’’’乙女鉱山’’’は山梨県にある鉱山である。
概要
乙女という名はこの鉱山で採れる、タングステンの鉱物を運ぶのが女性であったからだと言われている。
若い男性は坑内で鉱石を掘り、年老いた女性は鉱石の選別、そして若い女性は鉱石を運ぶという役割があったという。
この鉱山では、灰重石の仮晶となった鉄重石、石英が採れた。この石英は光学ガラスに使われていた。
ここの水晶は商品価値を高めるために、塩酸で洗い、周りについている鉱物を落としていた。
参考文献
堀秀道 「楽しい鉱物学」1990年 草思社 ISBN4-7942-0379-9