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宮田洋容・布地由起江

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(2012年5月)

宮田 洋容・布地 由起江(みやたようよう・ふじゆきえ)は、昭和期に活躍した音曲漫才コンビ。男女コンビではあるが、夫婦ではない。

アコーディオンを持ったミュージカル漫才を考案。楽団ユーモアと組んで、ピアノなどの伴奏も時折入れてもらっていた。都上英二・東喜美江リーガル千太・万吉等と共に戦中戦後と東京漫才で活躍。

メンバー

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宮田 洋容(1915年 2月16日 - 1983年 7月11日)
本名は岩下 信夫(いわした のぶお)。熊本県 玉名郡 三加和町出身。1929年熊本工業高校卒業。ミスワカナの一座を経て1938年から吉本興業専属となる。
1942年より上京し並木一路日森麗子等のコンビを変えて戦後、布地由起江と組む。解散後はアメリカ人のミヤタ・フィリップと組んだ。
東京漫才協会(当時会長であったコロムビア・トップ・ライトコロムビア・トップの漫才協団(現在の漫才協会)とは別組織)の運営委員長であった。
数々の映画に出演しているが、クレジットが「宮田羊容」である作品もあった。
最後の舞台は1983年5月26日 神奈川県 海老名市で行われた漫才協団主催の「漫才大会」。
布地 由起江(1932年 5月6日 - 没年不詳 [1] )
本名は長谷川 幸子[2] [3] 北海道出身。1952年コメディアン小野栄一と同郷で一緒に上京してきたという。組む前は美人歌手女優として活躍。
解散後はオペラ漫才コンビ「ふじゆきえ・はなこ」で活動していたが、2006年に引退。他にも手話漫才も担当していた。2016年三遊亭金馬(4代目)(当時)のもとに、ゆきえの歌集「おもしろげ」が送られてきたのを長井好弘が新聞コラムで紹介[2] 、後に長井がゆきえに電話で近況を聞いている[4] 。既に故人とされているが、詳細な没年月日は不明。存命という情報もある[3]

出演映画・ドラマ

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映画

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宮田洋容
布地由起江
  • 乙女の祈り
  • 若い恋人たち
  • 爆笑水戸黄門漫遊記(1959年)
  • 新・三等重役(1959年)
  • 自由ケ丘夫人(1960年)
  • 私は嘘は申しません(1961年)
  • 大笑い次郎長一家 三ン下二挺拳銃(1962年)
  • やわ肌ざんげ(1966年)

ドラマ

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宮田洋容・布地由起江
宮田洋容
  • 月光仮面 第2部(1958年、KRT / 宣弘社プロダクション)ハンチングの由 役
  • 記念樹 第28話「コンパクトの中の青空」(1966年10月11日) - 製材所主人[注釈 1]
  • 特別機動捜査隊(NET / 東映)
    • 第375話「鶏はふたたび鳴く」(1969年)
    • 第402話「海は知っている」(1969年)
    • 第675話「疑惑の夜」(1974年)
  • サインはV(1969年、TBS / 東宝)立木大和・人事課長 役
  • 水戸黄門(TBS / C.A.L)
    • 第6部 第25話「海道一の大盗人 ‐金谷‐」(1975年9月15日) - めし屋の親爺
    • 第7部 第18話「盗まれた印籠 -山形-」(1976年9月20日) - 幸吉
  • 非情のライセンス 第2シリーズ第60話「兇悪のお母さん」(1975年、NET / 東映) - 主人
  • 江戸の旋風II(1976年、CX)
  • 破れ奉行(テレビ朝日 / 中村プロ)
    • 第5話「暗黒街の紅い花」(1977年)
    • 第25話「闇に消えた三億両」(1977年) - 藤兵衛(注記)「宮田羊容」と誤表記
布地由起江

唄の家ライオン門下

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宮田一門

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直弟子

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孫弟子

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脚注

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注釈

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  1. ^ a b 宮田羊容名義。
  2. ^ 唄の家なり駒はWヤングの平川幸男の叔父。
  3. ^ 千葉なり太の妻で秋田Aスケ・Bスケの二代目秋田Bスケの叔母。

出典

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  1. ^ ウルトラマン研究読本(洋泉社) 2013年 p.178
  2. ^ a b 長井好弘「[川柳 うたた寝帳] 頑張る人へ 五七五のエール」『讀賣新聞』2016年3月27日、東京朝刊、10面。
  3. ^ a b 喜利彦山人 (2020年3月3日). "宮田洋容・布地由起江". 東京漫才のすべて The tokyo manzai collections. 2023年6月21日閲覧。
  4. ^ 長井好弘『平成28年5月号 今月の御言葉(108)特別編』東京かわら版、2016年4月28日、150頁。 
  5. ^ 東宝特撮映画全史 1983, p. 536, 「主要特撮作品配役リスト」

参考文献

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