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LOVEマシーン

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(2018年8月)
「LOVEマシーン」
モーニング娘。 シングル
初出アルバム『3rd -LOVEパラダイス-
A面 LOVEマシーン
B面 21世紀
リリース
規格 CD
音楽配信
録音 1999年8月 [1]
ジャンル J-POP
時間
レーベル zetima
(1999年8cmCD・12インチEP)
zetima/UP-FRONT WORKS
(2005年12cmCD)
TOWER RECORDS
(2022年7インチEP)
作詞・作曲 つんく
プロデュース つんく♂
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位(3週連続、オリコン)
  • 1999年度年間7位(オリコン)
  • 2000年度年間56位(オリコン)
  • オリコン歴代シングルランキング57位
  • モーニング娘。 シングル 年表
    ふるさと
    (1999年) LOVEマシーン
    (1999年) 恋のダンスサイト
    (2000年)
    ミュージックビデオ
    モーニング娘。 『LOVEマシーン』 (MV) - YouTube
    テンプレートを表示

    LOVEマシーン」(ラブマシーン)は、モーニング娘。7枚目のシングル1999年 9月9日に発売された。

    概要

    [編集 ]

    前作「ふるさと」の不振を受け、プロデューサーのつんく♂が明るいを提供。ダンス☆マン編曲(モーニング娘。初)を担当。それまでのモーニング娘。のイメージを一変させ[誰? ]、非常にポップかつコミカルな要素を含むダンスチューンの路線が定着した[4] 。つんくがギター一本で演奏し鼻歌をいれたデモテープは1993年に制作されたもの。元々シャ乱Qの没曲だったことによる。その際の仮タイトルは「まんじゅう娘」で、しかもサビで「おっぱい」と連呼するというダサイ曲であったためメンバーに猛反対され、お蔵入りとなった。このエピソードは、「アーティストの嫌うダサイ曲こそ売れる」という持論とともに語られている[5]

    グループ初のミリオンセラー達成シングル[6] 、オリコンカラオケチャートで当時の新記録である17週連続1位を記録。現在に至るまでモーニング娘。として最大売上のシングル。「ラブマ」と略して呼ばれる場合もある。テレビ東京系列『アイドルをさがせ!』オープニングテーマ、エステティックサロン『エルセーヌ』CMソングに使用された。

    後藤真希にとって初のシングル、石黒彩にとってモーニング娘。最後のシングル。

    元々、1999年9月9日、9人のモーニング娘。による歌として発売予定であった[7] ため、発売日が日本において一般的なCDの発売日である水曜日ではなく木曜日になっている。しかしメンバーを2人増員して9人にする予定でオーディションを行ったところ、追加メンバーオーディションの合格者が「1人だけレベルが違いすぎる」との理由で後藤1人になったため[8] 、8人のモーニング娘。で歌うこととなった。

    前述とおりオリコンチャートの集計上不利になる木曜日発売にかかわらず、モーニング娘。としては「抱いてHOLD ON ME!」以来2作目のオリコン初登場1位を獲得し、初動売上は当時のモーニング娘。史上最高記録となった[9]

    Memory 青春の光』以降チャート不振で、矢口真里の証言によると「次売れなかったら解散と言われていた」と、グループ存続の危機を迎えていたという中で後藤をセンターに採用する大抜擢を行い、結果としてグループは解散危機を脱した[10]

    新曲発売イベントがよみうりランド(1999年8月29日)などで開かれた[1] 。本楽曲の次に新曲発売イベントが行われたのは2005年『色っぽい じれったい』。

    ジャケットは12cm仕様、ディスクは8cm。この形式は既にハロプロのタンポポのシングル作品で1998年10月から一足早く採用。

    モーニング娘。&平家みちよ妹分第3回デビューオーディション募集要項が封入。

    1999年10月6日に限定発売された12インチ・シングル収録の「analog remix」は『プッチベスト 〜黄青あか〜』に収録。

    別バージョンの音源を加えた12cm盤が2004年 12月15日発売『モーニング娘。EARLY SINGLE BOX』に収録され、2005年 3月2日には同じものがシングルとして発売された。

    2007年 2月、オリコンにおいて「オリコン歴代シングル"1000作目"の1位は!?」の企画が実施、本楽曲のオリコンシングルチャート第1位が、オリコンの集計が始まってから丁度700作目の第1位に当たることが明らかになった[11]

    2013年発売アルバム『The Best!〜Updated モーニング娘。〜』では当時のメンバー(オリジナルメンバーは全員卒業・脱退済、リーダーは道重さゆみ)によるセルフカバーを収録。EDM調となり、冒頭部にサビが追加され、振付も一部変更された[12]

    2022年 6月18日にはモーニング娘。結成25周年を記念し、全国のタワーレコード限定で7インチのアナログ盤シングルがリリースされた[13]

    2023年発売アルバム『モーニング娘。ベストセレクション 〜The 25周年〜』では2013年バージョンを基に当時のメンバー(17期メンバーの井上春華弓桁朱琴を除く、リーダーは譜久村聖)でセルフカバーされたバージョンを収録。

