見増勇介
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見増勇介(みます・ゆうすけ, 1980年-)は大分県出身、京都市在住のデザイナー。主に美術館の企画展など、アート関係のデザインを専門とする。2004年に尾崎祐介(おざき・ゆうすけ, 1980年-)と共にマルチメディア・グループ「intext」を結成し、活動をはじめる。なおintextには、2007年より外山央(とやま・ひろし, 1981年-)が加わり現在は3名。2009年度より京都造形芸術大学ASP学科、情報デザイン学科の非常勤講師。
デザインでの活動
関西の美術館やギャラリー等、文化施設のデザインを多く手がけている。 なかでも2008年に滋賀県立近代美術館でおこなわれたART BRUT –collection abcd, Paris–のカタログは評価が高く、会期終了を待たずに売り切れた。 なお、2009年に兵庫県立美術館でおこなわれた藤本由紀夫 shadow –exhibition obscura– のリーフレットも会期終了を待たずになくなっている。 2009年に京都芸術センターでおこなわれた少年少女科学クラブ展 TUNE/LABORATORIUMのミニカタログでは、ルーペを挟み込んだ装丁を見せている。本文にはポイント数の非常に小さい文字で組んでおり、ルーペを通して本を読むという指向。このように見増のデザインは、一般的な広告物とはひと味違うギミックが施されている場合が多い。元々タイポグラフィの原理に基づいた組版を得意としているが、ニューウエーブ・デザインのファンであると公言しており、自由で過激な表現も見られる。
intext での活動
2004年に幼なじみの尾崎祐介と共に活動をはじめる。アート・プログラムへの参加やデザイン、出版、音響・映像などを定期的に発表し続けている。2007年に外山央が加わると、次第に音響と映像の発表が多くなる。 メンバーの役割は主に外山が音響やデザイン、尾崎がプログラミングや映像を担当し、見増は全体的なディレクションをおこなう場合が多い。
外部リンク
intext公式サイト http://www.intext.jp