コンテンツにスキップ
Wikipedia

LispWorks

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2024年2月22日 (木) 18:04; G000001 (会話 | 投稿記録) による版 (プロダクション・システム名を修正(OPS → OPS5))(日時は個人設定で未設定ならUTC)

G000001 (会話 | 投稿記録)による2024年2月22日 (木) 18:04時点の版 (プロダクション・システム名を修正(OPS → OPS5))
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
LispWorks
開発元 LispWorks Ltd.
初版 1989年 (35年前) (1989)
最新版
8.0.1 / 2022年6月28日 (2年前) (2022年06月28日)
対応OS Windows, macOS, Linux
プラットフォーム x86-64, ARM
対応言語 Lisp, Common Lisp
種別 コンパイラおよびインタプリタ
公式サイト www.lispworks.com  ウィキデータを編集
テンプレートを表示

LispWorksは、英LispWorks社によるCommon Lispの処理系、及び統合開発環境(IDE)である。

Common Lispの処理系単体にはHarlequin Common Lispという名称がついているが、現在は、処理系、IDE共にLispWorksと呼称されることがほとんどである。

LispWorksは当初、英Harlequin社によって開発が開始され、1989年に最初のリリースが行われた。[1]

その後、HarlequinはLisp部門をXanalysとして分社化し、LispWorksの管理と権利を引き継いだが、2005年1月、Xanalys LispチームはLispWorks社を設立し、以来ソフトウェアの販売、開発、サポートを行っている。

特徴

[編集 ]
  • Common Lisp開発環境としての完成度の高さ。Common Lisp処理系と開発環境の密な連携。これは処理系単体からではなく、開発環境全体として設計を開始したことに起因するとしている。[2]
  • CAPI(common application programming interface)を基盤とした、マルチプラットフォーム(Windows、Cocoa、GTk+、Motif)で共通のルック・アンド・フィールの実現。
  • ネイティブスレッドとSMPマルチプロセッシング
  • Unicodeサポート
  • 単体実行ファイル、シェアードライブラリ生成機能と、不要機能削除機能(ツリー・シェーカー)
  • 他言語インターフェイス(C、Java、Objective-C(macOS))
  • Common Lispで実装されたEmacs系エディタ(Hemlockに由来[3] )

アドオン

[編集 ]
  • CLIM 2.0 (Professional版)
  • Common SQL (Enterprise版)
  • KnowledgeWorks (Enterprise版)
    • Common Prolog
    • OPS5 compatible forward chaining
  • LispWorks ORB (CORBA) (Enterprise版)
  • LispWorks for Mobile Runtime

脚注

[編集 ]
  1. ^ "LispWorks 1.0 released in 1989". 2021年1月1日閲覧。
  2. ^ "comp.lang.lisp: Summary: Lucid vs. Allegro". 2021年1月1日閲覧。
  3. ^ "LispWorks® History". 2021年1月1日閲覧。
実装
ソフトウェア
ライブラリ
アプリケーション
総合開発環境
出版物
設計委員会
関連人物
その他

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /