アルテム・ロボフ
基本情報 | |
---|---|
本名 |
アルテム・ロボフ (Artem Lobov) |
通称 |
ザ・ロシアン・ハンマー (The Russian Hammer) |
国籍 | ロシアの旗 ロシア |
生年月日 | (1986年08月11日) 1986年 8月11日(38歳) |
出身地 |
ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国 ゴーリキー州 ゴーリキー |
居住 | アイルランドの旗 アイルランド、ダブリン |
所属 | SBGアイルランド |
身長 | 175cm |
体重 | 66kg |
リーチ | 165cm |
階級 |
ライト級 →フェザー級 |
バックボーン |
ボクシング ブラジリアン柔術 (紫帯) |
テンプレートを表示 |
アルテム・ロボフ(ロシア語: Артём Лобов, ラテン文字転写: Artem Lobov, 1986年 8月11日 - )は、ロシアの男性 総合格闘家。ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国 ゴーリキー出身。アイルランド共和国 ダブリン在住。アーテム・ロボフとも表記される。
来歴
[編集 ]ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国 ゴーリキー(現ロシア連邦 ニジニ・ノヴゴロド)出身。16歳の時にロシアからアイルランドへ移住し、21歳から格闘技のトレーニングを始めた[1] [2] 。
総合格闘技
[編集 ]The Ultimate Fighter
[編集 ]2015年9月、リアリティ番組「The Ultimate Fighter 22」に参加し、チームメイトのコナー・マクレガーがコーチを務めるチーム・マクレガーに所属。合宿所入りを懸けたプレリミナリー・ファイトでメディ・バグダッドに判定負けを喫したが、各チーム1名ずつの敗者復活枠に選ばれ、ライト級トーナメントに参戦した。1回戦でジェームズ・ジェンキンスと対戦し、右フックでダウンを奪い、パウンドでTKO勝ち。準々決勝でクリス・グレッツェマーカーと対戦し、左フックでKO勝ち。準決勝でジュリアン・エロサと対戦し、左フックの連打でKO勝ちを収め、決勝進出を果たした。
2015年12月11日、The Ultimate Fighter 22 Finaleで行われたライト級トーナメント決勝でライアン・ホールと対戦し、判定負け。準優勝に終わった。
UFC
[編集 ]2016年2月6日、フェザー級に階級を落としてUFC Fight Night: Hendricks vs. Thompsonでアレックス・ホワイトと対戦し、判定負け。
2016年11月19日、UFC Fight Night: Mousasi vs. Hall 2で石原夜叉坊と対戦し、判定勝ち。
2017年4月22日、UFC Fight Night: Swanson vs. Lobovでフェザー級ランキング4位のカブ・スワンソンと対戦し、判定負け。敗れはしたものの、戦前の予想を覆す健闘を見せ、ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した[3] 。
2018年4月7日、UFC 223でアレックス・カセレスと対戦予定だったが、大会前にコナー・マクレガーが起こした選手バス襲撃事件に加担していたことが発覚したため、試合がキャンセルされた[4] 。事件の発端は、選手が宿泊していたホテルでロボフとハビブ・ヌルマゴメドフのチームが口論になったことであった[5] 。
2018年10月27日、UFC Fight Night: Volkan vs. Smithでヌルマゴメドフのチームメイト、ズバイラ・ツフゴフと対戦予定だったが、同月6日のUFC 229でハビブ・ヌルマゴメドフ対コナー・マクレガーの試合後に両陣営の乱闘が起こり、セコンドについていたツフゴフにも出場停止処分が課されたため、代役のマイケル・ジョンソンと対戦することになった[6] 。緊急オファーを受けたジョンソンは前日計量で規定体重を1ポンド超過したため、ファイトマネーから20%の罰金を課せられた上で試合が行われ、ロボフが判定負けを喫した[7] 。3連敗を喫し、UFCからリリースされた。
ベアナックル・ボクシング
[編集 ]2019年2月、ベアナックル・ボクシング団体のBare Knuckle Fighting Championshipと契約したことが発表された[8] 。
2019年4月6日、Bare Knuckle FC 5で元UFCファイターのジェイソン・ナイトと対戦し、判定勝ち。
2019年6月23日、Bare Knuckle FC 6で元ボクシング世界二階級王者のポール・マリナッジと対戦し、判定勝ち。
2021年7月24日、ウクライナのキエフで行われたベアナックル・ボクシングの試合で、ロンドンオリンピックのボクシング銀メダリストでプロボクサーのデニス・ベリンチクと対戦し、4RTKO負けを喫した[9] 。
戦績
[編集 ]プロ総合格闘技
[編集 ]総合格闘技 戦績 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
30 試合 | (T)KO | 一本 | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 |
13 勝 | 4 | 2 | 7 | 0 | 1 | 1 |
15 敗 | 1 | 2 | 12 | 0 |
【Clan Warsライト級タイトルマッチ】 2014年6月7日
【ライト級トーナメント 決勝】 2014年5月3日
【ライト級トーナメント 準決勝】 2014年5月3日
総合格闘技エキシビション
[編集 ]ベアナックル・ボクシング
[編集 ]戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2019年4月6日 | 勝利 | 2分5R | 判定3-0 | ジェイソン・ナイト | アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 | |
2 | 2019年6月23日 | 勝利 | 2分5R | 判定3-0 | ポール・マリナッジ | アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 | |
3 | 2019年11月16日 | 敗北 | 5R 0:27 | TKO | ジェイソン・ナイト | アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 | |
4 | 2021年7月24日 | 敗北 | 4R 2:00 | TKO | デニス・ベリンチク | ウクライナ | |
テンプレート |
表彰
[編集 ]- UFC ファイト・オブ・ザ・ナイト(1回)
脚注
[編集 ]- ^ アルテム・ロボフ UFC公式サイト
- ^ Born In Russia, Forged In Ireland The Sports Chronicle 2018年4月4日
- ^ 【UFN108】カブ・スワンソンが善戦&健闘アルテム・ロボフに快勝 MMAPLANET 2017年4月23日
- ^ Conor McGregor teammate Artem Lobov pulled from UFC 223 in wake of melee MMAjunkie 2018年4月5日
- ^ Video: Khabib Nurmagomedov and Artem Lobov confront each other before UFC 223 MMAjunkie 2018年4月3日
- ^ Michael Johnson steps in for Zubaira Tukhugov to fight Artem Lobov at UFC Moncton MMA Fighting 2018年10月17日
- ^ UFC Fight Night 138 results: Michael Johnson picks apart Artem Lovbov, wins unanimous decision MMAjunkie 2018年10月28日
- ^ ‘Hammer’ time! Artem Lobov inks ‘six-figure deal’ with Bare Knuckle FC, fights Jason Knight on April 20 MMAmania.com 2019年2月13日
- ^ Olympic silver medalist Denys Berinchyk stops Artem Lobov in bare-knuckle boutMMA Fighting 2021年7月24日
関連項目
[編集 ]外部リンク
[編集 ]- アルテム・ロボフ (@rushammer) - Instagram
- アルテム・ロボフ (@RusHammerMMA) - X(旧Twitter)
- UFC 選手データ
- MMAjunkie 選手データ
- アルテム・ロボフの戦績 - SHERDOG (英語) ウィキデータを編集