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I Got a Boy

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『I Got a Boy』
少女時代 スタジオ・アルバム
リリース
ジャンル K-POP Dance
レーベル SMエンタテインメント
チャート最高順位
少女時代 アルバム 年表
The Boys
(2011年) I Got a Boy
(2013年) Mr.Mr.
(2014年)
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I Got a Boy』(アイ・ゴット・ア・ボーイ)は、2013年 1月1日韓国で発売された少女時代の4枚目の正規アルバム、またそのタイトル曲。

概要

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アルバムの制作には、ノルウェーの作曲家チームDSign Musicをはじめ、イギリスシンガーソングライター ピクシー・ロットJoe Belmaatiユ・ヨンジンKenzieパク・チャンヒョンなどが参加した[1] 。タイトル曲「I Got a Boy」の振り付けは、NappyTabs仲宗根梨乃Jillian Meyersが手がけた。2013年1月4日には、動画投稿サイト「YouTube」で、「I Got a Boy」のミュージックビデオが再生回数1000万回を越えた。Gaonチャートの2013年の年間の販売数は293,302枚[2] で、2014年1月から10月までの販売数8,151枚[3] を合わせると累計301,453枚である。「I Got a Boy」は2013年の第1回YouTubeミュージックアワードで「ビデオ・オブ・ザ・イヤー」を受賞した[4]

評価

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アメリカ・ビルボード公式サイトのレビューは、このアルバムについて「エレクトロニックダンスミュージッククラシック及びモダーンR&B、80年代のニューウェーブや、その他の要素を組み合わせた洗練された音楽」と伝えた。またタイトル曲「I Got a Boy」については「大衆の嗜好に合わせて作られたサウンドではないが、5つの完全に異なるサウンドを組み合わせている。この曲は一貫して流れたり、少女たちのハーモニーを支えているわけではないが、どの国でも聴いたことのない最も進歩的なポップシングルである」と評価した[5]

「I Got a Boy」は次々と曲調が切り替わる曲で親しみやすいとは言い難く、ダンスや衣装もそれまでの少女時代とは全く異なるイメージのものに挑戦している。従来のイメージの少女時代を期待していたファンからは批判の声も聞かれたが、トップガールズグループとしての冒険的・実験的な姿勢を評価する声もある。メンバーたちは、確かに曲は難解だったが、ダンスは練習生時代に慣れ親しんだダンスなのでむしろ踊りやすかったと語っている[6] 。またもうひとつの活動曲であり若き日のイメージが残る「Dancing Queen」が、「I Got a Boy」が受け入れられなかった時のための安全装置となっているという意見もある[7]

収録曲

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  1. I Got a Boy
  2. Dancing Queen
    イギリスの歌手ダフィーの「Mercy」を韓国語でカバーした曲。
    2008年にシングルとして制作されMVも撮影されていたが発売中止となっていた。
  3. Baby Maybe
    少女時代メンバーのスヨンユリソヒョンが作詞を手がけた。
  4. 話してみて (Talk Talk)
    日本2ndアルバム『GIRLS' GENERATION II 〜Girls & Peace〜』に収録された「BOOMERANG」の韓国語バージョン。
  5. Promise
  6. Express 999
  7. ガラスの子ども (Lost In Love)
    テヨンティファニーのデュエット曲。
  8. Look at Me
  9. XYZ
    ユリとソヒョンが作詞を手がけた。
  10. ロマンティック街道 (Romantic ST.)

出典

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  1. ^ 少女時代、4thアルバムのタイトル曲「I GOT A BOY」のMVを公開! Kstyle 2013年1月1日
  2. ^ http://gaonchart.co.kr/main/section/chart/album.gaon?nationGbn=T&serviceGbn=&targetTime=2013&hitYear=2013&termGbn=year
  3. ^ http://gaonchart.co.kr/main/section/chart/album.gaon?nationGbn=T&serviceGbn=&targetTime=10&hitYear=2014&termGbn=month
  4. ^ YouTube初の音楽賞発表 少女時代が年間MV大賞、ORICON NEWS、2013年11月4日 19:14。
  5. ^ 米ビルボード、少女時代の新曲を「最も進歩的なポップソング」と好評 Kstyle 2013年1月5日
  6. ^ Vol.1 ― 少女時代、新曲「I GOT A BOY」歌&ダンスに対する世間の論議について語る kstyle 2013年1月9日
  7. ^ 少女時代、ダブルタイトル曲で新しい挑戦 kstyle 2013年1月8日
テヨン · サニー · ティファニー · ヒョヨン · ユリ · スヨン · ユナ · ソヒョン
元メンバー:ジェシカ
アルバム
韓国
オリジナル・アルバム
ミニ・アルバム
日本
オリジナル・アルバム
ミニ・アルバム
リミックス・アルバム
ベスト・アルバム
シングル
韓国
2007年
2015年

2.PARTY

日本
2010年

1.GENIE · 2.Gee

2011年
2012年

4.PAPARAZZI · 5.Oh! · 6.FLOWER POWER

2013年
2015年
DVD
コンサートツアー
リアリティ番組

少女、学校へ行く · MTV 少女時代 · Factory Girl · Himnaera Him! · 少女時代のHello Baby · Right Now It's Girls' Generation

関連項目
ウェブサイト: 韓国 · 台湾 · 日本 · カテゴリ カテゴリ
歴代受賞者()内の数字は第しろまる回、『』内はアルバム名
2010年代
第1四半期
第2四半期
第3四半期
第4四半期
  • 2011(1)少女時代『The Boys
  • 2012(2)東方神起『Catch Me
  • 2013(3)EXO『12月の奇跡(朝鮮語).
  • 2014(4)SUPER JUNIOR『This is Love』
  • 2015(5)EXO『Sing For You(朝鮮語).
  • 2016(6)防弾少年団『WINGS
  • 2017(7)Wanna One『1-1=0(NOTHING WITHOUT YOU)』
  • 2018(8)EXO『DON’T MESS UP MY TEMPO』
  • 2019(9)EXO『OBSESSION』
2020年
- 2022年
第1四半期
第2四半期
第3四半期
  • 2020(10)SEVENTEEN『Heng:garae』
  • 2021(11)防弾少年団『Butter
  • 2022(12)防弾少年団『Proof
第4四半期
2023年
授賞式開催は翌年。

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