ひだまりスケッチ
ひだまりスケッチ | |
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ジャンル | ストーリー4コマ |
漫画 | |
作者 | 蒼樹うめ |
出版社 | 日本の旗 芳文社 中華民国の旗 尖端出版 |
掲載誌 | まんがタイムきららCarat |
発表期間 | 2004年4月号 - 連載中 |
巻数 | 既刊3巻 |
アニメ | |
総監督 | 新房昭之 |
シリーズ構成 | 長谷川菜穂子 |
キャラクターデザイン | 伊藤良明 |
アニメーション制作 | シャフト |
製作 | ひだまり荘管理組合 TBS |
放送局 | 放送局参照 |
放送期間 | 2007年 1月11日 - 3月29日 2007年10月18日(特別編) |
話数 | 全12話 + 特別編2話 |
テンプレート - ノート |
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『ひだまりスケッチ』は、蒼樹うめによる4コマ漫画である。芳文社の月刊4コマ漫画雑誌『まんがタイムきららCarat』で2004年4月号から連載されている。2007年にテレビアニメが放送されたほか、小説や他作家によるアンソロジー漫画も発売された。2008年の7月にテレビアニメの第二期が放送予定である。
概要
憧れのやまぶき高校美術科に合格したゆのは、自宅から遠いため、学校の門前にあるアパート「ひだまり荘」に住むことになった。隣室に住む同級生の宮子、階下に住む上級生のヒロと沙英とともに、4人が巻き起こす楽しくもにぎやかな日々を描いている。原則として1話完結のストーリー4コマである。なお、登場人物のほとんどは下の名前あるいは苗字のみが設定されている。モデル校はないが設定は山梨県甲府市となっている。
本作は『まんがタイムきららCarat』2004年12月号から連続して表紙を飾っているなど、同誌の看板作品的な存在である。また『まんがタイムきららMAX』2004年7月号(創刊号)にもゲスト掲載された。
登場人物
ひだまり荘の住人
- ゆの
- 声:阿澄佳奈
- 本作の主人公。ひだまり荘201号室の住人。やまぶき高校美術科1年A組。山梨県出身。誕生日は5月5日。血液型はO型。身長144cm[1] 、靴のサイズが21.5cm[2] ×ばつ"の形(バッテン。アニメでは彼女の象徴として描かれた)の髪留めを左右につけている。一人っ子。宮子からは「ゆのっち」と呼ばれている。
- 素直で優しく、可愛いものに目がない。天然なのかいろんな事を違う意味に勘違いする。何事にも一生懸命で寛容な性格だが、小さなこだわりを譲らない一面もある。
- いつでも、どこででも眠れるタイプで、特に疲れが溜まるとすぐに眠ってしまう。また、寝起きや酒が入った時など前後不覚の状態になると、自分の小さなこだわりについて延々と語り始める癖がある。
- 全体的に運動が苦手で、特に水泳はかなづちを自認するほどである。また音痴であるが、本人はそれに気づいていない。
- 宮子(みやこ)
- 声:水橋かおり
- ひだまり荘202号室の住人。やまぶき高校美術科1年A組。福岡県出身。[3] 誕生日は10月10日。血液型はB型。身長は165cm[1] 。植木屋をやっている兄がいる。愛称は「宮ちゃん」。
- 元気で少し天然が入っており、毎度のように暴走する。トラブルメーカーで「口は災いの元」を地で行くことが多く、先輩である温和なヒロや沙英も怒らせることがある上、目上の吉野屋先生に対しても敬語を使うことは少ない。
- なぜかいつも貧乏で、機会があれば先輩のヒロ・沙英だけでなく、同級生のゆのにも食事を奢ってもらおうとする。また、食べ物の話題については非常に敏感で、どんなに遠くにいても聞きつけることが出来る。少し意地汚いような所もあって、時折他人の部屋を堂々と物色したり、その結果本人しか知らないはずの事まで知っていたりもする。
- 一方で成績は優秀で、しかも入学試験当日はひどい風邪を引いていたにもかかわらず、やまぶき高校には推薦入試で合格した。また、やや常人離れした芸術・スポーツの才能を有しており、作中でもその才能を発揮したシーンが随所に見られる。加えて、彼女の生い立ちも、幼少期に盛り場を「流し」で歌っていたり、大海原に投げ出されたりする経験を持つなど、その卓越した才能とあわせ、非常に謎の多い人物でもある。
- ヒロ
- 声:後藤邑子
- ひだまり荘101号室の住人。やまぶき高校美術科2年A組。山形県出身[3] 。誕生日は6月15日。血液型はA型。左利き。身長は155cm[1] 。髪は癖毛で細かく波打っており、普段は頭の左右で2つのお団子にしているが、湿気の多い日は毛先が跳ねてしまい、それが悩みとなっている。
- 沙英との信頼関係は厚く、のんびりとした性格で滅多に怒らないが、怒ると怖い。料理が得意で沙英が締め切り直前のときはご飯を作るなど良妻賢母なところがある。甘いものが好きで特にケーキが大好物だが、カロリーの摂り過ぎに悩んでおり、時々ダイエットをしている。
- 沙英(さえ)
- 声:新谷良子
- ひだまり荘102号室の住人。やまぶき高校美術科2年A組。誕生日は11月3日。血液型はAB型。身長167cm[1] のスレンダー。体型で、自らの胸が薄いことに対して悩んでいる。目が悪く、眼鏡をかけている。妹がいる。ヒロとは、お互いの長所も短所も知った親友同士。
- 高校生であるが、単行本も1冊出しているプロの小説家で、「月刊きらら」という雑誌[4] に橘文(たちばな あや)というペンネーム[5] で連載をしている。美術科に通うのは、自分の小説の挿絵も自分で描きたいため。運動能力は高く、そのことには自信もあるようである。体育のテニスでは男子にも負けない腕前。
- 正直者で、嘘をつくのが下手。ゆえに、話をごまかそうとしてもすぐに表情や態度に表れてしまう。恋愛関係の話題に弱い。しかし、恋愛小説を書いているという矜持からか、恋愛の経験について聞かれると、つい見栄を張ってしまうことが多い。
やまぶき高校教師
- 吉野屋(よしのや)先生
- 声:松来未祐
- やまぶき高校で美術の授業を担当する女性教師。名は不明。身長158cm。ゆのと宮子のいる1年A組の担任を務めており、前年度はヒロと沙英のいるクラスを担当した。やまぶき高校の卒業生で、ゆのたちの大先輩に当たるが、年齢は不詳(本人曰く「永遠の17歳」)。ひだまり荘の近くで両親と共に暮らしている。髪はモスグリーンのロングヘアーを黄色のリボンでまとめていて、瞳もモスグリーン。
- フリル等、ひらひらした服を好む。コスプレをすることがしばしばあり(本人曰く「コスプレではない」)、そのための衣装はすべて自分で作っている。
- おっとりした雰囲気だが子供のような性格で、ミスや暴走をしては校長に説教されている。それでも、ゆのや沙英の描いた絵を褒めたり、宿題を忘れて提出の延期を願い出たゆのを厳しく却下するなど、大事なところで教師らしさも見せている。
- また、とても教師とは思えないようなかなり際どいセクハラ的発言をすることもある。
- 桑原先生
- 声:鈴木菜穂子/木川絵里子 (第5話/特別編第2話)
- やまぶき高校の養護教諭。本名不明。作中では吉野屋先生の面倒を見る事が多い。原作では第2巻以降、アニメでは第5話と特別編第2話に登場。
- 校長先生
- 声:チョー
- やまぶき高校の学校長。本名不明。頭が非常に縦長で、耳の上から後ろ頭にかけてカールした白髪がわずかに生えているだけで、頭頂部は禿げ上がっている。ほぼいつも全身が細かく震えている。
- 何かと問題を起こす吉野屋先生に手を焼いている。
- 住所不詳で、活動範囲は学校近辺が主。
- 益子先生
- 1年B組の担任で、眼鏡をかけた男性教師。吉野屋と同じく美術教師。
- 原作3巻以降に登場。今のところ、作中で唯一名前のある男性登場人物である。
その他
- 大家さん
- 声:沢城みゆき
- ひだまり荘のオーナー。本名不明。住居はひだまり荘から徒歩20分ほどのところにある。若い女性で愛煙家。昼間から酒を飲んでいることが多い。
- ひだまり荘をリフォームした際に、予算が不足したために自ら手を加えてしまうほどの行動力があるが、後述の通り、素人仕事である。
- ゆののお父さん
- ゆのの父親。名前は不明。以前からゆのの回想にて度々登場していたが、原作3巻に正式に登場。横浜に行った帰りにゆのの家に寄りに来た。
- 沙英を男と勘違いしたりと、少々早とちりな面も見せた。
- ゆののお母さん
- ゆのの母親。原作第1話に登場し、試験中のゆのを校門前で一日中見守っていた。
- その後はゆのの回想シーン以外で出番は無かったが、3巻で父親と共にひだまり荘にやってきた。
