コンテンツにスキップ
Wikipedia

文殊師利菩薩及諸仙所説吉凶時日善悪宿曜経

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
(宿曜経から転送)
この記事は検証可能参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方)
出典検索?"文殊師利菩薩及諸仙所説吉凶時日善悪宿曜経" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL
(2022年10月)

文殊師利菩薩及諸仙所説吉凶時日善悪宿曜経』(もんじゅしりぼさつきゅうしょせんしょせつきっきょうじじつぜんあくすくようきょう)は、宿曜道の所依の教典の一つ。一般には『宿曜経』(すくようきょう、しゅくようきょう)と略称される。上下二巻。

文殊菩薩リシたちが、二十七宿十二宮七曜などの天体の動きや曜日の巡りをもとに、日や方角等の吉凶を読み解く方法を説き明かした物であるとされる。ただしこれは伝説に過ぎず、実際にはインド占星術の入門書とも言うべき内容である。

不空金剛759年に中国で訳出したとされる。ただし、原典があったかについては疑わしく、恐らく不空が自分の知っているインド占星術の知識を、弟子の史瑶や楊景風に口述筆記させた物と思われる。 一説には、下巻が史瑶による初訳本、上巻が楊景風による改定修注版であるともいい、実際、下巻の方がより元のインド占星術に近い内容である。

日本では空海がこの経をもたらし、曜日が知られるようになった。

外部リンク

[編集 ]
基本教義
人物
世界観
重要な概念
菩提への道
信仰対象
分類/宗派
地域別仏教
聖典
聖地
歴史
美術・音楽

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /