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Oculus VR

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Reality Labs
Oculus(旧称)
以前の社名
Oculus VR, LLC (2012–2018)
種類
Meta Platforms, Inc.のVR・AR研究部門
業種 バーチャル・リアリティ
設立 2012年7月 (12年前) (2012-07)
アメリカ合衆国アーバイン
創業者
本社
事業地域
全世界
主要人物
製品
サービス Oculus Store
親会社
子会社 Oculus Studios
ウェブサイト www.meta.com/jp/ja/quest/
Reality Labsのロゴ

Oculus(オキュラス)は、メタ・プラットフォームズのVR・AR研究部門が開発するVRハードウェアおよびソフトウェアの旧製品ブランド。2018年8月までは独立した企業であった。Facebook子会社のFacebook Technologiesを経て、2022年以降OculusはMetaのVR部門であるReality Labs(リアリティ・ラボ)に統合され、同社のVR製品は「Meta Quest」シリーズとしてリブランディングされた。

2012年7月にカリフォルニア州アーバインにて、パルマー・ラッキー、ブレンダン・イリベ、マイケル・アントノフ、ジャック・マッコーリー、およびネイト・ミッチェルらによって設立された。

2012年4月、創立者の一人であるパルマー・ラッキーがビデオゲーム用に設計されたVRヘッドマウントディスプレイである Oculus Riftを発表したのがきっかけとなり、同年8月にはVRのデベロッパー向けにKickstarterキャンペーンを開始した。このキャンペーンは成功を収め、当初の目標である25万ドルの10倍である240万ドルを調達し、 Oculus VR DK1(Development Kit 1)およびOculus VR DK2(Development Kit 2)の 2つの試作モデルが開発者にリリースされた。消費者向け製品は2016年3月28日にデザインが一新されてリリースされ、専用のVRディスプレイ、立体音響、赤外線追跡システムを組み込んだOculus Riftが発売された。[要出典 ]

2014年3月、20億ドルで同社をフェイスブックに売却することをCEOのマーク・ザッカーバーグと合意した [2] [3] [4] 。2015年、Oculus VRはイギリスのMRスタートアップであったSurreal Vision社を買収した。ザッカーバーグは、将来的には10億人にVRヘッドセットを普及させることを掲げている。

2015年11月には、同社はサムスンと提携し、同社のスマホであるSamsung Galaxyを差し込むことでVR体験ができるSamsung Gear VRを開発・発表した(スクリーンレスタイプと呼ばれる)[5] [6]

2019年6月、Oculusは、わずか2週間でOculus Quest向けに500万ドル相当のコンテンツを販売したことを発表した[7]

2022年、従来の『Oculus Quest from Facebook』は『Meta Quest』へ、Oculusアプリは Meta Questアプリになる。Oculusブランドは消滅。Oculusブランドの消滅に伴い、Questのほか従来Oculusの名を冠していたサービスやエクスペリエンスの名称も変更となる[8]

2022年3月、Meta Quest(旧Oculus Quest)起動画面より「Oculus」のロゴが「meta」へ変更。

歴史

オリジナルのOculus Rift (CV1)、Oculus VRがリリースした最初の消費者向けVRヘッドセット。

設立

南カリフォルニア大学クリエイティブテクノロジー研究所の ヘッドマウントディスプレイ (HMD)デザイナーだったパルマー・ラッキーは、世界最大のHMDの個人コレクションを持つことで定評を得ており、Meant to be Seen(MTBS)の長年のモデレーターでもあった。

[9] MTBSのフォーラムを通じて、現在マーケットに出回っているモノよりも高機能かつ、ゲーマーにとっても安価な新しいHMDのアイディアを思いつき、これを開発するためにパルマーはScaleformの共同設立者であるBrendan IribeとMichael Antonov、 [10] Nate Mitchell、Andrew Scott Reisseと共にOculus VRを設立した。[11]

