コンテンツにスキップ
Wikipedia

青苗簿

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2021年4月30日 (金) 05:54; 126.140.243.85 (会話) による版(日時は個人設定で未設定ならUTC)

126.140.243.85 (会話)による2021年4月30日 (金) 05:54時点の版
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
この記事は検証可能参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方)
出典検索?"青苗簿" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL
(2021年4月)

青苗簿(せいびょうぼ)とは、律令制において実際の田地の耕作状況を記した帳簿のこと。

律令制においては、農民に口分田が与えられていたが、実際には逃亡などで耕作されない土地や逆に定まった耕作者が元からおらず賃租が行われている土地も存在した。そのため、税収見込みの計算や災害時の課役免除の実施のために実際の耕作状況を把握する必要があった。そのために作られたのが、青苗簿である。

日本では養老元年(717年)に青苗簿式が制定され、諸国に青苗簿を作成させ、口分田や賃租に出された田地、乗田などについて調査が行われるようになった。

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /