旧新家家住宅
住宅
旧新家家住宅(きゅうあらやけじゅうたく)は、石川県 加賀市大聖寺関町にある近代和風住宅の伝統的建造物[1] 。加賀市指定有形文化財 [1] 。主屋や離れ屋敷「
構成
大同工業の創業家である新家家の元邸宅で、北国街道に面しており、主屋と離れ座敷の「鴻玉荘」、茶室の「
主屋
鴻玉荘
離れ座敷の鴻玉荘は、1945年(昭和20年)8月着工、1947年(昭和22年)竣工の木造二階建て[1] [3] 。屋根は三方に入母屋の妻があり、赤瓦葺き、一部銅板葺きである[3] 。第二次世界大戦直後、物資が少ない中でも良質な材料を揃えて建てられたが、戦後職を失っていた職人達の失業補償のため建てられたと伝えられている[1] [2] [3] 。そのため細部まで高度な伝統建築技術を用いた数奇屋建築となっており、数寄屋建築の高い技術力を伝える建物として評価されている[2] [3] 。
大聖寺鴻玉荘
旧新家家住宅は2021年9月19日から観光文化施設「大聖寺鴻玉荘」として活用されている[2] 。離れ座敷の鴻玉荘はもっぱら建物の鑑賞とし、主屋で歴史資料を展示している[2] 。
- 所在地:石川県加賀市大聖寺関町2−1
- 開館時間:土曜日及び日曜日10:00〜16:00(入館は15:30まで)
出典
座標: 北緯36度18分15.9秒 東経136度18分23.5秒 / 北緯36.304417度 東経136.306528度 / 36.304417; 136.306528