コンビニエンスストア
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コンビニエンスストア(convenience store, CVS)は、年中無休で長時間(ほとんどは24時間)営業を行う、小さなスペースでありながら多品種を扱う便利な小売店の業態を指す。略称「コンビニ」。
経済産業省の商業統計での業態分類としての「コンビニエンスストア」の定義は、飲食料品を扱い、売り場面積30平方メートル以上250平方メートル未満、営業時間が1日で14時間以上 のセルフサービス販売店を指す。
日本での状況
立地場所・構造
立地場所としては、都市周辺の住宅地や、郊外、地方の幹線道路沿いが多く、都市周辺では徒歩10〜20分程度の近い距離に同一チェーンの別店舗があることも多い。
幹線道路沿いの場合は駐車スペースを持っており、店によっては大型トラックにも対応できる駐車スペースを持っている。
構造としては、道路(正面)に面した壁がガラス張りになっており、そこに雑誌の棚が配置されているのが一般的。
販売面
コンビニの場合、店舗スペースに比較して食品や日用品、雑誌を主体に、品種数が多いのが特徴である。 ただし、スーパーマーケットと異なり、魚、肉、野菜といった生鮮食品はほとんど取り扱っていない。
商品の価格は原則として、メーカー希望小売価格か、わずかに値引いた価格で販売する。食品については、賞味期限が迫ってもスーパーマーケットのように値引き販売されることはなく、売れ残りは廃棄される。
また、情報システム面では、POSシステムを利用し、売れ行き情報などを管理・分析している。
経営形態
現在のコンビニエンスストア店舗の多くはフランチャイズ方式で、個人経営の酒店やタバコ店などからコンビニエンスストア店舗に転換した店舗が多いが、郊外や地方の幹線道路沿いを中心にコンビニエンスストア会社による直営店も存在する。 なお、転業前に酒店、タバコ店を営業していた場合など、免許を保有している店舗では酒類やタバコの販売もする。(ただし、法律の関係で高速道路上の店舗では酒類の販売が禁止されている。)
現況
コンビニエンスストアが普及し始めた頃は、周辺に長時間営業を行う小売店が少ないために、かなり利益を上げていたが、1990年代以降コンビニエンスストア店舗が乱立激戦となり、加えてスーパーマーケットの営業時間の延長もあって競争が激化し、利益が上がらず閉店しているところも多い。
日本以外での状況
アメリカ合衆国では、ほとんどの場合ガソリンスタンドに併設されており、日本のコンビニでは販売されていないエンジンオイルや洗車用品などのカー用品も販売されている。
アジア地区には、2000年頃から、日本のコンビニが進出を始めている。
ヨーロッパでは、宗教上や文化上の理由からコンビニという業態自体が成立しにくく、コンビニを含む長時間営業の小売店自体、ほとんど存在しない。
利点(日本)
- ほとんどの店舗が24時間営業しており、24時間営業ではない店舗でも、営業時間が07:00 - 23:00など、長時間の営業を行っている。
- 公共料金や通信販売代金の支払いが可能(代金収納サービス)。
- 宅配便の取次ぎサービス、コピー機がある。
- 車検のない250cc以下のオートバイ(二輪車)を対象とした自動車賠償責任保険契約の取次ぎ。
- 一部の店舗であるが、店内に現金自動預け払い機(コンビニATM)が設置してある。プリペイドカード・デビットカードが使える。
- ファミリーマートの一部店舗では、クリーニング取次ぎサービス(実験中)。
- am/pmの一部店舗では郵便・宅配物の受取サービス。
- 一部の自治体(千葉県 市川市など)ではコンビニエンスストアで住民票が受け取れる。
歴史(日本)
- 日本初のコンビニエンスストアがどれであるかは、資料が少ないこと並びにコンビニエンスストアの定義も曖昧であることなどから諸説ある。
- 1969年 - マミー(マイストア)豊中店が大阪に開店した。経済産業省による「コンビニエンスストア」の定義を元にした後の研究者の多くはこれを日本初のコンビニエンスストアとする説が有力である。
- 1971年 - ココストアの1号店が愛知県 春日井市に開店した。ココストアはこれを日本におけるコンビニエンスストアの歴史の開始としている。同年、セイコーマート1号店が北海道 札幌市 北区に開店した。セイコーマートはこれを日本で最初の本格的コンビニエンスストアとしている。
- 1974年 5月15日 - 日本におけるセブン-イレブンの1号店東京都 江東区に開店した。これをもって日本型コンビニエンスストアの1号店とする解釈も広まっている。
※(注記)日本初のコンビニエンスストアが複数表記されているが、これは諸説が分かれているため。
- 1975年 - 24時間営業開始。
- 1981年 - 宅配便の取次サービス
- 1987年 - 公共料金収納代行サービス
- 1996年 - コンサートチケットなどの取扱い。ゲームソフト・販売開始。商品の宅配サービス。
- 1999年 - 銀行ATM設置。(am/pm)
- 2003年 - 郵便ポスト設置。(ローソン)
- 2004年 7月30日 - 医薬品の規制緩和によってこれまで医薬品扱いだった整腸薬・便秘薬・ビタミン剤など371品目が医薬部外品となり、コンビニエンスストアや一般小売で販売が可能になった。
主な取り扱い商品(日本)
- 年間
- 季節限定品
主なコンビニエンスストアチェーン(日本)
全国展開しているコンビニエンスストアチェーン
- セブン-イレブン
- ローソン
- ファミリーマート
- サークルKサンクス
- ミニストップ
- デイリーヤマザキ(ヤマザキデイリーストア)
- コミュニティストア
- SPAR(HOTSPARなど)
- am/pm(関東・関西(主に近鉄沿線)・九州地方で展開)
- ポプラ(くらしハウス、生活彩家)(西日本と関東地方で展開)
- ココストア(東北・北陸地方以外で展開)
- モンマート
- Kマート(現在、本部は倒産)
- ニコマート(現在、本部は倒産)
- SHOP99(九九プラス)(100円ショップ(実際は99円均一)とコンビニエンスストアの併せた業態の店)
北海道中心のコンビニエンスストアチェーン
東北地方中心のコンビニエンスストアチェーン
関東地方中心のコンビニエンスストアチェーン
中部地方中心のコンビニエンスストアチェーン
関西地方中心のコンビニエンスストアチェーン
九州地方中心のコンビニエンスストアチェーン
特定地域のコンビニエンスストアチェーン
コンビニエンスストアを扱ったメディア
TV番組
- NHK プロジェクトX「日米逆転!コンビニを作った素人たち」
- テレビ朝日 年中夢中!コンビニ宴ス 2000年10月 - 2001年3月
- CBC(TBS系列) ドラマ「コンビにまりあ」2001年4月 - 5月
- 読売テレビ ドラマ・「駄目ナリ!」(2004・8~10)
曲
- 伝説のコンビニ(NHK まちかどド・レ・ミ)