    アートワーク

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    シングルジャケットに写っている8名の立ち位置は、以下の通り。

    7飯田圭織
    2005年1月30日卒業 5保田圭
    2003年5月5日卒業 3中澤裕子
    2001年4月15日卒業 1石黒彩
    2000年1月7日卒業
    8矢口真里
    2005年4月14日脱退 6安倍なつみ
    2004年1月25日卒業 4後藤真希
    2002年9月23日卒業 2市井紗耶香
    2000年5月21日卒業

    これらのメンバーは右上からジグザグにグループからいなくなっており、「ラブマの法則」と呼ばれている[14]

    オリジナルとは異なるLOVEマシーン

    [編集 ]
    テレビ番組・中継内での各種情報 (終了した番組・中継を含みます)は、DVDやBlu-rayなどでの販売や公式なネット配信、または信頼できる紙媒体またはウェブ媒体が紹介するまで、出典として用いないで下さい 検証可能性 に基づき除去される場合があります。

    様々な場面で時にはアレンジを加えてパフォーマンスされたりすることがある。

    収録曲

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    全作詞・作曲:つんく

    8cm盤
    1. LOVEマシーン
      編曲:ダンス☆マン
    2. 21世紀
      編曲:鈴木俊介、ストリングアレンジ:村山達哉
    3. LOVEマシーン (Instrumental)
    12cm盤
    1. LOVEマシーン
    2. 21世紀
    3. LOVEマシーン (Instrumental)
    4. LOVEマシーン (Early Unision Version)
      メンバーによるユニゾンの歌唱であり、矢口による「ラブマシーン」のフェイクの位置も異なっている。
    12インチ・シングル盤(1999年10月6日リリース)
    • A-Side
    1. LOVEマシーン
    2. LOVEマシーン (Instrumental)
    • B-Side
    1. LOVEマシーン (analog remix)
    2. LOVEマシーン (analog remix Instrumental)
      クラブのフロア向け仕様のインストゥルメンタルトラックとなっており、通常のカラオケとして使うには少々難があるバージョンである。
    3. シークレットトラック
    7インチ・シングル盤(2022年6月18日タワーレコード限定リリース)
    • A-Side
    1. LOVEマシーン
    • B-Side
    1. 21世紀

    参加メンバー

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    参加ミュージシャン

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    収録アルバム

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    受賞

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    カバー

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    サンプリング

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    テレビドラマ化

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    "青の時代"名曲ドラマシリーズ 「モーニング娘。"LOVEマシーン"」』は、2017年 3月26日の22:00 - 23:00に、NHK BSプレミアムで放送された日本のテレビドラマ [16] 。モーニング娘。の「LOVEマシーン」をモチーフに1999年の歯車を生産する小さな工場が舞台で、経営不振からの再建を目指す女性社長と非正規雇用者の奮闘ストーリー[16]

    キャスト

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    プレミアムドラマ
    2012年
    2013年
    2014年
    2015年
    2016年
    2017年
    2018年
    2019年
    2020年
    2021年
    2022年
    2023年
    2024年
    2025年
    プレミアムよるドラマ
    2012年
    2013年
    2014年
    2015年
    2016年
    2017年
    29分ドラマ
    (*1) 後に地上波で放送。(*2) アンコール放送
    カテゴリ カテゴリ

    脚注

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    注釈・出典

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    1. ^ a b ASAYAN モーニング娘。 8/29 ON AIR、ASAYAN.COM、1999年8月29日放送。(インターネットアーカイブのキャッシュ)
    2. ^ 日本レコード協会 認定作品 1999年11月度認定作品を閲覧。 2019年1月3日閲覧。
    3. ^ 「週刊金曜日」1999年10月1日号「LOVEマシーンモーニング娘。特上の労働歌」
    4. ^ 週刊金曜日』では「現代の労働歌」として取り上げられた[3]
    5. ^ 【エンタがビタミン♪】「ちょっと"ダサい"くらいが売れる。」つんく♂の持論に、ビニール系衣装の"ももクロ"喜ぶ。 - TechinsightJapan(2012年3月20日)、2020年2月12日閲覧。
    6. ^ ASAYAN モーニング娘。 10/31 ON AIR、ASAYAN.COM、1999年10月31日放送。(インターネットアーカイブのキャッシュ)
    7. ^ ASAYAN モーニング娘。 6/27 ON AIR、ASAYAN.COM、1999年6月27日放送。(インターネットアーカイブのキャッシュ)
    8. ^ ASAYAN モーニング娘。 8/22 ON AIR、ASAYAN.COM、1999年8月22日放送。(インターネットアーカイブのキャッシュ)
    9. ^ ASAYAN モーニング娘。 9/19 ON AIR、ASAYAN.COM、1999年9月19日放送。(インターネットアーカイブのキャッシュ)
    10. ^ モーニング娘。OGメンバーが初期の舞台ウラ暴露 矢口真里「次売れなかったら解散と言われていた」(2/2ページ) Real Sound 2015年10月10日 11:00 (2024年2月8日閲覧)
    11. ^ オリコンランキング特集
    12. ^ 進化中のモー娘。アップデートされた「LOVEマシーン」披露 - ナタリー(2013年9月27日)、2016年1月26日閲覧。
    13. ^ "モーニング娘。〜「LOVEマシーン」「恋のダンスサイト」「愛の種」初7インチ化!TOWER RECORDSから発売決定!". ハロー!プロジェクト オフィシャルサイト. 2022年4月22日閲覧。
    14. ^ 都市伝説? モーニング娘。の「ラブマの法則」とは - エキサイトニュース(2016年3月18日)、2020年2月12日閲覧。
    15. ^ そのためか、その後披露されたと思われる「男祭り」(ヘキサゴンファミリーの男性メンバー)の「Choo Choo TRAIN」に一人だけ遅れて登場。当然衣装はチェンジせず、女祭りの時のままで当曲を披露した。
    16. ^ a b 青の時代 名曲ドラマシリーズ「モーニング娘。"LOVEマシーン"」 NHKオンライン、2017年3月26日閲覧。

