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カルロス・ブーザー

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カルロス・ブーザー
Carlos Boozer
シカゴ・ブルズ  No.5
ポジション パワーフォワード
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1981年11月20日) 1981年 11月20日(42歳)
出身地 アラスカ州ジュノー
身長 206cm (6 ft 9 in)
体重 121kg (267 lb)
キャリア情報
ドラフト 2002年 35位
選手経歴
2002-2004
2004-2010
2010-
クリーブランド・キャバリアーズ
ユタ・ジャズ
シカゴ・ブルズ
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
獲得メダル
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
オリンピック
2004 アテネ バスケットボール
2008 北京 バスケットボール

カルロス・オースティン・ブーザー・ジュニア (Carlos Austin Boozer, Jr., 1981年 11月20日 - )はアメリカ合衆国バスケットボール選手である。NBAシカゴ・ブルズ所属。ポジションはパワーフォワードアラスカ出身という珍しい経歴を持つ。

経歴

学生時代

ブーザーは生まれたのはドイツである[1] 。その後、アメリカのアラスカ州に移って育った。高校は地元のジュノー・ダグラス高校に通い、そのバスケットチーム、クリムゾン・ベアーズを2回州のチャンピオンに導いた。高校卒業後はマイク・シャシェフスキー率いるデューク大学に入学する。大学では3年間で1,506ポイント、平均14.9ポイント、7.2リバウンドを上げて2001年NCAAトーナメントでの勝利の原動力になる。

NBAキャリア

卒業後2002年のNBAドラフトで彼は、2巡目全体35番目で指名を受け、クリーブランド・キャバリアーズに入団する。ドラフト下位指名者ながらルーキーシーズンは10得点7.5リバウンドのアベレージを残し、オールルーキーセカンドチームに選出されるなど、期待以上の働きを見せた。2年目のシーズンはさらに活躍をみせる。ゲーム平均で15.5ポイント、11.4リバウンドを記録し、トータルリバウンドはNBAで5位の成績だった。ブーザーの予想以上の成長ぶりに加え、チームは2003年のNBAドラフトレブロン・ジェームスを獲得しており、キャバリアーズはこの2人を中心に将来を期待されるチームとなるはずだった。しかしチーム側がブーザーとの3年目の契約を破棄し、新たに高額契約を結ぼうとしたが、ブーザーはキャバリアーズとは再契約せず、より高額なサラリーを提示したユタ・ジャズと契約した。

ジャズはジョン・ストックトン引退後チーム成績の低迷が続いていたが、ブーザーを獲得してチーム再建のカギにしたいとの思いから、高額契約に踏み切った。ブーザーは期待通りの活躍をみせ、ゲーム平均17.8ポイント、9.0リバウンドを記録する。しかし、ジャズ移籍後怪我が多く2005-06シーズンにはシーズンの半分を棒に振った。2006-07シーズンには怪我から復帰、20.9得点11.7リバウンドのアベレージを残し、オールスターにも初出場した(怪我でゲームには不参加)。2005年のNBAドラフトで獲得した若手ポイントガードデロン・ウィリアムスとブーザーのコンビは、往年のストックトンとカール・マローンの再来とまで言われ、2人を中心にジャズは快進撃を開始。51勝31敗の成績でレギュラーシーズンを終え、ブーザーにとっては初の、そしてジャズにとっては4年ぶりのプレイオフに進出し、カンファレンスファイナルまで勝ち進んだ。

2010年FAとなり、願っていたブルズ移籍が叶う。ブーザーは「マイケル・ジョーダンが活躍したこの地で、プレーしたいのは、誰でも思うことだ」と言っていた。ブーザーが移籍してきたことで、ブルズは弱点とされていたインサイドでの得点力を上げ、一躍2010―11シーズンの台風の目となることが予想された。しかし、シーズン開幕前に自宅でかばんにつまずいて右手小指を骨折し、シーズン序盤を棒に振ってしまう。復帰直後は、試合勘やコンビネーションの問題で今一つであったが、徐々に活躍し、1試平均約20得点、約10リバウンドでブルズのインサイドを牽引している。しかし、オールスター明けにブルズの勢いが出てきたとき、またもやアクシデントがブーザーを襲う。3月のボブキャッツ戦でシュート時に危険なファウルを受けたブーザーは、不自然な形で左足から着地し、負傷退場してしまう。ケガの具合が心配されたか、捻挫と比較的軽めの症状で済んだことで、シーズンを棒に振ることはなかった。

プレースタイル

強靭な肉体を持ち、高いFG成功率とリバウンド能力を発揮するパワーフォワードの典型である。本来は右利きであるが左手も同等に器用に使うことができるため、ポストアップされた相手ディフェンスは非常に守りづらくなる。毎試合20得点、10リバウンドを期待できる安定性と、その屈強な身体からジャズ往年のスーパースター、カール・マローンの再来と言われている。ディフェンスに対する意識が少ないことが欠点で、オフェンスのスタッツほど高い評価を受けないことがある。また、ケガが多いことで有名であり、1シーズンを通してフル出場をしたことはまともにない。

その他

ブーザーはオリンピックのアメリカ代表チームに選抜され、アテネオリンピックに出場した。この大会でアメリカは銅メダルを獲得した。 2008年の北京のオリンピックにも出場し、金メダルを獲得した。

参照

  1. ^ USA Basketball.com カルロス・ブーザー

関連項目

外部リンク

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