務川慧悟
務川 慧悟 | |
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生誕 | (1993年04月09日) 1993年 4月9日(31歳) |
出身地 | 愛知県 |
学歴 |
愛知県立旭丘高等学校 パリ国立高等音楽院ピアノ科第3課程修了 室内楽科第1課程修了 フォルテピアノ科卒業 |
ジャンル | クラシック |
職業 | ピアニスト |
担当楽器 | ピアノ |
事務所 |
www |
務川 慧悟(むかわ けいご、1993年 4月9日 - )は、日本のピアニスト。愛知県 知多郡 東浦町出身(東海市生まれ)。
経歴
[編集 ]3歳よりヤマハ音楽教室で学ぶ。愛知県立旭丘高等学校、東京藝術大学を経て、パリ国立高等音楽院第2課程ピアノ科、室内楽科修了。同音楽院フォルテピアノ科(古楽科)卒業。
東京藝術大学1年在学中の2012年、第81回日本音楽コンクール1位受賞を機に、本格的な演奏活動を開始。2014年、パリ国立高等音楽院に審査員満場一致の首席で合格し渡仏。2017年、シャネル・ピグマリオン・デイズのアーティストに選出されラヴェルピアノ作品全曲演奏をテーマに全6回のリサイタルを開催。2018年、NHK「らららクラシック」において「左手のためのピアノ協奏曲」を演奏するなど、ラヴェルの作品に意欲的に取り組んでいる。日本音楽コンクールで第一位を同時受賞した反田恭平と、2019年から2台ピアノのツアーを企画。愛知県、三重県、大阪府にてリサイタルを行う。2年目となる2020年にはこの2台ピアノでパリデビュー、CD制作も行う。東京をはじめ東北5県を回るツアーを予定していたが、新型コロナウイルス感染症の世界的流行の影響により日程のほとんどが中止、延期となる。7月に予定されていた東京公演は、反田が立ち上げた企画の有料オンデマンドコンサート「Hand in hand vol.2」として配信された[1] 。
これまでに日本各地、スイス、上海、ラトビアにてリサイタルを開催。東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、セントラル愛知交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、フランスにてロレーヌ国立管弦楽団と共演のほか、室内楽では、NHK交響楽団首席奏者と共演。ソロ、コンチェルト、室内楽と幅広く演奏活動を行うと共に、留学記、コラムを連載するなど多方面で活動している。2019年9月、反田恭平が代表を務める株式会社NEXUSに所属[2] 。2020年7月、合同会社ミューズ・プレスより務川編曲の楽譜、ラヴェル「マ・メール・ロワ」(ピアノ独奏版)が出版された[3] 。
フランク・ブラレイ、上田晴子、テオドール・パラスキヴェスコ、ジャン・シュレム、パトリック・コーエン、ダリア・フェデエヴァ、横山幸雄、青柳晋の各氏に師事。
2012、2013、2014年度ヤマハ音楽振興会音楽支援奨学生。2015、2016年度公益財団法人ロームミュージックファンデーション奨学生[4] 。2017年度第46回江副記念財団奨学生[5] 。
受賞歴
[編集 ]- 2008年、全日本学生音楽コンクール中学校の部全国大会第1位[6] 、野村賞、井口愛子賞、音楽奨励賞受賞
- 2010年、第14回松方ホール音楽賞第1位最年少受賞
- 2012年、第81回日本音楽コンクール第1位[7] [8] 、野村賞、井口賞、河合賞受賞
- 2014年、第3回秋吉台音楽コンクール室内楽部門第1位[9]
- 2015年、第25回エピナル国際ピアノコンクール第2位[10]
- 2016年、第18回イル・ドゥ・フランス国際ピアノコンクール第2位[11]
- 2016年、第5回コープ・ミュージック・アワード国際コンクール第1位
- 2018年、第10回浜松国際ピアノコンクール第5位[12]
- 2019年、ロン=ティボー=クレスパン国際音楽コンクールピアノ部門第2位[13]
- 2021年3月、愛知県芸術文化選奨文化新人賞受賞[14]
- 2021年、エリザベート王妃国際音楽コンクールピアノ部門第3位[15]
- 2023年、第33回日本製鉄音楽賞フレッシュアーティスト賞受賞[16] [17]
- 2024年、第33回出光音楽賞受賞[18]
ディスコグラフィー
[編集 ]- 2019年5月7日ALM Recordsより『第10回浜松国際ピアノコンクール2018公式CD』2枚組(ALCD-7233 7234)発売。(務川慧悟演奏曲:Disc1 ドビュッシー:練習曲 第6番「8本の指のための」バッハ/ブゾーニ:シャコンヌ ニ短調)[19] [20]
- 2020年2月7日『J.S.BACH,Liszt&Ravel:Piano Works』Apple Music、Spotifyにてストリーミング配信スタート。(ラヴェル/クープランの墓、リスト/バラード第2番、J.Sバッハ/カプリッチョ最愛の兄の旅立ちにあたって、等を収録)CDアルバムは海外販売店にて2月21日リリース。[21] [22] [23]
