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人形の傷跡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
人形の傷跡
ジャンル サイコホラーアドベンチャーゲーム
対応機種 Microsoft Windows
Macintosh
iOS
Android
Nintendo Switch
Steam
開発元 Child-Dream
ミスタ・ストーリーズ [注 1] (Switch / Steam)
マメクジラ(Switch / Steam)
発売元 Child-Dream
マメクジラ(Switch / Steam)
シナリオ 宮下英尚
音楽 秋元慎
上甲玲子
LIGHT
美術 赤坂剛
芦田直之
シリーズ ザ・ゲームシリーズ(69[1] )
(内容は第一部のみ)
人数 1人
メディア ダウンロードゲーム
発売日 PC:1998年
iOS:2009年9月17日[2]
Android:2013年4月15日[3]
Switch:2022年8月18日[4]
Steam:未定
エンジン RPGツクール95
その他 第一部はフリーウェア
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人形の傷跡』(にんぎょうのきずあと、A Scar of the Doll)は、ゲーム開発集団のChild-Dream制作のサイコホラーアドベンチャーゲーム。2部構成であり第1部はフリーウェア、第2部はシェアウェアとして頒布されていたが、のちにメール登録等を条件として無償化されている。

概要

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本作はRPGツクール95を用いて開発が行われ1998年に発売された。発売後にヒットを記録するとともにミステリ専門誌に掲載されるなど話題になり、Child-Dreamは本作についてインディーゲームの先駆者的なアドベンチャーゲームとしている[5]

一時期は100円ショップダイソーが店頭販売するゲームソフト群「ザ・ゲームシリーズ」の第69弾ソフトとして販売され[1] 、2009年9月17日にはiOS移植版が、2013年4月15日にはAndroid移植版が発売された[2] [3] 。また、2022年8月18日にはNintendo Switch向けのリメイク版が『人形の傷跡:姉の謎を追うサイコホラー』のタイトルで発売され[4] Steam版の発売も予定されている[6] 。リメイク版ではキャラクターデザインが一新されたほか、物語後半の大幅な追加やサブキャラクター視点でのザッピングシナリオの実装、BGMのリマスター、ホラー要素のON/OFF機能の実装などが行われている[4]

ストーリー

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上条明日美は連絡の途絶えた大学院生の姉を心配して東京に向かうが、姉がいたはずの研究室やアパートに痕跡はまったく残っていなかった。そして姉を捜し出そうとする明日美の身には、恐怖が迫りつつあった。

登場人物

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上条明日美
本作の主人公。連絡がつかない姉を心配し、一人で姉の所属していた帝都工業大学を訪れる。
神子塚武寛
帝都工業大学システム工学科の教授。
灰原憲次
帝都工業大学システム工学科の助教授。
田名部直義
神子塚研究室の助手。
兼松進
神子塚研究室の技術官。
水越麻衣子
神子塚武寛の秘書。
椎名信昭
大学院生。博士課程3年。
柿崎福太郎
大学院生。博士課程2年。
一ノ瀬晃
大学院生。博士課程1年。
林谷佳織
大学院生。修士課程2年。
船橋恭彦
大学院生。修士課程2年。
弓野誠一
大学院生。修士課程1年。

関連項目

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脚注

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注釈

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  1. ^ ミスタ・ストーリーズはChild-Dreamを法人化した会社。

出典

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  1. ^ a b 大創出版ホームページ ザ・ゲームシリーズ 大創出版
  2. ^ a b "人形の傷跡". 4Gamer.net. 2022年8月10日閲覧。
  3. ^ a b "人形の傷跡". 4Gamer.net. 2022年8月10日閲覧。
  4. ^ a b c "Switch版「人形の傷跡」,8月18日に配信決定。RPGツクール95で制作され,高い評価を得たサイコサスペンスADVのフルリメイク". 4Gamer.net (2022年8月4日). 2022年8月10日閲覧。
  5. ^ "サイコホラーADV『人形の傷跡』がSwitch向けに24年ぶりにリメイク!". 電撃オンライン (2022年7月12日). 2022年8月10日閲覧。
  6. ^ "本格サイコサスペンスADV『人形の傷跡』リメイク版発表、Nintendo Switch向けに今夏配信へ。消えた姉の痕跡と迫りくる恐怖". AUTOMATON (2022年7月12日). 2022年8月10日閲覧。

外部リンク

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