カーム航空
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曖昧さ回避
この項目では、カーム航空について説明しています。その他の用法については「カーム (曖昧さ回避)」をご覧ください。
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設立 | 2003年 | |||
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ハブ空港 | カーブル国際空港 | |||
マイレージサービス | Go Orange | |||
保有機材数 | 13機 | |||
就航地 | 22都市 | |||
本拠地 | アフガニスタンの旗 アフガニスタン、カーブル | |||
外部リンク | https://www.kamair.com/ | |||
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カーム航空(ダリー語:کام ایر、英語:Kam Air)はアフガニスタンのカーブルに本拠を置く航空会社。国内線およびヨーロッパ、中東、アジア諸国への国際線をそれぞれ定期運航している。拠点空港はカーブル国際空港 [1] 。
沿革
[編集 ]カーム航空は2003年 8月31日、ザムライ・M・カームガールによってアフガニスタン最初の民営旅客航空として設立された。運航開始は同年11月8日。ボーイング727によるカーブルとヘラート、マザーリシャリーフを結ぶ路線であった。当初の運航機材はアブドゥッラシード・ドスタム将軍の軍に燃料と食糧を供給することの弁済として、ドスタム将軍によって提供されたものであった [2] 。
2014年1月8日、航空会社を評価するサイト[3] において、全世界の航空会社を比較調査した結果、安全性において1つ星の低い評価を受け、448会社中ワースト3にランキングされた[4] 。
2019年12月には、アフガニスタンで銃殺された中村哲の功績を讃え、エアバスA340の尾翼に描かれた肖像が公開された[5] [6] 。
就航都市
[編集 ]2020年現在、以下の都市に就航している[7] 。
カーム航空の路線網 | ||||
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国 | 都市 | 空港 | 注記 | |
中央アジア | ||||
アフガニスタンの旗 アフガニスタン | ||||
カーブル | カーブル国際空港 | |||
カンダハール | カンダハール国際空港 | |||
ヘラート | ヘラート国際空港 (英語版) | |||
マザーリシャリーフ | マザーリシャリーフ国際空港 (英語版) | |||
ホースト市 (英語版) | ホースト空港 (英語版) | |||
ファイザーバード | ファイザーバード空港 (英語版) | |||
バーミヤーン | バーミヤーン空港 (英語版) | |||
ラシュカルガー | ボースト空港 (英語版) | |||
ファラー (英語版) | ファラー空港 (英語版) | |||
ザランジュ | ザランジュ空港 (英語版) | |||
マイマナ (英語版) | マイマナ空港 (英語版) | |||
チャグチャラーン | チャグチャラーン空港 (英語版) | |||
カザフスタンの旗 カザフスタン | アルマトゥ | アルマトゥ国際空港 | ||
タジキスタンの旗 タジキスタン | ドシャンベ | ドシャンベ国際空港 | ||
南アジア | ||||
インドの旗 インド | デリー | インディラー・ガーンディー国際空港 | ||
パキスタンの旗 パキスタン | イスラマバード | イスラマバード国際空港 | ||
中東 | ||||
アラブ首長国連邦の旗 アラブ首長国連邦 | シャールジャ | シャールジャ国際空港 | ||
ドバイ | ドバイ国際空港 | |||
サウジアラビアの旗 サウジアラビア | ジッダ | キング・アブドゥルアズィーズ国際空港 | ||
クウェートの旗 クウェート | クウェートシティ | クウェート国際空港 | ||
トルコの旗 トルコ | イスタンブール | イスタンブール空港 | ||
アンカラ | エセンボーア国際空港 |
なお,EU域内乗り入れ禁止航空会社であるため,EU圏内には就航していない。
運航機材
[編集 ]2021年現在、カーム航空の機材は以下の通りである[8] 。
機種 | 保有数 | 発注数 | 備考 |
---|---|---|---|
旅客機 | |||
A340-300 | 4 | — | — |
B737-300 | 4 | — | — |
B737-500 | 2 | — | — |
B767-300 | 2 | — | — |
総計 | 12 | 0 |
また、以前に運航した機材としては以下のものがある[要出典 ]。
- アントノフ An-24RV: 1機
- ヤコヴレフ Yak-40: 1機
- ボーイング727-200: 1機
- ボーイング737-200: 2機
- ボーイング737-800: 1機
- ボーイング767-200: 2機。2005年1月から運航。2005年9月に譲渡。
- マクドネル・ダグラスMD-82: 1機
- マクドネル・ダグラスMD-83: 1機
事故・事件
[編集 ]- 2004年9月、27人搭乗のカーム航空のアントノフ An-24がカーブル国際空港に着陸後、滑走路を逸脱した。乗客に若干の負傷者が出たが、機材は無傷であった[要出典 ]。
- 2005年2月3日、ヘラートからのカーム航空904便・ボーイング737(乗員8名、乗客96名)が悪天候のなかカーブル国際空港への着陸態勢に入ったがレーダーから消失した。アフガニスタン軍による大規模な捜索活動が行われ、2月5日にカーブル東方の山中で残骸を発見。この事故で乗員乗客104名全員が死亡している。詳細はカーム航空904便墜落事故 (英語版)を参照。
脚注
[編集 ]- ^ "Directory: World Airlines". Flight International : p. 99. (2007年4月3日)
- ^ Bahree, Megha (2007年2月26日). "Lord of the Skies - In war-torn Afghanistan, Zamarai Kamgar has built the only private airline". Best of Portfolio 2007. Forbes.com. 2008年1月26日閲覧。
- ^ AirlineRatings.com
- ^ "Qantas the safest airline". AirlineRatings.com (08 Jan 2014). 2020年1月18日閲覧。
- ^ "アフガン民間機、尾翼に中村さん肖像「愛し尊敬してた」" (2019年12月11日). 2020年1月18日閲覧。
- ^ TOLOnewsのツイート(1202915532246310912)
- ^ "Route map". 2020年1月18日閲覧。
- ^ "Our Fleet". 2020年1月18日閲覧。
外部リンク
[編集 ]- カーム航空公式サイト (英語)