そして偶然にもMTBSのメンバーとしてHMDの開発に勤しんでいたパルマーの投稿が、FPSの生みの親とも言われ、同時期に独自でHMDの研究を行っていた id Softwareの ジョン・D・カーマックの目に留まったことをきっかけに [12] 、 パルマーの最初期のプロトタイプを気に入ったカーマックは、012年の エレクトロニックエンターテイメントエキスポ (E3)において、ID Softwareは『Doom 3 、 『Doom 3 BFG Edition』は 、将来的にヘッドマウントディスプレイ、VRに対応することを発表した[13]

そして実際のE3の講演では、パルマ・ラッキーが開発したプロトタイプをもとにダクトテープで仮構築されたHMDでカーマック独自のソフトのデモを披露して見せた。

このプロトタイプは、高速IMUと5.6インチ (14 cm) のLCD 、目上に配置されたデュアルレンズが、水平90度および垂直110度の立体 3D遠近を実現できるものであった。 [14] [15] カーマックは後に、id Softwareを退職し、Oculus VRの最高技術責任者として採用された。 [16]

Oculus Riftの資金調達

Oculus GOのレンズ

2012年6月に開催されたE3でのOculus Riftプロトタイプのデモの後、2012年8月1日に同社は更なる開発を目標としたキックスターターキャンペーンを発表。 Oculus VRはOculus Riftの「開発者キット(Dev kit)」バージョンを、Kickstarterで300ドル以上を支援した方へ提供するとした。また、当初は2012年の12月に発送するとしていた。(実際には2013年の3月となった) [17]

また275ドル以上の支援に対して、100個限定で組立前になるものの、一か月早くOculus Riftのプロトタイプキットを手に入れられるプランも存在していた。

当初はどちらのプランもDoom 3 BFG Editionを同梱する予定だったが、当初のOculus Rift側のサポートが予定までに準備できていなかったため、補填として代わりにSteamまたはOculusストアの割引券を提供した。

[18] キックスターターの発表後わずか4時間以内に、Oculusは予定していた資金調達額である 250,000ドルを達成し、 [19] [20] 36時間後に1,000,000ドルを超え、 [21] 最終的には2,437,429ドルの調達を達成した。 [22]

2013年12月12日に、 マーク・アンドリーセンが、彼の会社であるAndreessen Horowitzが、Oculus VR社の7500万ドルのシリーズB資金調達を主導した際に同社の取締役会に加わった。 [23]

最終的に、Oculus VRはクラウドファンディングを通じて240万ドルに加え、それ以外の資金調達においても9100万ドルを調達することに成功した。 [18]

Facebookによる買収と主任研究員

Oculus VRがまだ開発者向けのプロトタイプをリリースするのみだったにもかかわらず、2014年3月25日に マーク・ザッカーバーグ はFacebookはOculus VRを規制当局の承認が下り次第、20億ドルで買収すると発表した。

この取引では、4億ドルの現金と16億ドル相当の2,310万もの普通株、さらに一定程度の目標に達した場合に3億ドルが追加して支払われる契約となっていた。 [2] [3] [4]

この発表は非常に多きな衝撃をもって受け入れられ、一部の支持者からは、買収がクラウドファンディングで示された独立性と反するとして反対された。[24]

Kickstarter支援者や、マインクラフト開発者であるマルクス・ぺルソンのようなゲーム業界の人物は、Oculus VRのFacebookへの売却を批判した。 [25] [26] 一方で2014年3月28日には、 Michael Abrashがチーフサイエンティストとして入社したことが発表された。 [27]

2015年1月現在、Oculus VR本社はカリフォルニア州アーバインからFacebookの本社があるカリフォルニア州メンロパークに移転。 Oculusは移転はシリコンバレーに近い従業員のためだとしている。[28]

Samsungとの提携

2014年にはサムスン電子と提携し、当時開発中だったRiftが成功した後に、 Gear VRの開発を開始した。 [29]

