安房勝山駅
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安房勝山駅 | |
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駅舎(2024年7月) | |
あわかつやま Awa-Katsuyama | |
◄保田 (3.3 km) (2.9 km) 岩井 ► | |
地図 | |
所在地 | 千葉県 安房郡 鋸南町竜島835-3[1] |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■しかく内房線 |
キロ程 |
70.8 km(蘇我起点) 千葉から74.6 km |
電報略号 | アヤ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
287人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1917年(大正6年)8月1日 [2] |
備考 | 業務委託駅(日本郵便委託)[1] [3] |
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安房勝山駅(あわかつやまえき)は、千葉県 安房郡 鋸南町竜島(りゅうしま)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)内房線の駅である。
本項では、当駅舎内にある安房勝山駅郵便局についても記述する[1] [3] 。
歴史
[編集 ]- 1917年(大正6年)8月1日:鉄道院の駅として開設[2] 。
- 1969年(昭和44年)6月21日:貨物取扱廃止[4] 。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[4] 。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[2] 。
- 1994年(平成6年)9月1日:終日社員配置駅から夜間不在駅となる[5] 。
- 2009年(平成21年)3月14日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[6] 。東京近郊区間に組込まれる[6] 。
- 2014年(平成26年)3月15日:駅舎側の番線が撤去される。従来、1・2番線共両方向からの進入が可能であった。
- 2017年(平成29年)3月8日:みどりの窓口の営業を終了。
- 2020年(令和2年)4月1日:終日無人化[7] 。
- 2024年(令和6年)7月16日:当駅敷地内に安房勝山駅郵便局(日本郵便)を設置し、同局に駅の窓口業務を委託(後述)[1] [3] [8] 。
-
国鉄時代の安房勝山駅(1983年3月)
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改装前の駅舎(2006年1月)
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駅名看板変更前の改装後駅舎(2007年11月)
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駅名看板変更後の改装後駅舎(2022年2月)
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2面2線時代のホーム(2000年9月)
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建替前の改札口(2022年2月)
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建替前の待合室(2022年2月)
駅構造
[編集 ]単式ホーム1面1線を有する地上駅である。木造駅舎を備える。ホームは嵩上げされていないほか、11両編成までに対応する。2014年(平成26年)までは当駅でも列車交換が可能であった。旧1番線ホームでは線路・架線・信号機・跨線橋が撤去され、跡地には駅舎とホームを結ぶ通路が新設された。
日本郵便が駅業務を受託している木更津統括センター(館山駅)管理の業務委託駅である[1] [3] 。乗車駅証明書発行機と簡易Suica改札機が設置されている。トイレは水洗式である。
-
駅舎内(2024年7月)
-
駅ホーム(2022年2月)
利用状況
[編集 ]2018年度(平成30年度)の1日平均乗車人員は287人である。
JR東日本および千葉県統計年鑑によると、1990年度(平成2年度)以降の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1990年(平成02年) | 1,018 | [* 1] |
1991年(平成03年) | 990 | [* 2] |
1992年(平成04年) | 959 | [* 3] |
1993年(平成05年) | 927 | [* 4] |
1994年(平成06年) | 889 | [* 5] |
1995年(平成07年) | 841 | [* 6] |
1996年(平成08年) | 792 | [* 7] |
1997年(平成09年) | 714 | [* 8] |
1998年(平成10年) | 656 | [* 9] |
1999年(平成11年) | 625 | [* 10] |
2000年(平成12年) | [JR 1] 594 | [* 11] |
2001年(平成13年) | [JR 2] 570 | [* 12] |
2002年(平成14年) | [JR 3] 537 | [* 13] |
2003年(平成15年) | [JR 4] 520 | [* 14] |
2004年(平成16年) | [JR 5] 492 | [* 15] |
2005年(平成17年) | [JR 6] 480 | [* 16] |
2006年(平成18年) | [JR 7] 451 | [* 17] |
2007年(平成19年) | [JR 8] 407 | [* 18] |
2008年(平成20年) | [JR 9] 411 | [* 19] |
2009年(平成21年) | [JR 10] 417 | [* 20] |
2010年(平成22年) | [JR 11] 393 | [* 21] |
2011年(平成23年) | [JR 12] 393 | [* 22] |
2012年(平成24年) | [JR 13] 390 | [* 23] |
2013年(平成25年) | [JR 14] 370 | [* 24] |
2014年(平成26年) | [JR 15] 336 | [* 25] |
2015年(平成27年) | [JR 16] 331 | [* 26] |
2016年(平成28年) | [JR 17] 331 | [* 27] |
2017年(平成29年) | [JR 18] 305 | [* 28] |
2018年(平成30年) | [JR 19] 287 | [* 29] |
駅周辺
[編集 ]鋸南町役場の最寄駅となっており、近隣には鋸南富山インターチェンジが位置する。
-
鋸南町役場
-
鋸南町営循環バス
-
源頼朝上陸地の碑
安房勝山駅郵便局
[編集 ]安房勝山駅郵便局 | |
---|---|
基本情報 | |
正式名称 | 安房勝山駅郵便局 |
前身 | 勝山郵便局[1] |
局番号 | 05050 |
設置者 | 日本郵便株式会社 |
所在地 |
〒299-2199[1] 千葉県 安房郡 鋸南町竜島835-3[1] |
貯金 | |
店名 | ゆうちょ銀行 代理店 |
取扱店番号 | 050500[9] |
保険 | |
店名 | かんぽ生命保険 代理店 |
特記事項 | |
駅業務の取扱も兼務[1] | |
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沿革
[編集 ]- 2023年(令和5年)5月10日:「日本郵便とJR東日本の地域・社会の活性化に関する協定」に基づき[10] 、当局業務と安房勝山駅窓口業務の一体的な運営を開始すると発表[8] 。
- 2024年(令和6年)7月16日:勝山郵便局が当敷地内に移転し、安房勝山駅郵便局へ改称[1] [3] 。
取扱内容
[編集 ]- 郵便、印紙、ゆうパック [1] [9]
- 貯金、為替、振替[1] [9]