- ちなみに、宝くじの当選番号と同じというゆのの発言から、生年月日は1964年06月27日だと予想される。(当選番号一等 19640627)
- 岸麻衣子(きし まいこ)
- 声:半場友恵
- やまぶき高校OG。吉野屋先生の昔の教え子であり、その縁からゆの達に特別授業を行った。美術大学を卒業し、現在は映画監督を目指している。原作第1巻、アニメ第9話に登場。アニメ第9話のサブタイトル「裏新宿の狼」は、彼女が「第28回青空食品映像コンクール特別賞」を受賞した作品のタイトルである。
- 特別授業では映画監督を目指すきっかけになった経緯を話し、自分の夢を見出せないゆのに感銘と助言を与えた。以来、ゆのにとっては「憧れの先輩」となり、文化祭の個人展示の題材に悩んでいた時も、その時の助言を思い出して頑張ることが出来た(作品としては未完成だったが、吉野屋先生や宮子から賞賛された)。
- 登場人物の中で唯一、フルネームが設定されているキャラクターである。
- 夏目(なつめ)
- 声:福圓美里
- やまぶき高校2年B組。沙英にライバル心を燃やしているようで、体育祭の時に突っかかってきた。原作では第2巻以降、アニメでは第7話と特別編第2話に登場。
- 智花(ちか)
- 声:釘宮理恵
- 沙英の2歳年下の妹。アニメ版のオリジナルキャラクターで、第12話(最終回)で正式に登場。
- 時系列としては"その後の話"となるが、第1話ではゆのに届いたメールや年賀状、第5話ではゆのの夢や沙英とヒロの会話等、その存在を臭わせる箇所(いわゆる伏線)が多数存在した。
- 原作でも沙英は妹の存在を言及しているが、名前については触れられていない。
- みさと
- 沙英やヒロの先輩で、ゆのの部屋の以前の住人。原作・アニメ双方で名前のみの登場で姿は見せていない。ひだまり荘を出る際に表札を取るのを忘れており、ゆのが引っ越してきたときまでそのままになっていた。アニメ版では器用でいたずら好きということで、ひだまり荘のあらゆるところに仕掛けを作っては大家さんに怒られていたようである。
- 真実(まみ)
- ゆの、宮子のクラスメートで、原作2巻以降に登場。アニメにはゆのの絵に描かれているのを除いて登場しておらず、原作で登場したシーンも差し替えられていた。名前は本誌2008年4月号で判明。少々いたずら好き。
- 中山(なかやま)
- ゆの、宮子のクラスメートで、原作2巻以降に登場。口元にホクロがある。
- 有沢(ありさわ)
- やまぶき高校3年生。ひだまり荘のことを「やんちゃアパート」と呼んでいた。今のところ作中で唯一登場した3年生のキャラ。
- ショコラ&チョコ山
- 声:斎藤千和&神谷浩史
- アニメ版の中でゆの達が話題にした昼メロ[6] 『おしゃれ探偵ラブリーショコラ』の登場人物。それぞれ『ぱにぽにだっしゅ!』のベホイミ、『さよなら絶望先生』の糸色望に似ている[7] [8] 。チョコ山は声優も同じである。
- 裕太(ゆうた)
- 小説版のオリジナルキャラクター。大家の友達の子供で、両親が田舎に法事で出かける間に大家のところへ預けられたが、実家から届いた野菜をお裾分けに来たゆのに預け(押し付け)られた。
- 前島(まえしま)
- 小説版のオリジナルキャラクター。女子大生。現代国語担当の教育実習生としてやまぶき高校にやって来る。吉野屋先生同様、やまぶき高校の卒業生(ただし普通科)であり、ゆの達の先輩に当たる。背が高い。吉野屋先生を尊敬している。
- うめ先生
- 声:蒼樹うめ
- アニメ本編の冒頭やアイキャッチなどに登場する、蝶のサナギの着ぐるみのようなキャラクター。単行本の著者近影の通り、原作者の自画像でもある。基本的にストーリーには絡まず、ひだまり荘の屋上にいることが多い。
- ニャン太
- ゆのが幼い頃飼っていた猫。今も健在かは不明。幼いゆのには何かと頼りになる存在だったようである。
主な舞台
- ひだまり荘
- やまぶき高校の校門の目の前にある、2階建ての小さなアパート。ゆの達が暮らしている所である。所在地は「緑市浅葱町4-16」。美術科の変わり者が集まるところと言われている。過去にリフォームが行われたが、宮子が住む202号室は予算の都合上、大家が自ら手を加えた。しかし、湿気を取るために市販の乾燥剤が床(カーペットの)下に入れられたり、雨漏りがしたりするなどの問題がある。また、大家さんからの頼みで、4人が「ひ」「だ」「ま」「り」「荘」の表札を新たに制作した。
