ジェム・オズデミル
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ジェム・オズデミル Cem Özdemir | |
---|---|
生年月日 | (1965年12月21日) 1965年 12月21日(58歳) |
出生地 | 西ドイツの旗 西ドイツ バート・ウーラッハ |
所属政党 | 同盟90/緑の党 |
ドイツの旗 食料・農業大臣 | |
内閣 | ショルツ内閣 |
在任期間 | 2021年 12月8日 - |
同盟90/緑の党党首 | |
在任期間 | 2008年 11月15日 - 2018年 1月27日 |
当選回数 | 5回 |
在任期間 |
1994年 11月10日 - 2002年 10月17日 2013年 10月22日 - |
当選回数 | 1回 |
在任期間 | 2004年 6月13日 - 2009年 6月7日 |
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ジェム・オズデミル(ドイツ語、トルコ語: Cem Özdemir、1965年 12月21日 - )は、ドイツの政治家。同盟90/緑の党に所属し、2021年からショルツ内閣の食料・農業大臣を務める。
トルコ系移民出身者で初のドイツ連邦議会議員、閣僚。2008年から2018年まで同盟90/緑の党共同党首であった。
経歴
[編集 ]バーデン=ヴュルテンベルク州バート・ウーラッハに、トルコ人移民の2世として生まれる[1] 。18歳になった1983年にドイツ国籍を取得した。中等教育修了資格を得た後、教育者としての職業訓練を受ける。高等教育入学資格を得た後、ロイトリンゲンの社会学高等専門学校で社会教育学を学び、社会教育学士号を取得。1987年以降、教師やフリーのジャーナリストとして活動。オズデミルは政教分離主義のムスリムであり、アルゼンチン生まれのジャーナリストと結婚し二児をもうけた。少年時代からの菜食主義者である[2] 。
1981年、緑の党に入党。ルートヴィヒスブルクを拠点に政治活動に従事し、1989年から1994年までバーデン=ヴュルテンベルク州党代表部に属する[3] 。
ドイツ連邦議会議員
[編集 ]1994年にドイツ連邦議会選挙に初当選し、トルコ人移民出身者としては初めてドイツ連邦議会議員となった。1998年からは党議員団の内政スポークスマンに就任した。しかし2002年7月、広告代理店からの献金や公用でのマイレージポイントを私的に使用していることが報じられ、ドイツ連邦議会議員を辞職し、目前に迫っていた選挙にも出馬しないことを表明した。党からは候補として選出されていたため、制度上出馬を撤回出来ず選挙では再選されたが、当選を辞退した[4] [5] 。
欧州議会議員
[編集 ]2004年、欧州議会選挙に出馬して当選、欧州緑グループ・欧州自由連盟に属した。議会では外交委員会に属し、CIAによる捕虜の違法拘束調査の臨時委員会、北キプロス調停グループ、EU=トルコ友好議連、反人種差別グループ、大西洋友好議連に属した。2007年にはシンクタンク「ヨーロッパ外交問題カウンシル」の共同設立者になった。同年、シュトゥットガルトでのゲイ・パレードのパトロンに就任[6] 。
同盟90/緑の党党首
[編集 ]2008年6月、オズデミルは緑の党党首選に出馬を表明した。対立候補が個人的理由から立候補を辞退したこともあり[7] 、11月の党大会で 79.2% の支持でクラウディア・ロート(再選)と共に共同党首に選出された(任期2年)[8] 。欧州議会議員を辞して臨んだ2009年ドイツ連邦議会選挙には、比例代表リスト入りを目指したものの党内投票に敗れたため、小選挙区でのみ立候補した[9] 。得票率29.9%と善戦したものの、ドイツキリスト教民主同盟の候補に敗れて落選した[10] 。
2013年ドイツ連邦議会選挙ではシュトゥットガルトI選挙区から立候補し、小選挙区では敗れたものの、比例代表で当選し、連邦議会に返り咲いた。2017年ドイツ連邦議会選挙ではカトリン・ゲーリング=エッカルトと共に同盟90/緑の党の首相候補として出馬、比例代表での再選を果たした。
2021年発足したショルツ内閣で食料・農業大臣として入閣。ドイツで初のトルコ系移民出身者閣僚[11] 。
著書
[編集 ]- Ich bin Inländer. dtv, München 1997, ISBN 3423241098.
- Currywurst und Döner. Lübbe, Bergisch Gladbach 1999, ISBN 3785709463.
- Deutsch oder nicht sein? Lübbe, Bergisch Gladbach 2000, ISBN 3404604822.
- Die Türkei – Politik, Religion, Kultur. Beltz, Weinheim 2008, ISBN 3407753438.
脚注
[編集 ]- ^ "Biography". Oezdemir.de (13 October 2011). 20 October 2011閲覧。
- ^ Angelika Hellemann, Daniel Peters and Niels Starnick (25 February 2017), Grünen-Chef im Interview: Özdemir geht auf Schulz los Bild am Sonntag .
- ^ Aus dem Album von ... Cem Özdemir: Der „Spätzles-Türke" blickt zurück
- ^ "Bundestag: Bonusmeilen werden noch weiteren Abgeordneten um die Ohren fliegen – SPIEGEL ONLINE – Nachrichten – Politik". Spiegel.de (30 July 2002). 20 October 2011閲覧。
- ^ "Hunzinger-Affäre: Özdemir erhielt Darlehen und PR-Honorar – SPIEGEL ONLINE". Spiegel.de (21 July 2002). 25 January 2015閲覧。
- ^ Gayweb-Newsticker: Cem Özdemir: Schirmherr des CSD Stuttgart 2007 (Memento vom 9. 8月 2009 im Internet Archive )
- ^ Ulrike Winkelmann (4 September 2008), Ratzmann will Grünenvorsitz nicht: Papa statt Parteichef Die Tageszeitung .
- ^ Özdemir und Roth neue Doppelspitze der Grünen. In: Die Welt , 15. November 2008
- ^ Ferda Ataman: Özdemir gescheitert: Grüne demütigen designierten Vorsitzenden. In: Spiegel Online , 12. Oktober 2008
- ^ "Wahlergebnis Bundestagswahl 2009 Erststimmen". Landeshauptstadt Stuttgart, Statistisches Amt. 2018年4月16日閲覧。
- ^ Laurenz Gehrke (2021年12月2日). "Germany’s next agriculture chief: Green, veggie ... and farmers’ friend?". Politico . https://www.politico.eu/article/germany-cem-ozdemir-agriculture-minister-farmers-election-greens/
外部リンク
[編集 ]- ホームページ(ドイツ語、英語、トルコ語)