カンボジア・リーグ
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メトフォン・Cリーグ | |
---|---|
加盟国 | カンボジアの旗 カンボジア |
大陸連盟 | AFC |
開始年 | 1982 |
ディビジョン | 1 |
参加クラブ | 11 |
国内大会 | フン・セン・カップ |
国際大会 | AFCプレジデンツカップ |
最新優勝クラブ | ボーウング・ケットFC (2020) |
最多優勝クラブ | プノンペン・クラウン (5回) |
公式サイト | https://cncc-football.com/ |
2021 |
カンボジア・リーグ(クメール語: លីគកំពូលកម្ពុជា、英: Cambodian League)は、カンボジア国内におけるサッカーリーグのトップディビジョンである。ベトテルのカンボジア法人がスポンサーとなっており、同社のブランド名「メトフォン」を冠してメトフォン・Cリーグ(英: Metfone C-League)と呼ばれている。
運営主体は以前はカンボジアサッカー連盟 (FFC) であったが、2016年にCambodian National Competitions Committee (CNCC) が設立され翌2017年シーズンから運営が移管された[1] 。2021年10月14日、FFCは新たなリーグ運営主体として株式会社形態のカンボジア・フットボールリーグ・カンパニー (CFLC) を設立し、初代CEOに日本人の斎藤聡が就任することを発表した[2] [3] 。
概要
[編集 ]1982年に創設され2005年にプロリーグ化された。プロ化初年度からメトフォンがタイトルスポンサーとなっている。優勝クラブにはAFCカッププレーオフ出場権が与えられ、最下位のクラブがカンボジア・セカンドリーグ (英語版)に降格する。
スケジュールは1月〜2月に開幕し、10月〜11月に終了する。外国人選手は4人まで、それとは別にAFC加盟国の選手を1人登録が可能という規定になっている。2019年シーズンは14クラブが参加した[1] 。
2013年 5月24日、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)とパートナーシップ協定を締結[4] 。
参加クラブ(2020年シーズン)
[編集 ]クラブ | スタジアム |
---|---|
アンコールタイガーFC | SRUスタジアム(シェムリアップ) |
アジア・ユーロ・ユナイテッド (英語版) | AEUスポーツパーク(カンダル州) |
バティ・ユース・フットボール・アカデミー (英語版) | バティ・アカデミー・スタジアム(タケオ州) |
ボーウング・ケットFC | カンボジア・エアウェイズ・スタジアム(プノンペン) |
エレクトリシテ・デュ・カンボージュFC (英語版) (EDC FC) | EDCスタジアム(プノンペン) |
キリヴォン・ソク・セン・チェイFC (英語版) | キリヴォン・スタジアム(タケオ州) |
ナガワールドFC | EDCスタジアム(プノンペン) |
ナショナル・ディフェンス・ミニストリーFC (英語版)(ティフィ・アーミーFC) | AEUスポーツパーク(カンダル州) |
ナショナル・ポリス・コミッサリーFC (英語版) | シアヌークビル・スタジアム(シアヌークビル州) |
プノンペン・クラウンFC | RSNスタジアム(プノンペン) |
プリヤ・カーン・リーチ・スヴァイリエンFC | スヴァイリエン・スタジアム (英語版)(スヴァイリエン州) |
ソルティーロ・アンコールFC | SRUスタジアム(シェムリアップ) |
ビサカFC | プリンス・スタジアム(プノンペン) |
かつて参加していたクラブ
[編集 ]歴代優勝クラブ
[編集 ]- 1982:商業省FC
- 1983:商業省FC
- 1984:商業省FC
- 1985:国防省FC
- 1986:国防省FC
- 1987:保健省FC
- 1988:コンポンチャム州FC
- 1989:運輸省FC
- 1990:運輸省FC
- 1991:ムニシパル・コンストラクション
- 1992:ムニシパル・コンストラクション
- 1993:国防省FC
- 1994:シビル・アビエーションFC
- 1995:シビル・アビエーションFC
- 1996:ボディガーズ・クラブ
- 1997:ボディガーズ・クラブ
- 1998:ロイヤル・ドルフィンズ
- 1999:ロイヤル・ドルフィンズ
- 2000:ナショナル・ポリスFC
- 2001:未開催
- 2002:サマート・ユナイテッド
- 2003:未開催
- 2004:未開催
- 2005:ケマラ・ケイラFC
- 2006:ケマラ・ケイラFC
- 2007:ナガコープFC
- 2008:プノンペン・エンパイア
- 2009:ナガコープFC
- 2010:プノンペン・クラウンFC
- 2011:プノンペン・クラウンFC
- 2012:ボーウング・ケット・ラバーフィールド
- 2013:プリヤ・カーン・リーチ・スヴァイリエンFC
- 2014:プノンペン・クラウンFC
- 2015:プノンペン・クラウンFC
- 2016:ボーウング・ケット・アンコールFC
- 2017:ボーウング・ケットFC
- 2018:ナガワールドFC
- 2019:プリヤ・カーン・リーチ・スヴァイリエンFC
クラブ別優勝回数
[編集 ]クラブ | 回数 |
---|---|
プノンペン・クラウンFC | 5回 |
国防省FC | 3回 |
商業省FC | |
ボーウング・ケットFC | |
ナガワールドFC | |
プリヤ・カーン・リーチ・スヴァイリエンFC | 2回 |
運輸省FC | |
ムニシパル・コンストラクション | |
シビル・アビエーションFC | |
ボディガーズ・クラブ | |
ロイヤル・ドルフィンズ | |
ケマラ・ケイラFC | |
コンポンチャム州FC | 1回 |
ナショナル・ポリスFC |
歴代得点王
[編集 ]シーズン | 名前 | 所属クラブ | ゴール数 |
---|---|---|---|
2005 | カンボジアの旗 ホク・ソチヴォルン | ハロー・ユナイテッド | 22 |
2009 | ナイジェリアの旗 ジャスティン・ウチ・プリンス | スパークFC | 21 |
2010 | ナイジェリアの旗 ジュリウス・オノニゥ | キリヴォン・ソク・セン・チェイFC | 25 |
2011 | ナイジェリアの旗 ジュリウス・オイボー | ナガコープFC | 28 |
2012 | ナイジェリアの旗 ヌワクナ・フライデー | ボーウング・ケット・ラバーフィールド | 20 |
2013 | カンボジアの旗 クオン・ラボラヴィー | プリヤ・カーン・リーチ・スヴァイリエンFC | 20 |
脚注
[編集 ]- ^ a b "カンボジアサッカーを理解する。唯一無二の最高峰メットフォンカンボジアリーグ(MCL)". フットボールカンボジア (2019年9月1日). 2020年1月2日閲覧。
- ^ "The Executive Committee Members of the Football Federation of Cambodia have decided to establish a new Football League Company to operate and develop the Cambodian league into a more professional one" (Press release). カンボジアサッカー連盟. 14 October 2021. 2021年10月14日閲覧。
- ^ "【カンボジアサッカーリーグ】斎藤聡氏を最高経営責任者に迎え、カンボジア初のプロリーグ運営会社としてカンボジアサッカーリーグ社設立". カンボジアサッカー連盟 (2021年10月14日). 2021年10月14日閲覧。
- ^ カンボジアリーグとのパートナーシップ協定締結について - Jリーグ公式サイト、2013年5月25日
外部リンク
[編集 ]- RSSSFによるカンボジア・リーグの記録
- FIFAによるリーグの記録
- メトフォン・カンボジア・リーグ (officialcambodianleague2005) - Facebook
- CNCC公式サイト
- CNCC (officialcncc2016) - Facebook
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