- やまぶき高校
- 私立学校で、美術科があるのが特徴。そのため地方からの入学者も多い。男女共学だが、美術科は女子が多く、男子は女子の1/3程度しかいない。校内には竹林があり、その中に「やまぶき地蔵」と呼ばれる石像がある。これは吉野屋先生が在学中に作った彫刻で、置き忘れたものが風雨にさらされ、地蔵のようになったものである。
書誌情報等
出版はすべて芳文社。
単行本
芳文社より「まんがタイムKRコミックス」として刊行されている。なお、第1巻は著者の初単行本である。
- 第1巻 (2005年11月11日発行) ISBN 978-4-8322-7549-2
- 第2巻 (2006年12月31日発行) ISBN 978-4-8322-7607-9
- 第2巻 カレンダー付 限定版 (2006年12月31日発行) ISBN 978-4-8322-7606-2
- 第3巻 (2008年3月13日発行) ISBN 978-4-8322-7681-9
アンソロジーコミック
- ひだまりスケッチ アンソロジーコミック Vol.1 (2007年3月14日発行) ISBN 978-4-8322-7618-5
- 蒼樹うめ、MATSUDA98、黒須嗣載、荒井チェリー、野々原ちきほか
- ひだまりスケッチ アンソロジーコミック Vol.2 (2007年9月27日発行) ISBN 978-4-8322-7655-0
- 蒼樹うめ、里好、師走冬子、門瀬組、野々原ちきほか
ファンブック
- ひだまりスケッチブック ビジュアルファンブック (2007年4月11日発行) ISBN 978-4-8322-7623-9
小説
原作の小説化ではなく、原作を補完するエピソードがメインとなっている。
- ひだまりスケッチ ようこそひだまり荘へ (2007年3月31日発行) ISBN 978-4-8322-0251-1
- ひだまりスケッチ ひだまりSchool Life (2007年9月30日発行) ISBN 978-4-8322-0257-3
テレビアニメ
2007年1月からTBS系列 東名阪地上波3局ならびにBS-iで全12話が放送された。また、特別編がTBSアニメフェスタ2007で前編が先行公開され、2007年10月18日にBS-iで前編・後編の2話が放送された。
2007年11月18日に開催された番組イベント「超ひだまつり」において、第2期シリーズ『×ばつ365』(ひだまりスケッチさんろくご)が制作されることが発表された。「365」とは、1年の365日と人間の平熱である36.5°Cとの2つの意味があり、蒼樹うめ自身の案によるものである[9] 。「365」は2008年夏より第1期と同じ放送局で放送予定である[10] 。
特徴
原作に沿った構成であるが、各話の順番は時間軸に沿ったものではなく、季節がほぼ2周している原作のエピソードから抜粋し、それぞれの月の「ゆのを軸にした、とある一日の日常」として構成されている。それに関連して、原作ではあまり見られないゆのの入浴シーンが多く見られる。また、1話の段階で物語後半の登場人物からのメールが届くなど、時間軸に沿わないストーリー構成を利用した伏線が多数張られている。
新房総監督が担当した、他作品のキャラが含まれる等のネタがさり気なく詰め込まれている。また、冷蔵庫に貼ってある写真が前と変わるなど、いわゆるアハムービーのような気付かれにくい仕込みもある。
番組終了時の提供バックは「まんがタイムきらら」系列の作家陣ならびに原作者・アニメ制作会社・総監督と関係のある作家[11] による、本作のキャラクターたちのイラストである。ただし、BS-iでの放送においては提供スポンサーが存在せず(DVDなどの関連商品のCMはスポット扱い)、提供バックもカットされている。また、イラストは16:9サイズに対応しているが、4:3サイズの放送である地上波は、最終話を除いて左右をカットされている。
スタッフ
- 企画:中山佳久 (TBS)、植田益朗(アニプレックス)、孝壽尚志(芳文社)、久保田光俊(シャフト)、太布尚弘(ムービック)
- 企画協力:小林宏之(芳文社)、東山敦(電通)
- 原作:蒼樹うめ
- 総監督:新房昭之
- チーフディレクター:上坪亮樹
- シリーズ構成:長谷川菜穂子
- キャラクターデザイン・総作画監督:伊藤良明
