井手英策
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井手 英策(いで えいさく、1972年 4月24日 - )は、日本の経済学者。慶應義塾大学 経済学部准教授。専門は財政社会学、財政金融史。博士(経済学)。
大学の講義では、財政社会学を担当する。財政社会学とは、財政の視点から社会をどのように構築し、より良くしていくかを考察する学問である。井手は、学生と同じ目線に立って講義を展開する。その講義はとてもユーモアに富んでおり非常に人気が高い。1つの授業の受講者の人数は200名を超えるほどである[要出典 ]。
略歴
- 1995年 東京大学経済学部卒業
- 2000年 東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学
- 2000年 日本銀行金融研究所客員研究生
- 2001年 東北学院大学経済学部助手
- 2003年 横浜国立大学大学院国際社会科学研究科助教授
- 2006年 コロラド大学ボルダー校政治学部客員研究員
- 2009年 慶應義塾大学経済学部准教授
著書
- 『高橋財政の研究 ――昭和恐慌からの脱出と財政再建への苦闘――』 (有斐閣、2006年)
- 『中央銀行の財政社会学 ――現代国家の財政赤字と中央銀行――』 (大島通義と共著) (知泉書館、2006年)
- 『希望の構想 ――分権・社会保障・財政改革のトータルプラン――』 (神野直彦と共編) (岩波書店、2006年)
- 『交響する社会 ――「自律と調和」の政治経済学――』 (菊地登志子・半田正樹と共編) (ナカニシヤ出版、2011年)
- 『雇用連帯社会 ――脱土建国家の公共事業――』 (編著、岩波書店、2011年)