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古ケ場

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しかく古ケ場
八幡神社(2015年2月)
八幡神社(2015年2月)
しかく古ケ場の位置(埼玉県内)
しかく古ケ場
しかく古ケ場
古ケ場の位置
北緯35度58分56.98秒 東経139度41分28.43秒 / 北緯35.9824944度 東経139.6912306度 / 35.9824944; 139.6912306
日本の旗 日本
都道府県 埼玉県
市町村 さいたま市
岩槻区
人口
 • 合計 665人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
339-0072[2]
市外局番 048[3]
ナンバープレート 大宮

古ケ場(こかば)は、埼玉県 さいたま市 岩槻区町名および大字。現行行政地名は古ケ場一丁目・古ケ場二丁目および大字古ケ場。住居表示未実施地区[4] 郵便番号は339-0072[2] 。さいたま市の難読地名の一つに数えられる[5]

地理

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さいたま市岩槻区の中部に位置し、西は元荒川支流日川を境に蓮田市に隣接する。東には南北に埼玉県道65号さいたま幸手線(日光御成街道)が通る。東岩槻駅からはやや距離がある。地内は古ケ場一丁目・二丁目が市街化区域(工業地域)、大字古ケ場が市街化調整区域である[6] 。かつては日光御成街道沿いの村であった。1977年(昭和52年)頃から大規模な区画整理で[7] 西部を工業団地として整備した古ケ場一丁目・二丁目は慈上野・古ケ場工業団地の一部となっており、コカ・コーラボトラーズジャパンなどの工場が立地している。大字古ケ場がもとからの集落で、大宮台地(慈恩寺支台)の雑木林などが点在する、のどかな地域である。

縄文時代の遺跡である古ケ場貝塚や羽鳥山貝塚が地区内に存在する[8]

歴史

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もとは江戸期より存在した武蔵国 埼玉郡岩槻領に属する古ケ場村であった[8] 。このあたり一帯は中世末期頃より見出せる太田荘(おおたのしょう)の箕輪郷(みのわごう)に属していたと云われている。古ケ場は小ケ場とも記され「こけば」とも呼ばれる。村高は正保年間の『武蔵国田園簿』では172余(田60石余、畑111石余)、『元禄郷帳』では109石余、『天保郷帳』では166石余であった。化政期の世帯数は20軒で、村の規模は東西7、南北6町であった[8] [9] 。地名の由来は未墾の地を意味する「コガ」に因む[5]

世帯数と人口

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2017年(平成29年)10月1日時点の世帯数と人口は以下の通りである[1]

町字 世帯数 人口
大字古ケ場 286世帯 613人
古ケ場一丁目 10世帯 17人
古ケ場二丁目 17世帯 35人
313世帯 665人

小・中学校の学区

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市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[12]

町字 区域 小学校 中学校
大字古ケ場 全域 さいたま市立慈恩寺小学校 さいたま市立慈恩寺中学校
古ケ場一丁目 全域
古ケ場二丁目 全域

交通

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鉄道

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鉄道は敷設されていない。東武野田線(東武アーバンパークライン)東岩槻駅が2 kmほど南東にある。

道路

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施設

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  • 古ヶ場自治会館
  • 八幡神社
  • 唐加坊稲荷神社
  • 北部工業団地記念公園
  • 白水児童公園

脚注

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  1. ^ a b "さいたま市の人口・世帯(時系列結果)". さいたま市 (2017年10月5日). 2017年10月5日閲覧。
  2. ^ a b "埼玉県 さいたま市岩槻区 古ケ場の郵便番号 - 日本郵便". www.post.japanpost.jp. 2021年8月27日閲覧。
  3. ^ "市外局番の一覧". 総務省. 2017年5月29日閲覧。
  4. ^ "住居表示実施地区一覧" (PDF). さいたま市 (2019年2月26日). 2019年10月19日閲覧。
  5. ^ a b "さいたま来ぶらり通信 第20号" (PDF). さいたま市役所. pp. 1-2 (2012年11月15日). 2019年10月19日閲覧。
  6. ^ 外部リンク節の『さいたま市地図情報』を参照。
  7. ^ a b 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』948頁。
  8. ^ a b c d e f g 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』361-362頁。
  9. ^ 新編武蔵風土記稿.
  10. ^ a b 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』1429頁。
  11. ^ a b c さいたま市土地区画整理事業一覧表 (PDF) - さいたま市
  12. ^ "さいたま市立小・中学校通学区域一覧". さいたま市 (2017年8月23日). 2017年9月20日閲覧。

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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しかく さいたま市 岩槻区
岩槻市
岩槻町
柏崎村
河合村
川通村
慈恩寺村
新和村
和土村
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