- 作画監督:伊藤良明、守岡英行、西尾公伯、宮崎修治、古川英樹、吉田秀之、潮月一也、相坂ナオキ、井上哲、森尾秀樹、中山初絵、西田美弥子
- 設定デザイン協力:尾石達也(第2話 - 第12話)
- 衣装デザイン協力:亀谷響子(第2話 - 第6話・第9話)、吉田秀之(第6話)、宮崎修治(第7話・第8話)、守岡英行(第10話)、中山初絵(第11話)、西田美弥子(第12話)
- ビジュアルエフェクト:酒井基
- 美術監督:飯島寿治(竜美堂)
- 背景:竜美堂
- 色彩設計:滝沢いづみ(シャフト)
- 編集:関一彦(関編集室)
- 撮影監督(1話のみ):樋口哲治(レアトリック)
- 音楽:菊谷知樹
- 音楽プロデューサー:伊藤善之(ランティス)、斎藤滋(ランティス)
- 音楽制作:ランティス
- 音響監督:亀山俊樹(オムニバスプロモーション)
- 音響制作:オムニバスプロモーション
- 音響制作担当:真山恵衣(オムニバスプロモーション)
- 音響効果:中野勝博(サウンドボックス)
- 録音:大坪恵美(OPレクイエムスタジオ)
- 録音スタジオ:OPレクイエムスタジオ
- ビデオ編集:スタジオK2(米山宏造)
- WEBデザイン:野口亜希子
- 宣伝:田中瑞穂、高橋祐馬
- 制作デスク:加藤弘樹
- 設定制作:佐藤克彦(第2話 - 第12話)
- アシスタントプロデューサー:大嶋実句、尾崎祐三
- プロデューサー:田中潤一朗 (TBS)、岩上敦宏(アニプレックス)、加藤昱夫(芳文社)、金庭こず恵(ムービック)
- アニメーション制作:シャフト
- 製作協力:アニプレックス、芳文社、ムービック
- 製作:ひだまり荘管理組合、TBS
特別編とのスタッフの違い
- 監督:(不在)→飯村正之(1話のみ)
- チーフディレクター:上坪亮樹→(不在)
- 撮影監督:(不在)→江藤慎一郎
主題歌
オープニングテーマ
- スケッチスイッチ
- 作詞:秋乃零斗、作曲:前澤寛之、編曲:安藤高弘、歌:阿澄佳奈・水橋かおり・新谷良子・後藤邑子
- 通常編では1番目の歌詞が、特別編では2番目の歌詞が使われた。また、通常編と特別編とではオープニング映像に一部差異がある。
エンディングテーマ
挿入歌
いずれも第4話で使用された。以下の曲リストは上から本編での使用順に並べている。
- 磨きましょ
- 作詞:げるたん、作曲・編曲:柳浦遊、歌:ヒロ(後藤邑子)
- Flyで飛んで
- 作詞:げるたん、作曲・編曲:柳浦遊、歌:ヒロ(後藤邑子)
- ひとつの鍵
- 作詞:げるたん、作曲・編曲:千葉玲未、歌:沙英(新谷良子)
- キラリヒラリ
- 作詞:げるたん、作曲・編曲:柳浦遊、歌:吉野屋先生(松来未祐)
- 夢グライダー
- 作詞:げるたん、作曲・編曲:藤永賢太郎、歌:ゆの(阿澄佳奈)
- 冷たい雨
- 作詞:げるたん、作曲・編曲:藤井亮太、歌:宮子(水橋かおり)
- お菓子工場
- 作詞:げるたん、作曲・編曲:板倉綾子、歌:ヒロ(後藤邑子)
- 夢と希望
- 作詞:げるたん、作曲・編曲:柳浦遊、歌:ヒロ(後藤邑子)
サブタイトル
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 提供バック イラスト |
順番 ※(注記) | |
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1.01 1 | 1311 1月11日 | 冬のコラージュ | 長谷川菜穂子 | 上坪亮樹 | 上坪亮樹 | 伊藤良明 | ヒロユキ [12] | 10 |
1.02 2 | 0821 8月21日 | ニッポンの夏 | 木滝りま | 尾石達也 | 尾石達也 | 守岡英行 | きゆづきさとこ | 5 |
1.03 3 | 0617 6月17日 | またはインド人 | 久保田雅史 | 佐伯昭志 | 石倉賢一 | 西尾公伯 | 今井神 | 3 |
1.04 4 | 0518 5月18日 | 歌うショートケーキ | 長谷川菜穂子 | 椎谷太志 藤本ジ朗 |
森義博 | 宮崎修治 | 湖西晶 | 2 |
1.05 5 | 1413 2月13日 | こころとからだ | 長谷川菜穂子 | 椎谷太志 | 上坪亮樹 | 古川英樹 | ととねみぎ | 11 |
1.06 6 | 0714 7月14日 | ひんやり・まったり | 久保田雅史 | 水野和則 | 吉田秀之 | 吉田秀之 | 石田あきら | 4 |
