大沢衛
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大沢 衛(おおさわ まもる、1904年 1月18日 - 1980年 4月13日)は、日本の英文学者、翻訳家。金沢大学名誉教授。
略歴
石川県出身。1927年東京帝国大学文学部英文科卒。第四高等学校教授、戦後金沢大学教授、1969年定年、金沢美術工芸大学長。1975年退職。 日本ハーディ協会会長。
著書
- 『日本文化と英文学』(協和書院) 1937
- 『ハーディ文学の研究』(研究社出版) 1949
- 『英米紀行』(北国出版社) 1969
- 『すいかづら 詩集』(大沢寿美子) 1981
共編著
- 『グリーニングズ・オヴ・ヴェァリアス・ライターズ』(小川芳男共編、開隆堂書店) 1937.4
- 『イースト・アンド・ウエスト ア・シムポシウム』(三省堂) 1942
- 『ハーディ研究』(英宝社、現代英米作家研究叢書) 1956
- 『トマス・ウルフ』(研究社出版、20世紀英米文学案内6) 1966
- 『二十世紀小説の先駆者トマス・ハーディ 日本ハーディ協会二十周年記念論文集』(吉川道夫, 藤田繁共編、篠崎書林) 1975
- 『青雲の時代史 芥舟録 - 一明治人の私記』(大沢由也、文一総合出版) 1978.4
翻訳
- 『蜥蜴の家 南海の或る河辺の物語』(ジョセフ・コンラッド、弘文堂書房、世界文庫) 1940
- 『帰郷』上・下(トマス・ハーディ、三笠書房) 1952、のち新潮文庫
- 『天使よ故郷を見よ』上・下(トマス・ウルフ、三笠書房) 1952 - 1954、のち新潮文庫、のち講談社文芸文庫
- 『日蔭者ヂュード』上・中・下(トマス・ハーディ、岩波文庫) 1955 - 1970、のち復刊 1977ほか
- 『チャイニーズ・スクリーン』(サマセット・モーム、新潮社、サマセット・モーム全集23) 1957
- 『ダーバァヴィル家のテス』(ハーディ、筑摩書房、世界文学大系40) 1961
- 『アリシアの日記』(ハーディ、中央公論社、世界の文学53) 1966
- 『勝利』(ジョゼフ・コンラッド、田辺宗一共訳、中央公論社、世界の文学24) 1971
参考
- 日本人名大辞典