2014年から2015年の間に、2つのInnovator Editions(主に研究や認知のために開発者に向けて販売されたGear VR)が開発、製造、販売された。 [30] Innovator EditionsではSamsungのGalaxy note 4が使用された。 [31]

2015年11月20日に、消費者向けのGear VRが一般公開され、最初の出荷時に完売した。使用できるスマートフォンは当初Samsung Galaxy Note 5Samsung Galaxy S6Samsung Galaxy S6 EdgeSamsung Galaxy S6 Edge +の4つだったが後にSamsung Galaxy S7Samsung Galaxy S7 Edgeが追加された。 [32]

さらなる拡大

2015年5月、Oculusは3Dマッピングと拡張現実に長ける英国の会社Surreal Visionを買収。

報道では、Surreal Visionの買収によってOculusの製品に、マイクロソフトが発表していたHololensのような「複合現実」技術を実装できるとし、[33] あたかも誰かと対面で話しているかのように錯覚させるテレプレゼンスを可能にするとしていた。 [34]

2016年12月28日、メディアはOculusの親会社であったFacebook Inc.デンマークの スタートアップ であるThe Eye Tribeを非公開で買収したと報じた。 同社は、アイトラッキング技術を提供し、ユーザーが見ている個所の中心部のみ高解像度でレンダリングするフォービエイテッド・レンダリング技術を開発していた。

この技術により、HMDのユーザーエクスペリエンスを向上させるために使用され、中心部以外の解像度を落とすことで描画処理を落とすことでより高度なグラフィックや体験を行うことが可能になる。 [35]

2018年9月、Oculus VRはFacebookにて新しく編成されたFacebook Technologiesの部門として加わることになる。 [36]

また、Facebookは2018年8月に、カリフォルニア州バーリンゲームにあるバーリン ゲームポイントキャンパス全体をリースするための交渉に入ったと発表した。 [37] リースは2018年後半に実行され、Genzon Investment Groupの子会社であるKylliが所有するサイトは2020年までに完成するとされている。 [38] Oculusは、開発が完了次第バーリン ゲームポイントに移動する予定である。 [39]

2019年8月13日、Oculusの共同設立者で製品の副社長であるネイト・ミッチェルが退職を発表した[40]

2019年11月13日、2013年からOculusのCTOを務めてきたジョン・カーマックは自身のFacebookでOculusの顧問CTO職へと異動すると明らかにし、「引き続き開発業務に発言権を持つが、ごくわずかな時間しか割かない予定」と表明した[41] [42]

メタ製品へのリブランディング

2021年 10月、Facebookは社名をMeta Platforms(メタ・プラットフォームズ)に変更することを発表した[43] 。2022年1月27日、Metaは「Oculus」ブランドを廃止し、「Oculus Quest」シリーズの呼称を「Meta Quest」へ変更することを発表した。Metaはブランド名変更について「ハードウェアのブランド表記は変更しますが、ソフトウェアや開発者向けツールなど、当社のDNAの中核としてOculusの精神は存続していきます」と述べた[44] 。以降のVR製品は「Meta Quest Pro」「Meta Quest 3」として発表された。

ZeniMax v. Oculus

FacebookがOculus VRを買収した後、 id Softwareの親会社でありジョン・カーマックをかつて雇用していたZeniMax Mediaは、カーマックがid SoftwareからOculusへの移行にした際に、Oculus Riftに関連する知的財産の窃盗があったとしてOculusに対する法的措置を求め、訴えを起こした。

ZeniMaxとOculus裁判はテキサス州北部地区連邦地方裁判所の陪審裁判で審理され、カーマックがZeniMaxのコードを盗用してOculus Riftのソフトウェア開発に使用し、ZeniMaxとの守秘義務契約に違反したとして評決が下された。ZeniMaxは評決で5億ドルを獲得し、ZeniMaxとOculusの両社はさらなる訴訟を進めている[45] [46]