1.07 7 | 1012 10月12日 | 嵐ノ乾燥剤 | 与口奈津江 | 高村和宏 | 飯村正之 | 潮月一也 宮崎修治 |
蕃納葱 | 7 |
1.08 8 | 1513 3月13日 | 3%の希望 | 与口奈津江 | 藤本ジ朗 | 飯村正之 | 宮崎修治 | あぼしまこ | 12 |
1.09 9 | 0904 9月4日 | 裏新宿の狼 | 久保田雅史 | 石倉賢一 | 石倉賢一 | 西尾公伯 | 門井亜矢 | 6 |
1.10 10 | 1103 11月3日 | ゆのさま | 与口奈津江 | 椎谷太志 | 尾石達也 | 森尾秀樹 | MATSUDA98 | 8 |
1.11 11 | 0428 4月28日 | まーるキャベツ | 久保田雅史 | 森義博 | 森義博 | 中山初絵 | 氷川へきる | 1 |
1.12 12 | 1224 12月24日 | ChristmasEve | 長谷川菜穂子 | 上坪亮樹 椎谷太志 |
飯村正之 | 西田美弥子 古川英樹 |
蒼樹うめ | 9 |
1.125 12 | 1225 12月25日 | サヨナラ...うめ先生 | 長谷川菜穂子 | 上坪亮樹 椎谷太志 |
飯村正之 | 西田美弥子 古川英樹 |
蒼樹うめ | 9 |
1.13 特別編1 | 0811 8月11日 | そして元の位置に戻す | 与口奈津江 | 帆村壮二 | 飯村正之 | 中山初絵 | - | - |
1.135 特別編2 | 1127 11月27日 | そこに愛はあるのか? | 長谷川菜穂子 | 上坪亮樹 | 上坪亮樹 | 伊藤良明 | - | - |
※(注記)日付は、あくまでその放送回の作中で舞台となった日付であり、放映日など現実の時間軸とは関係ない。
※(注記)順番は、時系列順に並べ替えた場合のもの[13] 。
放送局
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送曜日及び放送時間 |
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関東広域圏 | TBS | 2007年1月11日 - 3月29日 | 木曜 25時25分 - 25時55分 |
中京広域圏 | 中部日本放送 | 2007年1月19日 - 4月6日 | 金曜 26時40分 - 27時10分 |
全国放送 | BS-i | 2007年1月25日 - 4月12日 | 木曜 24時30分 - 25時00分 |
2007年10月18日(特別編) | 木曜 24時30分 - 25時30分 | ||
近畿広域圏 | 毎日放送 | 2007年2月24日 - 5月12日 | 土曜 26時25分 - 26時55分 『アニメシャワー』第2部内 |
全国放送 | キッズステーション | 2008年4月11日 - | 金曜 24時00分 - 24時30分 |
X365
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送曜日及び放送時間 |
---|---|---|---|
関東広域圏 | TBS | 2008年7月3日 - | 木曜 25時25分 - 25時55分 |
近畿広域圏 | 毎日放送 | 2008年7月12日 - | 土曜 26時25分 - 26時55分 『アニメシャワー』第2部枠 |
中京広域圏 | 中部日本放送 | 2008年7月10日 - | 木曜 27時00分 - 27時30分 |
全国放送 | BS-i | 2008年7月24日 - | 木曜 24時30分 - 25時00分 |
MBSでは、6月にスポーツ中継が予定されているため、前番組の「ペルソナ〜トリニティ・ソウル〜」が1週繰り下がる。そのため、「ペルソナ-」の終了は7月5日になり、この番組は7月12日にスタートとなる。[要出典 ]エラー: タグの貼り付け年月を「date=yyyy年m月」形式で記入してください。間違えて「date=」を「data=」等と記入していないかも確認してください。
TBS 木曜25:25枠 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
ひだまりスケッチ
