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芳乃さくら

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芳乃さくら(よしの さくら1983年 9月4日 -)はCIRCUS製作のアダルトゲーム及びそれを元にしたテレビアニメD.C. 〜ダ・カーポ〜』とその派生作品に登場するメインヒロインの一人。

声を担当する声優北都南(18禁版)、田村ゆかり(コンシューマ版及びテレビアニメ)。

設定

幼少時のあだ名は「さくらんぼ」。 主人公朝倉純一とその義妹朝倉音夢の幼馴染で、純一の従姉にあたる。 感情表現が豊か、生来甘えん坊でお気楽極楽蜻蛉な性格なためマスコットか珍獣の如く可愛がられる。純一にベタボレでよく甘える。 おじいちゃん子であり、一緒に見ていた時代劇(水戸黄門)や任侠映画、熱血教師ドラマにはまっており、義理と人情の分かる少女であるが、変な口調と手癖の悪さの所為でいじめられもした。何でも齧るという変な癖もある。IQ180の天才少女で、アメリカの大学を飛び級して植物学の博士号を取得。漢字の読み書き以外は完璧である。そのためか魔法や超能力といった科学で説明の付けられないものが嫌い。 好物は和菓子の他になんとキャットフード。嫌いな食べ物はピーマン、炭酸飲料と至って子供っぽいが、子ども扱いされることは嫌う。 猫(?)のうたまると一緒にいることが多いが、どうやら、うたまるの飼い主ではないらしい。

金髪ツインテールの髪型で、一人称が「ボク」の所謂ボクっ娘。 『D.C. 〜ダ・カーポ〜』時点での身長は140cm、体重31kg。スリーサイズ68/51/72。6年前は身長139cm、体重31kg、スリーサイズ67/52/72と殆ど姿が変わっていなかった。

D.C.のエンディング以降枯れない桜の魔法の解除に従い、本人曰く少しだけ成長したという。しかし『D.C.II 〜ダ・カーポII〜』の舞台2055年でもほぼ変わらぬ若い姿を保っており、物語の鍵を握っている。

なお、明言はされていないが、「魔女」であった彼女(と純一)の祖母も非常に長命であったらしい。

この魔法によって成長が止まったという設定は、1997年頃からのソフ倫の規制強化に伴い、どう見ても未成年者にしか見えないキャラクターをアダルトゲームのヒロインとするために散見される工夫の一つでもあった。

ゲームにおける芳乃さくら

D.C.

6年前に両親の都合でアメリカへ引っ越したきり音信不通(毎年、大幅に遅れてバレンタインチョコレートを送ってきてはいた)だったが、最近になって純一の夢の中に現われるようになる。 その後まもなくして帰国、風見学園付属3年3組に所属する。

幼い頃より純一にベタ惚れで義理の妹となった音夢に対抗して純一の足腰にへばりついては「お兄ちゃん」と呼ぶ。純一は甘えん坊の従姉と焼餅焼きの義妹の間で板ばさみとなる。

同じ転校生で気が合う胡ノ宮環と仲が良く、環シナリオで彼女が純一と結ばれた際には快く祝福している。

物語の鍵を握っているため、他のヒロイン(特に音夢)のシナリオにもなんらかの形で関わってくることが多い。

D.C.W.S./S.V./F.S.

D.C.から2年後を描いた『D.C. WhiteSeason 〜ダ・カーポ ホワイトシーズン〜』、『D.C.Summer Vacation 〜ダ・カーポ サマーバケーション〜』及びそれらのコンシューマ版リメイク『D.C. Four Seasons 〜ダ・カーポ〜 フォーシーズンズ』では風見学園の講師をしている。

D.C.II

D.C.より53年後、風見学園の学園長を勤めているが、容姿は殆ど変化せずに幼いままである。前作のうたまるに替わり、犬(?)のはりまおを連れている。

身寄りの無い主人公桜内義之を居候させている。謎に包まれた主人公の過去、そして初音島の過去を知っており、シリーズを通しての真の主役にして真のヒロインとも言える。

アニメにおける芳乃さくら


注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


D.C.

第1話からいきなり純一にキスするなど積極的にアタックしていた。しかし義理の兄妹であるにも関わらず恋人同士となった純一と音夢に戸惑いを感じ、失恋に心を痛めた。そんな折突如音夢が桜の花びらを吐くという奇妙な症状に倒れてしまった。それは祖母の植えた純粋な願いを叶える枯れない桜が自分の願いを叶えた所為だということを知るさくらは、桜を枯らそうとする。一旦枯れた桜の木は再び咲き、音夢は再び病気で倒れると共に記憶まで失ってしまう。「音夢がいなくなればいい、音夢の記憶も無くなればいい」という本心を桜が叶えているということに気づき途方にくれたさくらは桜の木を枯らそうとする。しかし桜は枯れない。そんなさくらに純一は「音夢の記憶が無くなっても二人で過ごした思い出は自分の中に残る」、「音夢を傷つけることになっても俺はさくらを嫌いにはならない」といってもうやめるように言う。思い出の桜の木の下で再び一緒になった純一と音夢を見て彼女が全てを決心した時、桜の花びらは一斉に散っていった。この一件の後、さくらはアメリカへと一人旅立っていった。

D.C.S.S.

18話より登場。2年前の事件より初音島より姿を消していたが、セクシーな大人の女性に成長した姿を見たという噂が流れ、純一たちは彼女を探しにいく。彼女と仲のよかった猫(?)うたまるを頼りにするも頼りにならず、結局見つけたのは噂通りの姿をした昭島先生の妹。人違いに落胆する彼らだったが、突如その前にうたまるが走り出る。うたまるを追って純一はついに本物のさくらを見つける。

帰島したさくらにアイシアは魔法の伝授を請う。しかし2年前の事件のことからさくらは「魔法で人を幸せに出来る」と考えているアイシアへは魔法を教える訳にはいかなかった。

その後、さくらはアイシアに魔法の危険性を諭すが、それに対しアイシアは納得できないばかりか、魔法の桜を復活させてしまう。さくらは純一と音夢が恋人であった記憶を消す願いを実行する桜を枯らそうとするができず、桜はアイシア自身によってしか枯らすことはできなかった。

なお18話のスタッフロールでは「芳さくら」となっているがもちろん誤字である。

その他

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関連項目

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