- 2020年8月1日NOVA Record×ばつ務川慧悟『Two Pianos』オンラインショップにて販売開始。(ラフマニノフ:2台ピアノのための曲、シューベルト:創作主題による8つの変奏曲、ラヴェル:スペイン狂詩曲)[24]
- 2020年9月7日ALM Recordsより『ショパン|ラフマニノフ|ブーレーズ』(ALCD-7253)発売。(ショパン:バラード第1番、ラフマニノフ:楽興の時、ブーレーズ:アンシーズ2001年版、等を収録)[25]
- 2022年11月30日イープラスより『ラヴェル:ピアノ作品全集』(NR-2203)発売。[26]
- 2023年2月1日NOVA Record×ばつ務川慧悟『Two Pianos2』(NR-02301)発売[27]
メディア出演
[編集 ]- 2021年2月27日テレビ朝日系「題名のない音楽会」[28] [29]
- 2021年3月26日NHKBSプレミアム「クラシック倶楽部」[30] [31]
- 2021年3月31日NHK-FM「ベストオブクラシック」
- 2021年8月28日テレビ朝日系「題名のない音楽会」[32]
- 2023年11月18日テレビ朝日系「題名のない音楽会」
- 2024年6月15日テレビ朝日「題名のない音楽会」[33]
出典
[編集 ]- ^ "オンデマンドコンサート開催決定". 20200727閲覧。
- ^ "ロン=ティボー=クレスパン国際コンクール2位入賞務川慧悟よりコメント". 2019年12月16日閲覧。
- ^ "7月の新刊情報". 20200727閲覧。
- ^ "公益財団法人ロームミュージックファンデーションこれまでの奨学生の紹介". 2019年9月14日閲覧。
- ^ "公益財団法人江副記念リクルート財団器楽部門奨学生紹介". 2019年9月14日閲覧。
- ^ "全日本学生音楽コンクール入賞者一覧第61-70回". 2019年9月14日閲覧。
- ^ "日本音楽コンクール入賞者一覧第81-90回". 2019年9月14日閲覧。
- ^ "1位の横顔". (2012年11月13日). オリジナルの2013年3月30日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20130330031838/http://mainichi.jp/feature/news/20121113dde012040020000c.html 2019年9月14日閲覧。
- ^ "秋吉台音楽コンクール過去の入賞者一覧". 2019年9月14日閲覧。
- ^ "Epinal International Piano Competition history winners competition2015". 2019年9月14日閲覧。
- ^ "Lauréats du concours depuis 1999". 2019年9月14日閲覧。
- ^ "浜松国際ピアノコンクール審査結果". 2019年9月14日閲覧。
- ^ "仏ロンティボー国際音楽コンクール ピアノで日本人が1、2位独占". 2019年11月17日閲覧。
- ^ "愛知県". 20210327閲覧。
- ^ "エリザベート王妃国際音楽コンクールで第3位入賞!!". 20210530閲覧。
- ^ "第33回日本製鉄音楽賞を受賞しました". 2023年2月16日閲覧。
- ^ "日本製鉄音楽賞". 2023年11月5日閲覧。
- ^ "第33回出光音楽賞に戸澤采紀(ヴァイオリン)、前田妃奈(ヴァイオリン)、務川慧悟(ピアノ)". 2024年3月14日閲覧。
- ^ "第10回浜松国際ピアノコンクール2018公式CD発売". 2019年11月1日閲覧。
- ^ "第10回浜松国際ピアノコンクール2018". 2019年11月1日閲覧。
- ^ "Apple Music". 2020年2月8日閲覧。
- ^ "Spotify". 2020年2月8日閲覧。
- ^ "務川慧悟さんの新譜リリース". 2020年2月8日閲覧。
- ^ "新CD発売". 20200731閲覧。
- ^ "務川慧悟ディスコグラフィ". 20200909閲覧。
- ^ "務川慧悟「ラヴェル:ピアノ作品全集」が本日発売". 2022年12月3日閲覧。
- ^ "ニューリリース". 20230120閲覧。
- ^ "務川慧悟オフィシャルサイト". 20210327閲覧。
- ^ "これまでの放送". 20210327閲覧。
- ^ "務川慧悟オフィシャルサイト". 20210327閲覧。
- ^ "クラシック倶楽部". 20210327閲覧。
- ^ "務川慧悟オフィシャルサイト". 20210817閲覧。
- ^ "これまでの放送バックナンバー". 20240630閲覧。
外部リンク
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