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Gnus

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(2019年5月)
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Gnus(ニューズ、あるいはグヌース)は、GNU Emacs上で動作するニュースリーダーメールリーダEmacs Lispで実装されている。

現在どのメールリーダ・ニュースリーダでも一般的になった、記事のスレッド (英語版)表示という機能をいち早く実現した他、多くのアプリケーションソフトウェアに影響を与えている。

NNTPの他、MHフォルダ・POPアクセス・IMAPRSSSSH等を経由してのサーバへのリモートアクセス、emacs-w3m・nnshimbunを使ってweb上のニュースサイトや日記を読む機能等もサポートしている。

動作速度がやや遅いこと・初心者にはわかりにくいことなどが難点。 高いカスタマイズ性を誇るが、カスタマイズにはEmacs Lispが必要である。

歴史

1988年(昭和63年)にGNUSの名前で梅田政信が開発を始めた。 動作はやや遅かったが、スレッド表示機能等を持ち、圧倒的に高機能なニュースリーダとして人気を獲得した。

しばらく開発は停滞していたが、1994年(平成6年)にLars Magne Ingebrigtsenが書き直しを始め、名前を「Gnus」に変更して配付した。 その後、ネットニュースの利用はかなり減ったと見られるが、メールを正式サポートし、一定のファンを獲得している。

現在もLarsを中心に開発され、単独でだけでなく、GNU Emacsに含まれて配付されている。

関連項目

外部リンク

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