ワイリーエックス
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ワイリーエックス(英語:WILEY X)は、アメリカのプロテクティブ・オプティクス社(現:Wiley X, Inc)が1987年に設立したアイウェアのブランド[1] 。アメリカ合衆国軍や法執行機関、消防などのファーストレスポンダー (英語版)及びブルーカラーの作業に従事する人に向けた目の保護を目的としたサングラス及びゴーグルを製造している[1] [2] 。現在、同社製品は自衛隊を含む世界各国の政府機関および軍隊で使用されている[3] 。
戦場で負傷する兵士の目の保護を目的として、アメリカ陸軍の退役軍人であったマイルズ・フリーマン(Myles Freeman)によってカリフォルニア州、アラメダ郡 リバモアで設立された[2] 。
概要
アメリカ同時多発テロ事件以前の主な軍用サングラスやゴーグルは、太陽光(Sun)、風(Wind)、砂埃(Dust)を防ぐだけのSWDゴーグルであった。そのため、軍事用と謳うもののスポーツ・ゴーグルやスポーツ・サングラス、工業用ゴーグルとして一般向けに販売されている製品をリファインしただけであった。
これに対しワイリーエックスの製品は、開発段階から軍や法執行機関向けに爆風や爆片、散弾などから目を保護することを考慮した個人防護用具(PPE)として、米国国家規格協会「ANSI Z87.1」およびMIL規格に準拠するCEP(コンバット・アイ・プロテクション)ゴーグルやシューティング・グラスを製造しており[4] 、保護メガネにおけるパイオニアとなる[1] 。
また、OEM製品にも力を入れており、アメリカのオートバイ製造会社ハーレーダビッドソン向けの製品や、タクティカル用品メーカー「5.11 Tactical (英語版)」向けのタクティカル・アイウェア、世界最大のスーパーマーケットチェーンであるウォルマート向けのDVXセーフティグラスなども製造している。このようなことからANSI Z87.1準拠品を製造するアメリカ合衆国のサングラス製造会社の中では圧倒的なブランド力と生産数を誇っている。
脚注
- ^ a b c "ABOUT WILEY X" (英語). Wiley X, Inc. 2022年8月19日閲覧。
- ^ a b "Wiley X Brand Video" (英語). Wiley X Eyewear 公式YouTube Channel (2020年1月4日). 2022年8月19日閲覧。
- ^ wileyxjapanの2022年7月29日の発言のツイート- X(旧Twitter)
- ^ "UNCOMPROMISING PROTECTION" (英語). Wiley X, Inc. 2022年8月19日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 公式ウェブサイト (英語)
- ワイリーエックスジャパン公式ウェブサイト (日本語)
- Wiley X Eyewear (@wileyx) - X(旧Twitter) (英語)
- Wiley X (@wileyx) - Instagram (英語)
- Wiley X (wileyx) - Facebook (英語)
- Wiley X Eyewear - YouTubeチャンネル(英語)
- Wiley X Japan (@wileyxjapan) - X(旧Twitter) (日本語)
- Wiley X Japan (wileyxjapan) - Facebook (日本語)