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スターフライヤー

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スターフライヤー
IATA
7G
ICAO
SFJ
コールサイン
Star Flyer
法人番号 6290801006558 ウィキデータを編集
設立 2002年
拠点空港 新北九州空港
親会社 株式会社スターフライヤー
保有機材数 3
就航地 2
本拠地 福岡県北九州市小倉北区米町二丁目2番1号 新小倉ビル2F
代表者 堀 高明(ほり たかあき) (代表取締役 社長)
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JA01MC 大分空港で2005年12月撮影

スターフライヤー(Star Flyer Inc.)は、福岡県 北九州市 小倉北区に本拠を置く、新北九州空港の開港日に合わせて2006年 3月16日より就航した新規航空会社。正式商号は、株式会社スターフライヤー。 日本の航空会社では数少ないエアバス社製旅客機、エアバスA320で運航することも注目されている。

沿革

  • 2002年 12月17日 - 神戸航空株式会社設立。本社は兵庫県 神戸市。この日はライト兄弟のフライヤー号初飛行からちょうど100年目である
  • 2003年 5月 - 商号を株式会社スターフライヤーに変更。本社を福岡県北九州市小倉北区に移転
  • 2004年 8月11日 - 第二次第三者割当増資を実施(資本金562,000,000円に)
  • 2004年10月4日 - エアバスA320-200型新造機3機のリース導入仮契約をGE Capital Aviation Services, Ltd. と締結
  • 2004年10月8日 - 第三次第三者割当増資を実施(資本金652,000,000円に)
  • 2004年11月11日 - 第四次第三者割当増資を実施
  • 2005年 5月17日 - ブランディング・コンセプトを発表
  • 2005年5月30日 - 第五次第三者割当増資を実施(資本金1,822,000,000円に)
  • 2005年7月27日 - 日本テレコムIT技術に関するアウトソーシング契約を締結
  • 2005年8月10日 - 全日本空輸と業務提携基本契約を締結
  • 2005年9月7日 - 国土交通省航空運送事業許可申請を実施
  • 2005年9月7日 - 第六次第三者割当増資を実施(資本金3,937,000,000円に)
  • 2005年12月15日 - エアバスA320-200一号機(JA01MC)が日本到着
  • 2005年12月20日 - 第七次第三者割当増資を実施(資本金4,312,000,000円に)
  • 2006年 1月12日 - 国土交通省より航空運送事業に関わる事業許可証が交付される(これにより正式に航空運送事業者となる)
  • 2006年1月12日 - 国土交通省に運送約款認可申請、運行計画及び混雑飛行場運航許可申請、運賃を届出
  • 2006年1月16日 - 予約センター開設、搭乗予約の受付開始
  • 2006年1月29日 - エアバスA320-200二号機(JA02MC)が日本到着
  • 2006年2月24日 - 国土交通省より「混雑飛行場(東京国際空港)を使用して運航を行うことの許可」を取得
  • 2006年3月1日 - エアバスA320-200三号機(JA03MC)が日本到着
  • 2006年3月16日 - 新北九州空港開港、新北九州空港 - 東京国際空港線就航

特徴

スターフライヤー エアバスA320-200型機の内装。
  • 内装 : 標準で170席を有するエアバスA320を、144席仕様に減じて運航するため、シートにゆとりがある(前後間隔が91〜94センチ、12〜15センチ増加)。シートは全席黒の本革張り、ノートパソコン用電源コンセント、個人型液晶TV装備。全席エコノミーであるにもかかわらず、他航空会社のビジネスクラス並みの座席である。
  • 外装 : 機体の塗色の大半は黒色で塗り分けられており、非常に目を引くものとなっている。同社発表によれば、機体を含めたトータルデザインはデザイナーの松井龍哉によるものである。
  • 全日本空輸と、就航開始に係わる支援および就航後の業務提携について基本契約を締結した。(全日本空輸は新北九州空港には就航しないため、競合がない。また、A320の運航実績があるため。)
  • 東京国際空港では、第1旅客ターミナルビル北ウィングを使用。
    • 発着スポットは出入口から最も遠い位置にある1番、または沖止めスポットが多い。
  • 2006年現在、日本の国内線旅客便で最も早く就航し、最も遅く就航する航空会社である。
    • 北九州5:30発→羽田7:00着の早朝便、羽田23:50発→北九州25:15(1:15)着の最終便(いずれも2006年3月現在)など、日本では異例の深夜早朝便を設定し、他社との差別化を図っている。しかし、2006年6月度の実績では約30%(羽田発の早朝便、羽田着の最終便では1割台)と低迷している。北九州側は自動車社会で自家用車(マイカー)の利用が多いが、東京側は接続する公共交通手段がない(北九州23:15発の上り最終92便の羽田0:45到着時点では、羽田空港からの鉄道(東京モノレール京浜急行)や路線バスの運行が終了しており、一般タクシーや自家用車以外には予約制の乗合タクシーしか利用できる交通機関が存在しない)ためと思われる。首都圏での知名度不足も課題となっており、てこ入れを図っている状況である。
  • 2006年11月より羽田発の早朝便、北九州発の最終便を運休すると発表した。これにより1日12往復から11往復となる。(2006年8月31日発表)
  • 2007年12月より機内インターネットも導入予定(5号機新規導入に伴う)。
  • 独自のマイレージプログラムを導入予定(時期未定)。

サービス

  • 受け付けカウンターや自動チェックイン機はコーポレートカラーの黒に塗られている。
  • 自動チェックイン機で出てくる航空券は「全日空航空券」と書かれている(全日本空輸の発券システムを利用しているため)。
  • 機内誌は製作していない。新聞の配布、雑誌の貸し出しはなし。
  • ヘッドホンは大手他社のように座席ポケットに入っておらず、音楽を聞きたい場合は客室乗務員から受け取る。
  • 個人型液晶TVで表示される飛行位置表示システムで表示される日本地図は、中規模の都市名も日・英語表記できるほど非常に細かい。
  • 飲み物(お茶、コーヒー(タリーズコーヒー)、アップルジュース、日田天領水)のサービスあり。18時以降の便にはビール(キリン一番搾り新日鉄 八幡製鉄所の鋼材で作った缶とアナウンスしている)もある。

運航路線

関連項目

外部リンク

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