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BS-i 木曜24:30枠 | ||
ひだまりスケッチ
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おおきく振りかぶって
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MBS アニメシャワー第2部 | ||
あさっての方向。
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ひだまりスケッチ
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キッズステーション 金曜24:00枠 | ||
ひだまりスケッチ
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TBS 木曜25:25枠/BS-i 木曜24:30枠 |
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ひだまりスケッチ X365
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MBS 土曜26:25枠 | ||
ひだまりスケッチ X365
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-
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CD
ランティスより発売。
- スケッチスイッチ:2007年1月24日発売 (LACM-4338)
- 芽生えドライブ:2007年2月21日発売 (LACM-4347)
- オリジナルサウンドトラック:2007年4月25日発売 (LACA-5631)
- ひだまりラジオ特別編〜いぇすっ! アスミス!!〜:2007年6月27日発売 (LACA-5659)
- キャラクターミニアルバム「ひだキャラ」:2007年9月5日発売 (LACA-5685)
DVD
アニプレックスより特別編を含めて全7巻が発売されている。特典として各話に阿澄佳奈、水橋かおり、新谷良子、後藤邑子のレギュラー4名とゲスト1名によるオーディオコメンタリー収録。特別編は『ひだまりラジオ』のCD付きの完全生産限定版が発売されている。
- Vol.1(第1・2話):2007年3月28日発売 (ANSB-2551)
- Vol.2(第3・4話):2007年4月25日発売 (ANSB-2552)
- Vol.3(第5・6話):2007年5月23日発売 (ANSB-2553)
- Vol.4(第7・8話):2007年6月27日発売 (ANSB-2554)
- Vol.5(第9・10話):2007年7月25日発売 (ANSB-2555)
- Vol.6(第11・12話):2007年8月22日発売 (ANSB-2556)
- 特別編(全2話):2007年10月24日発売
- 限定版(ANZB-2557) - 本編DVD1枚+『ひだまりラジオ』のCD3枚組み
- 通常版(ANSB-2557)
備考
- 製作及びDVDソフト販売でSME傘下のアニプレックスが参加しているが、基本的にSME系アーティストのプロモーションも兼ねた音楽展開を重視する同社としては珍しく主題歌やサウンドトラック等の音楽関係に関わっておらず、本作の音楽関係はランティスが一手に引き受けている。自社関係のアーティストを多く起用する例が多いSony Musicグループ関連作品としては、本作のような例は珍しい。
- 第10話はTBS放送分のみ、止め絵をバックに音声のみでストーリーが進行するシーンが多いバージョンが放送されたが、遅れネット局ではそれらの部分に手が加えられた版が放送された(制作スケジュールの都合上と思われる)。背景画を文字だけで表現した演出から、TBS版第10話はファンからは「富士山 」と呼ばれることがある[14] 。
インターネットラジオ
ひだまりラジオは、ひだまりスケッチに関連したインターネットラジオ。パーソナリティーはゆの役の阿澄佳奈。全6回。
2006年12月20日、『ひだまりラジオ』としてランティスウェブラジオより配信開始。2007年5月からはアニメイトTVでも配信された。毎月1回の更新だが、その月のいつになるかは決まっておらず、準定期的に2007年5月30日の第6回まで配信された。
またアニメ公式サイトにて『ひだまりラジオ残りご飯』が上記のひだまりラジオの配信に対応する形で配信されていた。
2007年10月3日からひだキャラ&ひだまりスケッチ特別編発売記念として『帰ってきたひだまりラジオ』が配信された。
×ばつ365』のタイトルで復活した。メインパーソナリティは前回同様ゆの役の阿澄佳奈。第1回では校長先生役のチョーがメインパーソナリティで阿澄佳奈がゲストパーソナリティというスタンスで、第2回からは原作者の蒼樹うめが「屋根の上のウメス」で投稿された内容のみを読み上げるスタンスで番組が進行した。
また『ひだまりラジオ』の時と同様に、アニメ公式サイトにて『×ばつ365 残りご飯〜おかわり〜』が上記のひだまりラジオの配信に対応する形で配信されていた。
コーナー
ひだまりラジオ
- ひだまり美術館
- 架空の名画の投稿。
- ジングルはM・ムソルグスキーの組曲『展覧会の絵』をアレンジ(オリジナルはピアノ独奏曲)して使用。第2回までは「ムソルグスキー作曲、ラヴェル編曲」とアナウンスされていたが、第3回以降は「ムソルグスキー作曲」のみが言及されており(ちなみに第4回以降は「名曲の調べにのせて」となっている)、こちらの言い方が正しい(『展覧会の絵』も参照)。
- ひだまり荘の住人
- 架空のひだまり荘住人の投稿。ただし、CDなどメディア化においてはカットされている。
- ふつおた
- ノンジャンルの投稿。
×ばつ365">×ばつ365
- おたより
- 普通のお便りを紹介する。
- ゆーのー?
- 自称、物知りの阿澄佳奈に教えて欲しいこと、知りたいことをリスナーから募集し阿澄佳奈が回答していくコーナー。
- 屋根の上のウメス
- 蒼樹うめことうめ先生が言いそうな一言をリスナーから募集し、発表する。
- ひだまり荘の自由人
- リスナーの周りにいる自由人を募集し、報告していく。
- ラウンジノート
主題歌
ひだまりラジオ
- エンディングテーマ
-
- 『凜』
- 作詞・作曲:micco、編曲:菊池達也、歌:marble
×ばつ365_2">×ばつ365
- オープニングテーマ
-
- 『おとこのこパズル』(第1回)
- 作詞:秋乃零斗、作曲:田代智一、編曲:中西亮輔、歌:校長先生(チョー)
- 『ゆめデリバリー』(第2回 - )
- 歌:ゆの(阿澄佳奈)
- エンディングテーマ
-
- 『凜』
- 作詞・作曲:micco、編曲:菊池達也、歌:marble
ゲストパーソナリティー
ひだまりラジオ
×ばつ365_3">×ばつ365
- 第1回:チョー(校長先生役)
- 第2回:蒼樹うめ(うめ先生役) - 屋根の上のウメスのみ登場
- 第3回:新谷良子(沙英役)
脚注
- ^ a b c d 『ひだまりスケッチ(アニメ版)設定資料集その1』より。
- ^ 第2巻54ページ。「高一」より。
- ^ a b アニメ特別編第2話より。
- ^ 本作に登場する架空の月刊誌。岐阜県 関市と美濃市で発行されている同名のフリーペーパーとは無関係。
- ^ アニメ第12話(名前の読みは第8話)より。小説版1巻にも名が出ている。
- ^ Web Newtype (2007年12月10日). "×ばつ365(さんろくごー)」新房昭之監督インタビュー&PV公開!!". 12月11日閲覧。accessdateの記入に不備があります。
- ^ どちらも本作同様、シャフト制作、新房昭之監督作品という共通点がある。
- ^ アニメ特別編第1話より。
- ^ 『まんがタイムきららCarat』2008年1月号、芳文社、p.3。
- ^ 『まんがタイムきららCarat』2008年4月号、芳文社、p.3。
- ^ 10話のMATSUDA98は原作者と親交のある作家、11話の氷川へきるは『ぱにぽに』の原作者、8話のあぼしまこは『ぱにぽにだっしゅ!』のちびキャラデザインならびに『ネギま!?』のプロダクションデザインの担当である。
- ^ これに合わせたのか、アニメ版『ドージンワーク』最終話予告のイラストを蒼樹が描いている。
- ^ http://www.tbs.co.jp/anime/hidamari/03story/story.html
- ^ 富士山とは はてなダイアリー 2007年11月13日閲覧