製品

Samsung Gear VR

詳細は「Samsung Gear VR」を参照

2015年11月にOculus VRはSamsung(サムスン電子)と提携し、Samsung Gear VRを発売。

ファーストジェネレーション

Oculus Connect 2018で、ザッカーバーグは、Oculus Rift、Oculus Go、およびOculus Questの3製品が同社の第1世代(ファーストジェネレーション)の製品であると発表した。 [47]

またこれらの次の製品は、Oculusの次の世代(第二世代)の技術を搭載したものとされる。

Oculus Rift

詳細は「Oculus Rift」を参照
research showcaseで装着されているOculus Rift DK2( Leap Motionセンサーが前面に取り付けられている。)

Oculus VRが最初に開発・発売したバーチャル・リアリティ用の ヘッドマウントディスプレイ

最初のOculus Rift development kit 1 の先行予約は、2012年9月26日からOculus VRのWebサイトを通じて行われ、300ドルのOculus Rift DK1は初日の1分間に4〜5個のペースで販売された。 [48]

また、Oculusは2014年3月にGDCで、Oculus Development kit 2(DK2)を発表し、2014年7月に出荷を開始するとした。

2016年1月のCES 2016で、Oculusは3月28日にOculus Riftを消費者に向けて599ドルで、20か国の顧客への販売を開始すると発表した。[49]

2016年1月にはこれまでの支援への返礼として、Oculusは消費者向けのOculusが一般販売される前に、2012年のキックスターターのプロジェクトを支援した6855人に特別版のOculus Riftを提供すると発表。[50]

2016年12月6日には、Oculus Riftの周辺機器として、モーションコントローラーであるOculus Touchが199ドルで正式に発売された。

タッチモーションコントローラー発売時までには、53ものゲームがOculus Touchに対応していた。

Oculus Rift Earphonesも2016年12月6日に49ドルで販売を開始した。 [51]

2017年10月11日に、OculusはアメリカにおけるOculus Rift + Touchをバンドルしたセット価格を399ドルに引き下げた。 [52]

2017年と2018年に、Oculus RiftはVRデバイスの出荷数でHTC Viveを超え、 ソニーPlayStation VRの出荷数に次いで2番目の地位を築いた。 (200万台とされている)[53]

Oculus Go

詳細は「Oculus Go」を参照
Oculus Go

2017年10月11日、OculusはOculus初のスタンドアロンVRヘッドセットである「Oculus Go」を発表。 [54] [55]

Oculusは、米国の大手SoC設計者であるQualcommと、中国最大のスマートフォンメーカーであるXiaomiとの提携によりOculus Goを開発した。 [56] XiaomiはOculusと提携し、中国市場に向けてOculus GOをリブランドしたXiaomi Mi VRと呼ばれるヘッドセットを発売した。 [57]

Oculus GoはSamsung Gear VRやGoogleのDaydreamのように、HMDをPCに接続したりスマホを差し込む必要がなく、特別なゲームシステムを必要もしないスタンドアローンといわれるタイプのHMDである。 [58]

HMDには、5.5インチ2560 x 1440解像度ディスプレイ、高品質フレネルレンズと、クアルコムのSnapdragon 821プロセッサが搭載されている 。

Oculus Goは3自由度(3dof)の計測[59] が出来るHMDと3dofコントローラーが同梱されている。 また、Oculus Goにはストレージに合わせて2モデル発売され、32 GBモデルは199ドル、64 GBモデルは249ドルに設定されている。 [60] ヘッドセットには、2つの立体音響スピーカーを備えたサラウンドサウンドが内蔵されており、ヘッドフォン用の3.5 mmヘッドフォンジャックが備え付けられている。 Goはメガネをつけたまま着用できるが、Goはヘッドセットに適合するサードパーティ製のVRレンズを79.99ドルで提供している。 [61]

公式の販売数は発表されていないものの、 IDCによるとOculus GoとXiaomi Mi VRは、2018年第3四半期に[62] 25万台を売り上げているとされる。

