池田稔

池田稔(いけだ みのる)は、日本の建築家。

明治35年帝国大学 工科大学(現・東京大学工学部)建築学科卒業。同年東宮御所御造営厨設計課勤務を嘱託される。明治38年には日露戦争に出征するが、同年再び勤務し、のち農商務省へ。

1911年(明治44年)10月一般の新聞ならびに建築雑誌等において懸賞募集が広告された三菱本館のコンペティションに応募し2等当選。また同年には設計を手がけた横浜市役所庁舎が竣工している。大正3年には鎌倉大本山建長禅寺の建築及修繕工事に際して設計図作成。1914年(大正3年)設立の全国建築士会(翌年に日本建築士会に改称)結成に参加し発起人に。

• 皇室建築 内匠寮の人と作品 鈴木博之 監修 ; 内匠寮の人と作品刊行委員会 編 建築画報社 2005
• 官報(1905年12月11日、1906年09月05日、1908年01月29日、1908年01月31日、1908年11月25日 1912年03月30日)

• 20世紀日本の建築家
• 日本の宮内省関係者
• 東京大学出身の人物