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オイラダイ・ハーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
オイラダイ・ハーン
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モンゴル帝国第25代皇帝(ハーン)
在位 1415年 - 1425年
戴冠式 1415年
別号 エセク・ハーン

全名 オイラダイ・ハーン
出生 1387年
死去 1425年
配偶者 サムル公主
家名 ボルジギン氏
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オイラダイ・ハーン(モンゴル語: Ойрадай хаан ᠣᠶᠢᠷᠤᠳᠠᠢ
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Oyiradai qaγan1387年 - 1425年)は、モンゴル帝国の第25代(北元としては第11代)皇帝(ハーン)。『蒙古源流』ではエセク・ハーン(Esekü qaγan)と表記される。でもエセクは別人。

生涯

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1387年四オイラトのケレヌート部[1] のとして生まれる。

1415年ダルバク・ハーンが崩御したため、オイラダイが帝位につき、バトラ丞相の未亡人のサムル公主を娶ってエセク・ハーンとなった。オイラダイ・ハーンはオルジェイト妃子とアジャイ太子アスト部アルクタイ太師の3人を自分の家で召し使っていた。

1425年、オイラダイ・ハーンは39歳で崩御し、オルク・テムル・ハーンの子のアダイ・ハーンがモンゴル側で即位した。[2]

脚注

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  1. ^ もとのケレイト部で後のトルグート部。
  2. ^ 岡田 2004,p187

参考資料

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元朝以前

チンギス・カン(太祖)1206-1227 / オゴデイ(太宗)1229-1241 / グユク(定宗)1246-1248 / モンケ(憲宗)1251-1259 / クビライ(世祖)1260-1271 / アリクブケ 1260-1264

元朝 皇帝
北元(韃靼)

トゴン・テムル(恵宗) 1368-1370 / アユルシリダラ(昭宗) 1370-1378 / トグス・テムル(末主) 1378-1388 / イェスデル 1388-1391 / エンケ 1391-1394 / エルベク 1394-1399 / クン・テムル 1399-1402 / オルク・テムル 1402-1408 / オルジェイ・テムル 1408-1412 / ダルバク 1412-1415 / オイラダイ 1415-1425 / アダイ 1425-1438 / トクトア・ブハ 1438-1452 / アクバルジ 1452-1453 / エセン 1453-1454 / マルコルギス 1455-1465 / モーラン 1465-1466 / マンドゥールン 1475-1479 / ボルフ・ジノン 1480-1487 / ダヤン・ハーン 1487-1524 / バルス・ボラト 1524 / ボディ・アラク 1524-1547 / ダライスン・ゴデン 1548-1557 / トゥメン 1558-1592 / ブヤン 1593-1603 / リンダン 1603-1634 / エジェイ 1634-1635

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