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内官

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内官

  • 内官 - 日本の律令制において外官とは対の関係にある京官のこと。在京の官司・官職。
  • 内官 - 宮中に奉仕する官吏。旧制の宮内省等、皇室の諸官署に勤めた官員。宮内官。
  • 内官 - 漢語で、宦官や宮中の女官を指した。
  • 内官 - ドイツ語innerer Sinnの訳語で、内感とも[1] 。内的感官、内部感官、内部感覚。感官(Sinn)は、感覚器官とその知覚作用の両者を含めて生理作用と心理作用とを統一的に考える場合の哲学用語であり、外界知覚に関する感覚器官(五感)を外官と呼ぶのに対し、自己の意識内部を知覚する能力を内官と言う[2] イマヌエル・カントは、形態や位置といった空間に属する外的現象に比して「時間は内官の形式にほかならない」(『純粋理性批判』A33/B49)とした。さらに『純粋理性批判』第二版では、第二部第一部門第一篇「第二章 純粋悟性概念の演繹について」第二節を全く書き改めたうち「§. 24 感官の対象一般に対する範疇の適用について」(B150-157)で、自己触発(ドイツ語版Affektion)に絡めて再論されている。

脚注

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  1. ^ 戸坂潤「常識」の分析――二つの社会常識の矛盾対立の解決のために」『日本イデオロギー論
  2. ^ 粟田賢三古在由重編『岩波哲学小辞典』「感官」、岩波書店、1979年11月、43ページ。

関連項目

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