王騰 (右車騎将軍)

王 騰 (おう とう、生没年不詳)は、五胡十六国時代の漢 (前趙) の軍人。字及び出身は不明。漢の皇帝劉粲らを殺害して漢天王を自称した靳準についていたが、丞相劉曜に寝返った。

漢に仕えて、右車騎将軍に任じられていた。

318年12月、左車騎将軍喬泰・衛将軍靳康・将軍馬忠らとともに靳準を殺害して、尚書令靳明を盟主に推戴した。侍中卜泰に伝国璽を奉じさせ、劉曜に降伏した。

これ以後、王騰の事績は史書に記されていない。

• 『晋書』巻103

• 『資治通鑑』巻90

• 『十六国春秋』巻5

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• 生没年不詳