- 生命保険、バイク自賠責保険、がん保険[1] [9]
- カタログ販売、店頭販売[1]
- ゆうちょ銀行 ATM [1] [9]
- Suicaへのチャージ、精算、列車の発車時刻および運賃の案内[注釈 1] [1]
- 安房郡 鋸南町内の一部地域の集配業務
隣の駅
[編集 ]脚注
[編集 ][脚注の使い方]
記事本文
[編集 ]注釈
[編集 ]出典
[編集 ]- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 『内房線安房勝山駅における郵便局窓口業務と駅窓口業務の一体運営の開始』(PDF)(プレスリリース)日本郵便関東支社/東日本旅客鉄道千葉支社、2024年6月12日。オリジナルの2024年6月12日時点におけるアーカイブ。https://web.archive.org/web/20240612073946/https://www.jreast.co.jp/press/2024/chiba/20240612_c01.pdf 。2024年6月12日閲覧。
- ^ a b c 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 31号 内房線・外房線・久留里線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年2月21日、14-15頁。
- ^ a b c d e f 「勝山駅郵便局が開局 日本郵便関東とJR千葉が一体運営 鋸南」『房日新聞』2024年7月18日。オリジナルの2024年7月18日時点におけるアーカイブ。2024年7月18日閲覧。
- ^ a b 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』JTB、1998年、619頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ "千葉支社安全・異常時対応無視の要員削減提案" (PDF). 国鉄千葉動力車労働組合 (1994年5月2日). 2019年5月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月9日閲覧。
- ^ a b 『Suicaをご利用いただけるエリアが広がります。』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2008年12月22日。オリジナルの2019年5月3日時点におけるアーカイブ。https://web.archive.org/web/20190503211623/https://www.jreast.co.jp/press/2008/20081218.pdf 。2019年7月30日閲覧。
- ^ "10・5鴨川支部大会開催 / 第49回大会決定に基づく申し入れ – 国鉄千葉動力車労働組合" (2019年10月9日). 2020年4月9日閲覧。
- ^ a b 『日本郵便とJR東日本との連携協定に基づく「郵便局と駅の機能連携」〜安房勝山駅で郵便局窓口業務と駅窓口業務の一体運営を実施します〜』(PDF)(プレスリリース)日本郵便関東支社/東日本旅客鉄道千葉支社、2023年5月10日。オリジナルの2023年5月11日時点におけるアーカイブ。https://web.archive.org/web/20230511203140/https://www.jreast.co.jp/press/2023/chiba/20230510_c01.pdf 。2023年5月15日閲覧。
- ^ a b c d e "安房勝山駅郵便局(千葉県)- 日本郵政グループ". 日本郵政. 2024年7月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月18日閲覧。
- ^ 『日本郵便とJR東日本の地域・社会の活性化に関する協定の締結』(PDF)(プレスリリース)日本郵便/東日本旅客鉄道、2018年6月11日。オリジナルの2018年12月15日時点におけるアーカイブ。https://web.archive.org/web/20181215052342/http://www.jreast.co.jp/press/2018/20180611.pdf 。2024年6月12日閲覧。
利用状況
[編集 ]- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- 千葉県統計年鑑
- ^ 千葉県統計年鑑(平成3年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成4年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成5年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成6年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成7年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成8年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成9年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成10年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成11年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成12年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成13年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成14年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成15年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成16年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成17年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成18年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成19年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成20年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成21年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成22年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成23年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成24年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成25年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成26年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成27年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成28年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成29年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成30年)
- ^ 千葉県統計年鑑(令和元年)
関連項目
[編集 ]ウィキメディア・コモンズには、安房勝山駅 に関連するカテゴリがあります。
外部リンク
[編集 ]- 駅の情報(安房勝山駅):JR東日本
- 安房勝山駅郵便局:日本郵便
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