439 1477 - 1487 ×ばつ10 = 20 東名阪外 FDD:PDC デジタルツーカーグループ 2010年3月31日停波・失効
1439 - 1443 1487 - 1491 ×ばつ4 = 8 東名阪 FDD:(シティフォンシティオ向け)PDC NTTドコモ・ドコモ東海ドコモ関西 2008年6月30日停波(同年9月30日失効)
1443 - 1453 1491 - 1501 ×ばつ10 = 20 東名阪 FDD:PDC デジタルホングループ 2010年3月31日停波・失効
1465 - 1466.5 1513 - 1514.5 ×ばつ1.5 = 3 東名阪 FDD:PDC デジタルホングループ 2010年3月31日停波・失効
1465 - 1466.5 1513 - 1514.5 ×ばつ1.5 = 3 東名阪外 FDD:PDC デジタルツーカーグループ 2010年3月31日停波・失効
1466.5 - 1468 1514.5 - 1516 ×ばつ1.5 = 3 東名阪 FDD:PDC(逼迫対策バンド) NTTドコモ・ドコモ東海・ドコモ関西 2008年6月30日停波(同年9月30日失効)

脚注

[編集 ]

関連項目

[編集 ]
携帯電話の世代
  • 世代別方式
第1世代携帯電話 (1G)
第2世代携帯電話 (2G)
第2.5世代携帯電話 (2.5G)
第3世代携帯電話 (3G)
第3.5世代携帯電話 (3.5G)
第3.9世代携帯電話 (3.9G)
第4世代携帯電話 (4G)
第5世代携帯電話 (5G)
第6世代携帯電話 (6G)
  • 現在開発中
  • 日本の事業者別サービス
NTTドコモ
au (注記)1
SoftBank (注記)2
Y!mobile
(EMOBILE旧契約)(注記)2
Y!mobile
(WILLCOM旧契約)(注記)3
Y!mobile(注記)3
  • PHSサービス (2G / 2.5G)
  • 電話サービス(タイプ1) (3G / 3.9G / 4G)しかく
  • 電話サービス(タイプ2) (3G / 3.9G)
  • 電話サービス(タイプ3) (2G / 2.5G / 3G / 3.9G)しろいしかく
  • データ通信サービス (3.9G / 4G)しろいしかく
Wireless City Planning
UQコミュニケーションズ
楽天モバイル
サービス終了を指す(ただし、ごく一部に限り例外あり)。
新規加入受付を終了(ただし、ごく一部に限り例外あり)。
しろいしかく
MVNOによるサービスとのデュアルモード。
しかく
(事実上を含む)完全に他社のMVNOとして、他社ネットワークのみを利用するサービス。
しろいしかくしかくの両方ある場合
双方の契約形態が可能なサービスを指す。
音声に関しては他社網のローミングが使用可能な契約。
(注記)1
KDDI/沖縄セルラー電話
(注記)2
ソフトバンク
(注記)3
ソフトバンク/ウィルコム沖縄
(注記)4
削除
(注記)5
現・au 3G
(注記)6
現・au 3G HIGH SPEED
スタブアイコン

この項目は、携帯電話PHSに関連した書きかけの項目 です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています

加筆項目が明らかな場合は{{Keitai-expand}}を利用して下さい。

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /