コンテンツにスキップ
Wikipedia

白木城駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2023年7月3日 (月) 04:29; ミモザ・カルーソー (会話 | 投稿記録) による版 (スタイル修正(インフォ箱にマップのソースを挿入、歴史欄の区切りを取換え、コモンズ箱を新設など))(日時は個人設定で未設定ならUTC)

ミモザ・カルーソー (会話 | 投稿記録)による2023年7月3日 (月) 04:29時点の版 (スタイル修正(インフォ箱にマップのソースを挿入、歴史欄の区切りを取換え、コモンズ箱を新設など))
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
白木城駅
駅跡(2010年6月)
しらきじょう
SHIRAKIJO
荻窪 (2.2 km)
(0.7 km) 会津樋ノ口
地図
所在地 福島県 耶麻郡 猪苗代町蚕養
所属事業者 磐梯急行電鉄
所属路線 磐梯急行電鉄
キロ程 7.0 km(川桁起点)
駅構造 地上駅
ホーム なし(1線)
廃止年月日 1969年(昭和44年)3月27日
備考 磐梯急行電鉄廃線に伴い廃駅
テンプレートを表示

白木城駅(しらきじょうえき)は、福島県 耶麻郡 猪苗代町蚕養にあった磐梯急行電鉄(廃駅)である。磐梯急行電鉄の廃線に伴い1969年(昭和44年)3月27日に廃駅となった。

概要

[編集 ]

昭和に入ってからの、沿線住民へのサービスの一環として新規開業した駅の一つ[1] であり、正式には白木城停留場であった[1] [2]

歴史

[編集 ]

駅構造

[編集 ]

廃止時点で、1線を有する地上駅であった[3] プラットホームは存在せず、乗客は地面から直接乗降した[3] 転轍機を持たない棒線駅となっていた[3]

開業時からの無人駅となっていた[1] 。駅舎はないが、線路の西側(沼尻方面に向かって左手側)に開放型で片流れ屋根の小さな待合所を有していた[3]

当駅のすぐ川桁方に「5」の勾配標があり、待合所の向かいには「7」のキロポストが存在した[4]

駅周辺

[編集 ]

田畑の中に位置した[3] [5]

駅跡

[編集 ]

1996年(平成8年)時点では、駅跡は消滅していた[6] 。その後、2007年(平成19年)5月時点では駅跡地に「なつかしの沼尻軽便鉄道を訪ねて」と記載され、駅の説明文と現役時代の写真が付いた、駅名標を模した案内板が建てられていた[7] 2010年(平成22年)4月時点でも同様であった[5]

線路跡は県道323号線に取り込まれており[7] 、会津下館駅跡附近から当駅跡附近までの約4 kmが一直線の弾丸道路となっていた[8]

隣の駅

[編集 ]
磐梯急行電鉄
荻窪駅 - 白木城駅 - 会津樋ノ口駅

脚注

[編集 ]

注釈

[編集 ]
  1. ^ 開業は他の停留場同様、1927年(昭和2年)以降とされる[1]

出典

[編集 ]
  1. ^ a b c d 書籍『RM LIBRARY 113 日本硫黄沼尻鉄道部(上)』(著:青木栄一ネコ・パブリッシング、2009年1月発行)20ページより。
  2. ^ 書籍『新 消えた轍 3 東北』(著:寺田裕一、ネコ・パブリッシング、2010年8月発行)101ページより。
  3. ^ a b c d e 『RM LIBRARY 113』30ページより。
  4. ^ 書籍『写真でつづる 懐かしの沼尻軽便鉄道』(編:『懐かしの沼尻軽便鉄道』編集委員会、歴史春秋出版、2000年2月発行)122ページより。
  5. ^ a b 『新 消えた轍 3』108-109ページより。
  6. ^ 書籍『鉄道廃線跡を歩くII』(JTBパブリッシング、1996年9月発行)41ページより。
  7. ^ a b 書籍『私鉄の廃線跡を歩くI 北海道・東北編』(著:寺田裕一、JTBパブリッシング、2007年9月発行)47-49ページより。
  8. ^ 『懐かしの沼尻軽便鉄道』119ページより。

関連項目

[編集 ]
ウィキメディア・コモンズには、白木城駅 に関連するカテゴリがあります。

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /