レビュー交響楽
表示
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
宝塚グランド・ロマン[1] 『レビュー交響楽』(レビューこうきょうがく)は宝塚歌劇団のミュージカル作品。2部38場[2] [3] 。
概要
[編集 ]アメリカの舞台芸術のプロデューサー、フローレンツ・ジーグフェルドと、彼を取り巻く舞台に生きる様々な人達の哀歓を描いた物語[2] 。
宝塚歌劇団72期生の初舞台公演の演目。
構成
[編集 ]あらすじ(第一楽章)
[編集 ]※(注記)『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演[2] を参考にした。
ジーグフェルドの妻で看板スターのアンナは、新スターの台頭で地位を脅かされ、苦しんだ挙句にライバルの劇場に移籍してしまう。その代役の座を踊り子の一人であるビリーが射止め、彼女の友人オードリーは一人寂しく舞台を去る。
公演期間と公演場所
[編集 ]- 新人公演は第一回、第二回とも第1楽章のみ[5]
スタッフ
[編集 ]※(注記)氏名の後ろに「宝塚」、「東京」の文字がなければ両公演共通。
- 作・演出:植田紳爾 [1]
- 監修[4] :清水俊二、野口久光、双葉十三郎
- 作曲[4] ・編曲[4] :寺田瀧雄、中元清純、入江薫
- 編曲:小高根凡平 [4]
- 音楽指揮:野村陽児(宝塚)[4] 、岡田良機(宝塚)[4] 、大谷肇(東京)[4]
- 振付[4] :喜多弘、岡正躬、羽山紀代美、黒瀧月紀夫、植田紳爾
- 装置[4] :渡辺正男
- 衣装[4] :静間潮太郎、中川菊枝
- 照明:今井直次 [4]
- 小道具:上田特市 [4]
- 効果:川ノ上智洋 [4]
- 音響監督:松永浩志 [4]
- 演技監督:美吉左久子 [4]
- 演出助手[4] :谷正純、日比野桃子
- 舞台進行[4] :馬場弘和、高階弘之
- 製作担当:柏原正一(東京)[3]
- 制作:久国高 [4]
主な配役
[編集 ]第1楽章
[編集 ]本公演
[編集 ]- フローレンツ・ジーグフェルド - 峰さを理 [7]
- ビリー・バーク - 南風まい [7]
- オードリー・レイン - 湖条れいか [7]
- ボビー・コーネリー - 日向薫 [7]
- トニー・バーク - 紫苑ゆう [7]
- アンナ・ヘルド - 矢代鴻 [7]
- ファニー・ブライス - 藤京子 [7]
- お涼 - 松本悠里 [7]
- セドリック・ジーグフェルド - 小柳日鶴 [7]
- ルイーゼ・ジーグフェルド - 恵さかえ [7]
- ジルダ・バーク - 葉山三千子 [7]
- ニコラ - 夏美よう [7]
- アンディ・ローマン - 萬あきら [7]
- ハリエット・ペニングトン - 一樹千尋 [7]
- セレモニーの男 - 新城まゆみ [7]
新人公演
[編集 ]※(注記)「/」を挟んで左側が第一回、右側が第二回の配役
第2楽章
[編集 ]- 東京の変更点
-
- 第八場・レビュー・オリエンタルのアラビアの女S - 南風まい[8]
主な楽曲
[編集 ]- 愛のシンフォニー
- レビュー万歳
- 私は欲しいあなたの愛を
- 私とあなたは名コンビ
- やるんだニコラ!
- 愛かえらぬ日々
- 君の瞳に僕が映る
- すべては劇場に
- アフロ
備考
- 宝塚歌劇団星組 「レビュー交響楽」 実況録音LP(TMP1110〜1111)
脚注
[編集 ][脚注の使い方]
- ^ a b c 80年史 1994, p. 316、318.
- ^ a b c d 100年史(舞台) 2014, p. 158.
- ^ a b c 80年史 1994, p. 318.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u 80年史 1994, p. 316.
- ^ a b c d e f g h i j k l 80年史 1994, p. 320.
- ^ a b 80年史 1994, p. 321.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x 80年史 1994, p. 317.
- ^ 80年史 1994, p. 319.
参考文献
[編集 ]- 企画・構成・執筆:橋本雅夫 著、編集統括:北川方英 編『夢を描いて華やかに―宝塚歌劇80年史―』宝塚歌劇団、1994年9月9日。ISBN 4-924333-11-5。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。