スティーヴン・ホール
スティーヴン・ホール | |
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生誕 |
(1947年12月09日) 1947年 12月9日(76歳) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国・ワシントン州 ブレマートン |
国籍 | アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 |
出身校 |
ワシントン大学 英国建築協会付属建築専門大学(AAスクール) |
職業 | 建築家 |
受賞 |
AIAゴールドメダル(2012年) 高松宮殿下記念世界文化賞(2014年) |
所属 | スティーヴン・ホール・アーキテクツ |
建築物 |
ヘルシンキ現代美術館 マサチューセッツ工科大学学生寮 |
スティーヴン・ホール(Steven Holl、1947年 12月9日 - )はアメリカ人の建築家。代表作にフィンランドのヘルシンキ現代美術館(1998年)およびマサチューセッツ工科大学の学生寮、シモンズ・ホール(2003年)などがある。
人物
[編集 ]ワシントン州のブレマートン出身。ホールは1970年にワシントン大学を卒業後、1976年にニューヨーク市に自身の建築設計事務所を設立した。1981年以来コロンビア大学で教鞭をとっている。
1998年 アルヴァ・アールト・メダルを受賞。2000年にはアメリカ芸術文学アカデミー会員に選出されたほか、2001年にはタイム誌で「アメリカの最高の建築家」として取り上げられ、2012年にはAIAゴールドメダルを受賞など評価も高い。
ホールの建築は初期のタイポロジーへの関心から現在の現象学的アプローチへと変化してきた。その変遷には哲学者モーリス・メルロー=ポンティの著作、及び建築理論家ユハニ・パッラスマーの影響がみられる。
ユハニ・パッラスマーとアルベルト・ペレス=ゴメスと共に執筆したエッセイ『知覚の問題:建築の現象学』は建築雑誌A+Uの1994年特別号に掲載された。また、このエッセイは同タイトルの本として2007年に出版された。
作品
[編集 ]その他
[編集 ]- 新建築住宅設計競技など審査員を歴任。
外部リンク
[編集 ]- Steven Holl Architect's website
- STORIES OF HOUSES: The Stretto House in Dallas, by Steven Holl (with drawings)
AIAゴールドメダル受賞者 | |
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1907年-1920年 |
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1921年-1940年 |
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1941年-1960年 |
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1961年-1980年 |
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1981年-2000年 |
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2001年- |
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高松宮殿下記念世界文化賞建築部門受賞者 | |
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イオ・ミン・ペイ 1989 / ジェームズ・スターリング 1990 / ガエ・アウレンティ 1991 / フランク・ゲーリー 1992 / 丹下健三 1993 / チャールズ・コレア 1994 / レンゾ・ピアノ 1995 / 安藤忠雄 1996 / リチャード・マイヤー 1997 / アルヴァロ・シザ 1998 / 槇文彦 1999 / リチャード・ロジャース 2000 / ジャン・ヌーヴェル 2001 / ノーマン・フォスター 2002 / レム・コールハース 2003 / オスカー・ニーマイヤー 2004 / 谷口吉生 2005 / フライ・オットー 2006 / HdM 2007 / ピーター・ズントー 2008 / ザハ・ハディッド 2009 / 伊東豊雄 2010 / リカルド・レゴレッタ 2011 / ヘニング・ラーセン 2012 / デイヴィッド・チッパーフィールド 2013 / スティーヴン・ホール 2014 / ドミニク・ペロー 2015 / パウロ・メンデス・ダ・ロシャ 2016 / ホセ・ラファエル・モネオ 2017 / クリスチャン・ド・ポルザンパルク 2018 / トッド・ウィリアムズ・ビリー・ツィン 2019 / グレン・マーカット 2021 / SANAA 2022 |