南波浩
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南波 浩(なんば ひろし、1910年 4月30日 [1] - 2000年 6月29日)は、日本の国文学者。同志社大学名誉教授。
略歴
[編集 ]京都府 宮津市生まれ[2] 。京都帝国大学 大学院修了。同志社大学 助教授、教授、1981年定年退任、名誉教授、梅花女子大学教授。
1983年、勲三等 瑞宝章を受章。2000年6月29日、心不全のため死去[1] 。
著書
[編集 ]- 『校異古本竹取物語』ミネルヴァ書房 1953
- 『物語文学概説』ミネルヴァ書房 1954
- 『物語文学 伝流から成立へ』三一書房 1958 古典とその時代
- 『紫式部集の研究 校異篇・伝本研究篇』笠間書院 1972
- 『紫式部集全評釈』笠間書院 1983 笠間注釈叢刊
校注・共編著
[編集 ]- 『竹取物語・伊勢物語』校註 朝日新聞社 1960 日本古典全書
- 『大和物語』校註 朝日新聞社 1961 日本古典全書
- 『紫式部集 付 大弐三位集・藤原惟規集』校注 1973 岩波文庫
- 『源氏物語地名と方法』広川勝美共編 桜楓社 1990