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イカ (企業)

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(イカ (カメラ)から転送)

イカ(Internationale Camera ActiengesellschaftIca AG)はドイツにかつて存在したカメラメーカーである。

歴史

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製品一覧

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  • アトム - 原子を語源とする小型カメラ。
    詳細は「アトム (カメラ)」を参照
  • ドナター[2]
  • ベベ - クラップカメラ
    詳細は「ベベ (カメラ)」を参照
  • イカレッテ(Icarette ) - ロールフィルムを使用するフォールディングカメラ[1] ×ばつ6.5c×ばつ9c×ばつ11c×ばつ10.5cm判などがある[1] 。ツァイス・イコンになっても引き続いて製造された[1]
  • イデアル(Ideal ) - 元々ヒュッティヒで製造されていた蛇腹カメラで、ツァイス・イコンになっても引き続いて製造された。高級機。
    詳細は「イデアル (カメラ)」を参照
  • ジュウェル(Juwel ) - ツァイス・イコンになっても引き続いて製造された。レンズボードシステムによりレンズが交換できる。
  • ポリスコープ(Polyskop ) - 元はツーラオフで製造されていたステレオカメラで、ツァイス・イコンになっても引き続いて製造された[1] 。箱形、畳み込み型など各種ある[1] ×ばつ130mm判があった[3] [1]
  • マキシマー(Maximar ) - ×ばつ9cm(大名刺)×ばつ10.5cm(手札)判[4] ×ばつ12cm(大手札)×ばつ15cm(ポストカード)判、写真乾板またはフィルムパック。
  • ミニマム・パルモス - 元はパルモスで製造されていたフォールディングカメラ[1]
    詳細は「パルモス#製品一覧」を参照
  • トロナー[2]
  • ボルタ[2]
  • ヴィクトリックス(Victrix 、1912年発売[1] ) - 日本ではアトムより3割ほど安価に販売された普及版でスプリングカメラではなくレンズボードは手で引き出す方式[1] 。アトムやベベと共用できない押し込み式の取枠を使用する[1] 。1925年まで販売された[1]

出典

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 『クラシックカメラ専科No.12、ミノルタカメラのすべて』p.152-155。
  2. ^ a b c 『クラシックカメラ専科』p.103。
  3. ^ 『クラシックカメラ専科』p.96。
  4. ^ 『クラシックカメラ専科No.2、名機105の使い方』p.153。

参考文献

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  • 竹田正一郎『ツァイス・イコン物語』光人社 ISBN 978-4-7698-1455-9
  • 『クラシックカメラ専科』朝日ソノラマ
  • 『クラシックカメラ専科No.2、名機105の使い方』朝日ソノラマ
  • 『クラシックカメラ専科No.12、ミノルタカメラのすべて』朝日ソノラマ

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