2019年1月に市場分析会社のSuperDataはOculus Goはその発売から合計100万台以上を販売したとの推定を出している。

[63] ジョン・D・カーマックは、2018年のOculus Connect開発者カンファレンスでの基調講演で、Goの保持率がRiftの保持率と並ぶほど高いことを明らかにしている。 [64] カーマックはまた、翻訳などのデバイスの地域化サポートが不足しており、同社が特に日本市場に対応していないにもかかわらず、Goは日本で特に成功を収めていると発表している。 [65]

Oculus Rift S

2019年3月20日に、Oculus VRは新しいHMDとして 、Oculus Rift Sを発表した。

2019年3月20日に元のRiftと同じく価格である400ドルで発売されたOculus Riftの後継機である

(Rift はRift Sのリリース後すぐに段階的に製造・発売を停止)

Rift Sは、元のRiftと同じくPCに接続する接続型であり、Riftと同じコンテンツを利用できる。

HMDの構造自体は一新され、従来の外にセンサーを配置する必要のあったアウトサイドイン形式から、HMD単体で自己位置推定が行えるインサイドアウト形式へ変更され、コントローラーも改良が加わり、Oculus Questと同一のコントローラーを使用している。[66] [67]

Oculus Quest

詳細は「Oculus Quest」を参照

2018年9月26日にOculus VRは、スタンドアローンでありながら接続型のHMDと同じ6dofのHMDとコントローラーを使用できる「Oculus Quest」を発表し[68] 2019年5月21日から発売が開始された[69]

Oculus Questは、Oculus Rift Sと同じOculus Touchモーションコントローラーを使用し、目あたり1600 x 1440の解像度のディスプレイと、ユーザーの瞳孔間距離に合わせてレンズ間隔を調整するIPD調整機構が追加された。

Goと同じくストレージに合わせて2タイプ発売され64GBの発売価格は399ドル、128GBの場合は499ドルに設定されている。 [70]

Questは、 Qualcomm Snapdragon 835モバイルチップを搭載している。 スタンドアローンであるためパソコンなどに接続する必要がなく、ケーブルなどに邪魔されることなく自由に動き回ることができる。一方で、処理はモバイル向けのSnapdragonを利用しているため、重い処理は苦手としている。 [71]

従来のスタンドアローンであったOculus Goには位置追跡機能が無いため3dofであったが、Questには4つの広角カメラが搭載され、インサイドアウト形式で自己位置推定を行えるため、Riftやその他のヘッドセットと同じ6dofの計測を実現している。

Questの発売時に利用可能なゲームには、『Vader Immortal:Episode 1』 『Robo Recall』『Moss』 [72] [71] 、『Beat Saber』および『Tilt Brush』などがある。

Oculus Quest 2

詳細は「Oculus Quest 2」を参照

2020年9月16日にオンラインで開催された年次VR/ARイベント「Facebook Connect」で正式に発表され、2020年10月13日に発売された。

Oculus Studios

Oculus Studiosのロゴ。

Oculus Studiosは、 Oculus Riftのゲーム開発や体験の質の向上を目的に、サードパーティスタジオへの資金提供、情報公開、技術的アドバイスを行うOculusの一部門である。 Facebookは、ゲームのためにOculus Studiosに5億ドル以上を投資するとしている。 [73] [74] [75]

Oculus Story Studio

Oculus Story Studioは、2014年に設立されたオリジナルのアニメーション仮想現実映画スタジオ。 (2017年5月に閉鎖)[76] このスタジオはOculusによって開設され、VRにおける映画製作を開拓すべく、VRに興味のある映画製作者のためにコミュニティを教育、啓発、育成などを行っている。 [77]

スタジオは、 ピクサーで6年間の勤続経験があったクリエイティブディレクターのSaschka Unseldが率いていた。

Oculus Story Studioは2015年のサンダンス映画祭 [78] で初めて公開され、2017年に閉鎖されるまで、3つのVRフィルム( Dear AngelicaHenryLost)を公開した。[79]

参照資料

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外部リンク

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