    メンバー

    [編集 ]
    1. ^ 神代マヤ(日笠陽子)、中川美風(茅原実里)、黒木亜美(高垣彩陽)、成瀬こずえ(花澤香菜)、川島千尋(小林ゆう)
    2. ^ 夏原里美(桑原由気)、鈴元日和(新里恵)、潮崎杏奈(稲垣麻木)、日下亜美(高橋美咲)、都筑優奈(丑山えり)、篠山小春(平山笑美)、門井舞(一瀬美保)

    外部リンク

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    メンバー
    (★はリーダー経験者
    ★★はハロプロリーダーも経験者)
    現メンバー
    9期
    10期
    11期
    12期
    13期
    15期
    16期
    17期
    旧メンバー
    1期
    2期
    3期
    4期
    5期
    6期
    7期
    8期
    9期
    10期
    12期
    13期
    14期
    シングル
    1990年代
    1997年

    愛の種(インディーズ)

    1998年
    1999年
    2000年代
    2000年
    2001年
    2002年
    2003年
    2004年
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    2010年代
    2010年
    2011年
    2012年
    2013年
    2014年
    (モーニング娘。'14)
    2015年
    (モーニング娘。'15)
    2016年
    (モーニング娘。'16)
    2017年
    (モーニング娘。'17)
    2018年
    (モーニング娘。'18)
    2019年
    (モーニング娘。'19)
    2020年代
    2020年
    (モーニング娘。'20)
    2021年
    (モーニング娘。'21)
    2022年
    (モーニング娘。'22)
    2023年
    (モーニング娘。'23)
    2024年
    (モーニング娘。'24)
    配信限定シングル
    2017年
    (モーニング娘。'17)
    2018年
    (モーニング娘。'18)
    2022年
    (モーニング娘。'22)

    3.I WISH

    アルバム
    オリジナル
    ミニ
    カバー
    ベスト
    B面集
    CD-BOX
    コラボレーションシングル

    H.P.オールスターズ:ALL FOR ONE & ONE FOR ALL!
    ハロー!プロジェクト モベキマス:ブスにならない哲学
    ハロプロ・オールスターズ:YEAH YEAH YEAH/憧れのStress-free/花、闌の時

    ユニット名義
    シングル・アルバム
    レギュラー番組
    (現在)
    グループ内
    ユニット
    関連ユニット

    シャッフルユニット - カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。) - カントリー娘。に紺野と藤本(モーニング娘。) - ZYX - ROMANS - あぁ! - W - 美勇伝 - あややムwithエコハムず - H.P.オールスターズ - 月島きらり starring 久住小春 (モーニング娘。) - ×ばつハロー!プロジェクト">Wa×ばつハロー!プロジェクト - GAM - きら☆ぴか - アテナ&ロビケロッツ - MilkyWay - High-King - ガーディアンズ4 - タンポポ# - 新ミニモニ。 - ZYX-α - 続・美勇伝 - Ex-ceed! - アフタヌーン娘δ - ドリームモーニング娘。 - おはガールメープル - リボーンイレブン - ハロー!プロジェクト モベキマス - ピーベリー - DIY - ハーベスト - LoVendoЯ - HI-FIN - ジュリン - モリ娘。 - さとのあかり - トリプレット - ODATOMO - かみいしなか かな - カントリー・ガールズ - サシニング娘。 - ハロプロ・オールスターズ - L!PP (from Hello! Project Dance Team) - GOODM!X

    関連項目
    関連人物
    カテゴリ カテゴリ
    オリコン週間シングルチャート第1位(1999年9月20日-10月4日付・3週連続)
    1月
    2月
    3月
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    5月
    6月
    7月
    8月
    • 2日・9日・16日 Boys & Girls(浜崎あゆみ)
    • 23日・30日 A(浜崎あゆみ)
    9月
    10月
    11月
    12月


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