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金卿文

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
金 卿文(キム・ギョンムン)
Kim Kyung-Moon
ハンファ・イーグルス 監督 #74
基本情報
国籍 大韓民国の旗 韓国
出身地 仁川広域市
生年月日 (1958年11月01日) 1958年 11月1日(65歳)
身長
体重
175 cm
78 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 捕手
プロ入り 1982年
初出場 1982年3月28日
最終出場 1991年9月29日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
選手歴
監督・コーチ歴
この表について
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しかくプロジェクト:野球選手  しかくテンプレート

キム・ギョンムン
各種表記
ハングル: 김경문
漢字: 金卿文
発音: キムギョンムン
本人表記: Kim Kyung-Moon
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金 卿文(キム・ギョンムン、朝鮮語: 김경문1958年 11月1日 - )は、大韓民国 仁川広域市出身の元プロ野球選手、野球指導者。

来歴

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現役時代

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韓国プロ野球が設立された初年度の1982年高麗大学校よりOBベアーズへ捕手として入団し、チームの韓国シリーズ制覇に貢献。8シーズンプレーした後、1990年太平洋ドルフィンズへ放出されたが、翌年OBに復帰し1年プレーした後引退。実働10年で700試合に出場し、打率.220、本塁打6、打点126。

引退後

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1992年より2年間、アトランタ・ブレーブスにおいてコーチ研修を受ける。1994年に韓国球界に復帰し、サムスン・ライオンズのバッテリーコーチを経て1998年に古巣OBベアーズのバッテリーコーチに就任する。2004年より金寅植(キム・インシク)の後を受け、斗山の監督に就任した。

2007年北京オリンピック野球韓国代表監督に就任し、同年12月のアジア予選では日本に敗れ、本大会出場を決めることはできなかった。2008年3月の世界最終予選を2位で通過し、8月の本大会では9戦全勝で韓国代表を史上初のオリンピック野球優勝に導いた。

2011年6月13日、斗山の成績不振に伴い、シーズン途中で突如休養(事実上辞任)した。在任期間中、斗山を3度韓国シリーズ出場に導いたが、優勝はならなかった。2005年に三星相手に第1戦から4連敗、2007年にSKワイバーンズ相手に第3戦から4連敗、2008年同じくSK相手に第2戦から4連敗と、いずれも韓国シリーズを4連敗で終えていた。

2011年8月31日、新球団のNCダイノスの初代監督に就任する事が決まった。契約期間は3年、年俸は総額14億ウォン[1] 。背番号は斗山監督時代と同じ『74』。NCは1軍初のシーズンとなった2013年、9球団中7位に入る健闘を見せた。2014年はレギュラーシーズン3位でNCを初のポストシーズン進出に導き、2015年はレギュラーシーズン2位で2年連続ポストシーズン進出、2016年も2年連続レギュラーシーズン2位で3年連続ポストシーズン進出、そして初の韓国シリーズ出場に導いている。2017年はレギュラーシーズン4位で4年連続ポストシーズン進出に成功した。

2018年6月3日に退任した。当時NCは最下位に低迷していた。

2019年1月28日、北京オリンピック以来となる韓国代表監督に就任した。2020年東京オリンピック予選を兼ねた2019 WBSCプレミア12で指揮を執り、準優勝で開催国日本を除くアジア・オセアニア地区1位となったため、オリンピックの出場権を得た。1年延期された2020年東京オリンピックでも野球韓国代表を指揮し、6チーム中4位だった。

2024年6月1日、不振により退任した崔元豪の後任として、ハンファ・イーグルスの監督に就任した。

詳細情報

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年度別打撃成績

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O
P
S
1982 OB 51 106 10 23 4 0 0 6 2 4 7 7 2 4 .217 .255 .265 .520
1983 62 117 13 24 4 1 2 0 12 2 12 14 4 4 .205 .308 .269 .577
1984 36 96 8 23 6 0 0 5 5 2 9 11 1 0 .240 .302 .305 .607
1985 57 79 7 15 3 0 0 3 1 3 13 5 0 8 .190 .228 .301 .529
1986 86 180 10 33 7 0 0 11 0 3 12 19 2 3 .183 .222 .233 .455
1987 94 228 22 60 4 0 2 26 2 4 21 25 2 6 .263 .307 .325 .632
1988 97 257 19 67 14 0 1 26 2 1 11 18 10 10 .261 .327 .288 .615
1989 97 227 19 48 9 0 0 22 2 0 15 27 2 8 .211 .251 .259 .510
1990 太平洋 63 91 3 21 5 0 0 9 0 2 6 9 0 1 .231 .287 .276 .563
1991 OB 57 113 8 15 4 0 1 6 1 0 4 15 1 1 .133 .195 .162 .357
通算:10年 700 1494 119 329 60 1 6 126 17 19 110 150 24 45 .220 .305 .305 .610

年度別監督成績

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2004 斗山 3位 133 70 62 1 .530 46歳
2005 2位 126 72 51 3 .585 47歳
2006 5位 126 63 60 3 .512 48歳
2007 2位 126 70 54 2 .565 49歳
2008 2位 126 70 56 0 .556 50歳
2009 3位 133 71 60 2 .534 51歳
2010 3位 133 73 57 3 .549 52歳
2011 3位 55 23 32 2 .418 53歳
2013 NC 7位 128 52 72 4 .419 55歳
2014 3位 128 70 57 1 .551 56歳
2015 2位 144 84 57 3 .596 57歳
2016 2位 144 83 58 3 .589 58歳
通算:12年 1502 801 676 27 .542

背番号

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  • 22 (1982年 - 1991年)
  • 81 (1994年 - 1996年)
  • 74 (1998年 - 2018年、2024年 - )

脚注

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外部リンク

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監督
コーチ
二軍監督・コーチ
三軍コーチ
投手
捕手
内野手
外野手
 
大韓民国の旗 野球韓国代表
監督
コーチ
投手
捕手
内野手
外野手

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