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本谷有希子

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本谷有希子(もとや ゆきこ、1979年 7月14日 -)は、日本女優声優演出家劇作家作家石川県 白山市出身。

人物

石川県立金沢錦丘高等学校卒業。上京後、ENBUゼミナール演劇科に入学。主に舞台において女優活動を開始。アニメ「彼氏彼女の事情」では沢田亜弥役の声優をつとめている。「劇団、本谷有希子]」を2000年9月に創立。劇作家、演出家としても活動を開始する。

また、作家としても活躍しており「ユリイカ」「群像」「新潮」などにエッセイを寄稿したり「週刊プレイボーイ」「EYESCREAM」「MOVE!」などにコラムを連載している。

ENBUゼミ当時は松尾スズキのクラスに在籍していた。その卒業公演にて、「在学中なにもやってこなかったので、このままじゃ村人Aぐらいしか演れない」という焦りから、無理矢理自分を重要なポジションに持ち上げるため台本執筆を買って出る。その結果、松尾より「本谷は役者よりも台本を書いた方がいいかもね」とアドバイスを受け、それが執筆活動を開始するきっかけになったという。 一方で、デビュー後は"松尾チルドレン"としてメディアに扱われる事も多々あり、意図的に接点を持たないようにしていた時期があるというが、現在は「ようやく違うぞ、と余裕が出てきた」とのことで、松尾がスーパーバイザーを務める季刊誌『hon-nin』にも小説を寄稿するほどである。


過去に、ニッポン放送他36局ネットのラジオ番組本谷有希子のオールナイトニッポン』(2005年4月1日-2006年3月31日 毎週金曜日/25:00〜27:00、JST)に出演していた。この番組がきっかけで彼女を知った人も多い。番組内では、劇団の情報や過去のエピソード、1週間の出来事などを話していた。また、独特のテンションや、癒しを与える声、女性にも関わらず下ネタを連発するなどして、密かに人気番組となっていた。彼女のファンも増えつつある。ニックネームは『もっちん』。ただしこれは他人からつけられた愛称ではなく、自分から提案し広めようと目下提唱中のものである。

現在は、NHKテレビ番組つながるテレビ@ヒューマン』(総合テレビ 毎週土曜日/21:58〜22:58、JST)にサポーター(ゲスト)として出演中(出演自体は月に1回程度)。また、レギュラーではないものの、小説出版のたびにNHK衛星第2テレビで放送中の週刊ブックレビューで取り上げられ、その都度本人も出演しているので、注目されたい。

声優の能登麻美子とは同郷の友人で、地元時代は同じ劇団に所属していた事がある。のちに「クイックジャパン」誌vol.59で対談が実現している。

小説「生きてるだけで、愛。」は第135回芥川賞の候補作品にノミネートされた。

「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」が佐藤江梨子主演で映画化することが決定した。2007年夏公開予定。

左利き。

「好みのイケメンは?」という質問に対して奥田民生石野卓球松本人志の名を挙げる。

著書

  • 江利子と絶対―本谷有希子文学大全集
  • 腑抜けども、悲しみの愛を見せろ(第18回三島由紀夫賞ノミネート)
  • ぜつぼう
  • 生きてるだけで、愛。

関連項目

外部リンク

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